唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

チェ 28歳の革命

2010年11月27日 | 映画 た行
チェ 28歳の革命 [DVD]
クリエーター情報なし
NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)


今のところよくわからない作品です。特によかったとも思わないし。
ただドキュメントのように後追いするにしても、説明がなければ、何が何だか分からないところもあるし、フィデルカストロとの関係も結構希薄なので、2人の関係がよくわからない。ただの上下関係にも見えなくもない。実際にそうだ他のかもしれないし、もっと深い関係なのかもしれない。
フィデルの部分はあまり人間的なところが見えないので、ただの潔癖症の扇動者にもみえてしまう。
もしかして、ゲバラには思い入れがあっても、フィデルにはあまりいい印象を持っていないのかな?これは、今のキューバが進めてきたことへの印象もあるのだろうけど、ゲバラは死んだ人だからいくらでも美化できる。一方のフィデルはこれまでのキューバの国のあり方そのものが判断の対象となり、革命が成功したと言えるのかどうかもそこで決まるし、今経済的にも破たんしかねない状況にあるみたいだけど、これからキューバがどうなるかで、フィデルの革命の良しあしが決まっていくのだから。

革命からの流れよりは、国連での演説とか、インタビューとかのがけっこうおもしろかったです。