唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ファイナル・フロンティア / アイアンメイデン

2010年11月03日 | 音楽
ファイナル・フロンティア
クリエーター情報なし
EMIミュージックジャパン


この作品の前の2作品は、とても聴きやすくて、メロディがぱっと入ってくるようなイメージでしたが、この作品は、ちょっとそれとは違った印象があります。

なんというかなかなか頭の中にメロディが入ってこない感じです。これは悪い意味ではなくて、むしろ、おかげで何度も繰り返し聴きたくなるって感じで。まいにち聴いていますが、なんか毎回新鮮な感じがするんです。
こういう作品は結構なじんでくると、好きなアルバムになってしまったりするんですが、この作品はどうでしょうか。

アイアンメイデンって、なんかリズムがくるってると思う時があるんですが、あれは何なんですかね。メイデン流の工夫なのか、本当にただくるっているのか、それとも自分の耳の方がくるっているのか…
ブルースディッキンソンの音程のとり方もあやしい感じがずっとしていたんですが、最近の作品はそれが結構普通になってきてるなと思っていたんですが、今回はちょっとまたあやしい感じも出てきて…ちょっとだけブルースディッキンソンらしさがまた戻ったかな?なんて思ったり・・
まあ、これも自分の主観だからね。

今日も、聴きながら寝るとしましょう。

しあわせ色のルビー

2010年11月03日 | 映画 さ行
しあわせ色のルビー [DVD]
クリエーター情報なし
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン


主人公の女性は、ユダヤ社会の中で神に絶対的な信頼・・というか、永遠の忠誠を誓っているような旦那とその周りの世界の中で、自分の存在との矛盾がだんだん大きくなって、そんな心の隙間を利用されて、不倫関係を結び、自らの才能を生かす場所を与えられる。仕事がうまく行って自分の才能が生かせる仕事を手に入れ、うちなる炎、魂の悲鳴を納めることができたのかというと、やっぱりそうではなかったわけですね。

芸術に出会ったときに、またその炎の本質に近づいたのかもしれません。
その生活も結局は、肉体関係への依存と仕事上も縛られている。そして生活も縛られているという状況の中で、本当の自分の解放では無かったんですね。

女性にとっての自由って何だと、考えさせられました。

男の経済的な束縛の中で自由はあり得ないのではないかと。
女性の自由度は、結果的に経済的な自由度に支配されちゃうんじゃないかな?まあ、男もそうだけど・・・

セックスシーンが淡々としていて、生殖のための作業のようで、人形のようで、それがまたその閉塞的な社会って感じがしました。