昨日の感想を少し

「9 days Queen」の感想を、少しばかり。

まず、正直に言って、あまり期待をしていませんでした。
すみません。
堀北真希ちゃんは決して演技派ではないし、イメージ的にははまるけど、どうかなあと。
でも、脇はがっつり締めてあるから、まあ、悲惨なことにはならないだろうな、位の気持ちでした。

この観測は当たっていました。
大当たり。
でも、嬉しい誤算というか、堀北真希ちゃんの純真無垢なイメージがあんまりはまりすぎていて、むしろ、演技派でないことで、ジェーンの存在感を表していたのです。

たとえば、田畑智子さんのメアリー。
堂々とした存在感と確かな演技力で、ひやりと冷たいメアリーを体現していました。
あるいは、乾いた演技で虚無的ともいえるエリザベスを作り上げた江口のりこさん。
この二人に比して、堀北真希演じるジェーンの無作為さときたら。

存在感だけでジェーンを体現する、というのは、ある意味ものすごいことだと思いました。
褒めてます。
最高級の褒め言葉です。

周りが演技派であればあるほど、彼女の無垢な演技（？）が光り輝いていく。
そんな舞台、まずないと思うのです。

だから、これは、ものすごい舞台です。

あったか

茶々子だよん！
ひなたぼっこ中です。
いやあ、極楽、極楽。
（茶々子）