撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

伊賀鉄道 上野市(2011.7.8) 862F さよなら撮影会

2017年07月07日 22時52分22秒 | 四日市あすなろう鉄道、三岐鉄道、養老鉄道、伊賀鉄道
6年前に伊賀鉄道の860系が引退するのを記念して行われた、さよなら撮影会で862Fを撮りました。
860系は、元々は京都線、橿原線、田原本線などで活躍していた820系です。
近鉄の通勤車は20m級の車体が標準ですが、伊賀線には大型車すぎて転入が無理でした。
そこで、18m車長を生かして820系が標準軌から狭軌に改造の上、1984年と1993年の2回に分けて転属していました。

伊賀線が近鉄から伊賀鉄道への移管後も主力として活躍していました。
しかし、老朽化もあり2010年~2012年にかけて東急1000系を改造した200系に、順次、交代していきました。
そして、撮影した7/8のイベントを最後に、全社が引退となりました。
当日は上野市駅に隣接する上野市車庫で、862Fのさよなら撮影会が開催されました。

1枚目は、さよなら撮影会の会場で撮影したモ862です。
サイクルトレインのヘッドマークが取り付けられてます。



2枚目は、上野市駅のホームから撮影したク762です。



なお、862Fは昭和30年代まで近鉄の標準塗装として使用されていたダークグリーンの復刻塗装がされてました。
しかし、近鉄の820系の頃から実車がこの色に塗装されたことはなく、イメージを復刻塗装したという位置付けです。