撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

能勢電 平野(2012.1.4) 雪模様の3170F 普通 妙見口行き 能勢の冬景色HM

2021年01月09日 17時37分23秒 | 能勢電
9年前に、雪模様の天候の中で能勢電 平野駅で能勢の冬景色ヘッドマークを掲出した旧阪急3100系を撮りました。
1枚目は、平野駅に向かう能勢の冬景色ヘッドマークを掲出した3170(旧阪急3156)の普通 妙見口行きです。



2枚目は後追いで、平野駅に到着した3120(旧阪急3106)です。



3100系は、3000系の宝塚線用として1964~67年に40両が登場しました。
宝塚線での運用は1998年に終了しており、以後は今津線、伊丹線、箕面線で活躍しました。
2016年に伊丹線の3150Fの引退で3100系の編成は終了し、2018年の伊丹線の3052Fの引退で3100系の中間車3651が引退し、阪急から3100系は全て引退しました。

一方、1996年に能勢電に譲渡された3156Fは3170Fに改番されて現在も活躍中です。
能勢電への譲渡に当たり、前面の標識灯が腰部に移設、ステンレスの飾り帯の設置、車番も左窓上への変更などデザインが変更されています。
車内は化粧板が木目調からグレー系に、座席モケットが緑色から青色に変更され、つり革も握り部の形状が円形から三角形のものに交換されています。
既に紹介したように、この日は山下駅で撮っている時点では曇天でしたが、途中で雪が降り始めて平野駅に着いた時には結構な雪模様になりました。
3170Fは、2011年12月~2012年2月まで能勢の冬景色のヘッドマークが掲出され、車内にも季節を感じさせる装飾が施されていました。
たまたまですが、冬景色らしい光景を記録することができました。