撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

JR西日本 島本(2012.3.10) EF81-101+24系客車 寝台特急 日本海 大阪行き

2021年03月24日 22時04分12秒 | JR各社
9年前に、JR西日本 東海道線(JR京都線)島本駅で、EF81形+24系客車の寝台特急「日本海」を撮りました。
1枚目は、島本駅に向かうEF81-101の寝台特急「日本海」大阪行きです。
「日本海」のヘッドマークを掲出した電気機関車を先頭にした編成は、昭和から続く典型的なブルートレインです。



2枚目は、島本駅を通過するEF81-101です。
機関車が牽引する列車を撮ることは少なかったですが、鉄道らしい光景です。
もっといろいろな光景を記録しておけば良かったと反省しています。



3枚目は後追いで、高槻駅に向かう電源車カニ24形です。
「日本海」のテールマークの左端には、寝台列車を示す流れ星マークが描かれています。



この年の3/16のダイヤ改正で寝台特急「日本海」の定期運転が終了しました。
撮り鉄の殆どの方々にとっては、ブルートレインなどの寝台特急は格好の被写体になっていたと思います。
しかし、私鉄や路面電車への関心が高かった自分は、殆ど記録したことがありませんでした。
さすがに定期運用の終了が近づいてきて、記録しておこう思い、この日は島本駅に出掛けました。
出遅れたため、ホーム先端は既に同業者がたくさん居られたので、JR素人の自分は空いていたホーム中ほどから撮りました。

1947(昭和22)年に大阪~青森駅間で運転を開始した急行列車は、1950(昭和25)年に「日本海」と命名されました。
1968(昭和43)年には急行列車は「きたぐに」に改称され、20系客車を使用した寝台特急「日本海」が大阪~青森駅間で運転を開始しました。
1975(昭和50)年には14系客車に変更され、季節列車1往復も運転を開始して、「日本海」は2往復になりました。
1976(昭和51)年には季節列車が24系客車に変更され、1978(昭和53)年には季節列車も定期列車に変更され、2往復とも24系客車の運用となっています。
1988(昭和63)年の青函トンネル開業により、1往復は大阪~函館駅間に運転区間が延長されました。
2006(平成18)年に函館駅までの運転区間が青森駅までに短縮され、2008(平成20)年には1往復が廃止されて1往復のみの運転となりました。
そして、2012(平成24)年のダイヤ改正で定期運行が終了しました。