茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

今日も晴れ晴れ

2015-02-15 11:02:03 | 茶々
うわっ!
まぶしくて、ヘンなお顔になっちゃった!
今日も元気な茶々子ちゃんです。

降水確率ゼロ!
風もそんなになくて、家の中よりお外の方がアッタカインダカラ~。

茶々子ちゃんでしたっ!
ちゃんとしたお顔の写真もアップしとくね!
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これで最後です!

2015-02-15 10:47:03 | 中国
おつきあいいただいたお父ちゃんの中国旅行編も、これでラストです。

少し、中国の歴史の復習になりますが、北魏は6世紀の前半に東魏と西魏とに分かれます。
お父ちゃんが暮らす山東省は東魏、今回旅行した陝西省は西魏の領土でした。
東魏の仏像は、以前紹介した青州の博物館にたくさん素晴らしいものが残っていますが、今回ご紹介するのは、済南の山東省博物館の菩薩像です。


法隆寺の止利仏師作の釈迦三尊に表情が似ており、北魏の仏像の面立ちを色濃く残しています。


この菩薩像は冠に蝉が造形されています。
日本ではこのような意匠の冠は見たことがありませんが、以前紹介した青州博物館の菩薩像の冠にも蝉が造形されているものがあります。
(画像は2015年1月7日の「青州博物館其の壱」をご覧ください。)
気になって調べてみたところ、このような冠は北魏末期から東魏の時代の菩薩像に見られる特徴で、戦国時代以来、皇帝の近臣や高級宦官が清廉の証として冠の正面に蝉の飾りをつけた伝統に由来するそうです。
また、この菩薩像は、MIHO MUSEUMが1995年に英国の美術商から1億円で購入したものの、後にこれが盗品だと判明し、同館が無償で中国に返還し、本来の出土地である山東省に戻ってきたという経歴を持つ菩薩像だったということもわかりました。


菩薩像(西安博物院蔵)
西魏時代の菩薩像。
可憐で優しい顔立ちの菩薩像です。
この菩薩像は仏像展示室の一番奥にひっそりと佇んでいたそうです。。
お父ちゃん曰く、西安博物院は陝西歴史博物館の陰に隠れてあまり目立たないけれども、なかなか素晴らしい展示品が多く、穴場的な場所だそうです。

もし、訪れる機会があったら、あなただけの素敵な仏様を見つけられるかも知れませんね。

お付き合い、ありがとうございました。
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おまたせ!パンダ

2015-02-15 10:41:21 | 中国
西安旅行のおまけ。
済南動物園の写真です。


パンダ。
寒いので、中国でも冬はパンダは室内にいます。


パンダ。
どこのパンダも、あまりサービス精神は無いようです。
おっさんみたいなやさぐれた背中が哀愁を漂わせています。


豹の子。
以前紹介した時はまだ赤ちゃんだった豹の子もずいぶん大きくなって、こんなに精悍な顔付きになりました。
ちょっと眠たい?
不機嫌そうな目つきですね。
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西安旅行第五弾

2015-02-15 10:05:49 | 中国
大雪にみまわれたという西安旅行。
タイトル画像は雪の高速道路。
こんな状態でも、中国の人はほとんどスノータイヤを着けないんだって。
走っている車は、ヒュンダイが多いそうです。


雪の乾陵。
乾陵は唐の高宗と則天武后の合葬墓です。
雪なので、誰もいません!
まあ、当たり前かも。
大雪の日に、わざわざ奈良の古墳巡りをするような人はいないでしょうから。
山の上に墓があります。


乾陵参道のペガサス像。


乾陵の碑。
今、中国では『武媚娘伝奇』というドラマが人気で、学生に紹介されてお父ちゃんも毎日観ていたそうです。
范冰冰(ファン ビンビン)という女優さんが武媚娘(則天武后)を演じています。
残念ながら、雪のために墓の前までは行けなかたそうですが、乾陵の地下には地下宮殿が存在し、それはおそらく未盗掘だろうと言われているそうです。
今後この地下宮殿が発掘された時、どのような宝が見つかるか……。
楽しみですね。


唐代婦人の壁画
乾陵の陪葬墓(付随する墓)である章懐太子(李賢:高宗と則天武后の子で、謀反の疑いをかけられ太子を廃され自殺させられた人。陝西歴史博物館の項で説明した邠王李守礼の父です。)墓の壁画。
高松塚の婦人像とは趣きが異なり、お父ちゃんはこちらの方が好きなんだって。
残念なことに展示の環境が悪く、保存状態が良くなくて、このままではやがて壁画が消滅してしまう虞があるようです。
キトラなんかと同じ悩みですね。


茂陵
こちらは最終日に訪れた漢の武帝(劉徹)の陵。
今、CSで武帝の皇后を描いた『衛子夫』というドラマを放送しています。
茂陵の陪葬墓には彼女の弟の衛青や霍去病の墓はありますが、衛皇后の墓はありません。
衛青の墓はこちら。

これが、武帝に大抜擢(寵愛?)されたという霍去病の墓。



青銅の犀(漢 前1世紀頃)
茂陵博物館の逸品。
かなりリアルな造形です。
国宝なのですがこれもあまり展示の環境が良くないそうです。
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