撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

JR東海 富田浜(2011.9.18) 213系 普通 名古屋行き

2017年09月17日 10時49分22秒 | JR各社
6年前に、関西線で運用されていた213系を撮りました。
213系は旧国鉄で最後に登場した新規系列でした。
元々は瀬戸大橋線向けで、211系のような前面とステンレス車体ですが、117系のような2扉の転換クロスとなってました。

一方、関西線の名古屋駅~亀山駅間は1982年に電化され、当時は113系が運用されていたと思います。
その後は多分、利用者の低迷が原因と思いますが、165系の3連が主力となっていました。
しかし、165系の老朽化と関西線の輸送改善のため、1989年にJR東海として5000番台が投入されました。

関西線は日中の閑散時間帯では2連で十分のため、MMユニットではなく単独電動車の1M方式で運用可能な213系が適していたようです。
また、近鉄への対抗上、転換クロスを備えていたのも適していたと思われます。

しかし、2000年に関西線のワンマン運転が始まると使用頻度が減少し、運用されることが少なくなりました。
2011年には関西線から撤退して、全車が飯田線に転用されて同線の119系が引退しています。
この日は関西線の撤退が分かっていたので、関西線を運用されていた記録を撮りに行きました。

1枚目は、富田浜駅に到着するクハ212-5009の普通 名古屋行きです。
富田浜駅は、2面2線の相対式ホームで退避待ちが可能です。
客車列車の名残で、中間駅ですが長いホームになっています。
跨線橋も無く、構内踏切で2本のホームが結ばれています。



2枚目は後追いで、富田浜駅を出発したクモハ213-5010です。
上手い具合に、富田浜駅の駅名標が写りこみました。