先日夜中に目が覚めて、なんか面白いTVやってないかなとザッピングしていたら、CSですごいの発見。
まだ、無名時代の堺雅人さんが出演している辻仁成原作の「嫉妬の香り」というドラマ。
これがまあ、とんでもないくらいひどいドラマなんですよ。
あまりのことに唖然とし、大笑いしちゃいました。
なにがひどいって、もう、それこそ全部。
たぶんWヒロインなのでしょうが、そのヒロイン二人とも、すごい「おダイコン」なんですよ。
堺雅人はその二人と絡むのですが、「無名時代=劇団時代」だから、妙に存在感のある演技なのです。
その演劇青年クサイ演技と「おダイコン」との絶妙な掛け合いが、なんともなんともなのです。
そしてもう一人、オダギリジョーが、壊れた役で出ていて、これもなんかもうすごい。
お話の内容も、まあ途中からだからちんぷんかんぷんなのですが、なんか、変!!!!!
どうやら香りに関するドラマらしく、どっかの香水メーカーとタイアップしているみたいなのですが、宣伝になってないでしょ、これ。
大金持ちのフランス人とご結婚されて、セレブになっている元フジTVのアナウンサーが、アロマ・セラピスト役で出てきて蘊蓄をかたったり、なんかわけわかんない。
でも、確かに2000年頃って、こんな感じだったかもしれない。
あとで調べたら、「トリック」なんかと同じ深夜のドラマ枠だったみたいです。
知らなかったのも当然ですが、昔のドラマって、意外と破壊力がありますね。
主演の女優さんのお名前は伏せておきます。