撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

阪急 上桂(2024.4.5) 6351F 普通 桂行き

2024年04月23日 22時58分40秒 | 阪急
4/5に、阪急嵐山線 上桂駅で桜をバックに6300系を撮りました。
1枚目は、上桂駅に停車する6351の普通 桂行きです。
上桂駅の構内の桜を背景に入れて撮りました。



2枚目は後追いですが、上桂駅を出発した6451です。



3枚目は6351に乗車した際に撮った、ブルーリボン賞プレート、製造銘板、車番プレートです。



嵐山線は2027年春頃にワンマン運転を開始することが、昨年11月にリリースされています。
現在は6300系の4両編成が運用されていますが、ワンマン化の際に3扉車への世代交代も予想されます。
何れ安全対策としてセンサ付ホーム固定柵の設置などが始まると思われますが、3扉車用の位置に設置されると2扉車の6300系とは乗車位置が合わなくなるので、6300系は2027年春を待たずに引退することもあり得ます。
そう考えると6300系と桜を絡めて撮ることができる機会も多くないと思われるので、この日の午後は嵐山線で撮りました。

以下の記事は過去に書いたブログの再掲になります。
6300系は1975~1978年に京都線の特急用車両として8両編成×8編成が登場し、1984年には通称6330形の8両編成×1編成が増備されています。
片側2ヶ所の両開扉を両端に寄せ、扉間に転換クロスシートが配置された独自の設計です。
また、側面窓は2800系でも採用されていた2連式の一段下降窓を配置されています。
塗装はマルーンを基本に、初めて屋根肩部分にアイボリーを入れて特急車としてのイメージを強調されていました。
8000系以降の新造車ではアイボリー塗装は標準となり、後に6000系、7000系、5000系リニューアル車も塗装変更が進み、阪急伝統のフルマルーン塗装は少数派となってます。
1976年には阪急の車両では唯一、鉄道友の会のブルーリボン賞を受賞しています。

2003年に3扉クロスシートの9300系が登場して以降、特急運用からは徐々に引退し、本線運用は2010年1月をもって一旦終了し、2月に6350Fが引退記念運行として特急運用に充当されたのを最後に、本線での8両編成の運行は終了しました。
2009年に6351~53Fの3編成は中間車4両が脱車されて4両編成化され、クロスシート部の横2列+1列化などのリニューアル改造が行われて嵐山線に転属しました。
嵐山線の6351~53Fは前照灯が白色LEDに変更された以外は、2009年のリニューアル改造の頃と変わりなく運用されています。

【お詫び】
申し訳ございませんが、本文に誤りがありましたのでお詫び申し上げますとともに訂正いたしました。