撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

三岐鉄道 富田(2024.3.30) 旧JR東海 211系 SS8、SS7、SS3、SS11編成、 JR貨物 DF200-201

2024年04月05日 23時56分18秒 | 中小私鉄
3/30に三岐鉄道 富田駅でJR東海から三岐鉄道に譲渡されたと思われる211系と、留置中のJR貨物のDF200形を撮りました。
1枚目は、富田駅の構内に留置中の左側から順番に電柱に隠れてますがSS8編成のクハ210-5043、SS7編成のクハ210-5040、その陰に隠れてますがSS3編成のクハ210-5028、SS11編成のクハ210-5048です。



2枚目の右側はSS8編成のクモハ210-5614、右側はSS7編成のクモハ210-5613です。
側面の表示幕は回送ですが、前面の表示幕は撤去されていて蛍光灯が見えています。



3枚目は、SS7編成のクモハ210-5613をアップで撮りました。



4枚目は、SS3編成のクハ210クモハ210-5609です。



5枚目の右側はSS11編成のクハ210-5616、左側はJR貨物のDF200-201です。



6枚目は、JR富田駅から撮ったDF200-201です。



211系は1985年の国鉄時代に登場した直流近郊形電車で、国鉄の分割、民営化後はJR東日本、JR東海、JR西日本でも増備されました。
1988年~以降にJR東海で登場した5000番台は4両編成 、3両編成で共に電動車が2両連結されていて、JR東日本の編成に比べて電動車比率の高い編成でした。
また、座席はオールロングシートで当初はトイレが設置されていませんでしたが、1989年からはクハ210形にトイレを設置した5300番台も登場しています。
さらに、屋根の一部が切下げられて狭小建築限界トンネル対策パンタグラフを装備した5600番台、2両編成で1M方式の6000番台などもバリエーションも増えていきました。
長らくJR東海の主力として活躍しましたが、315系の登場により2022年から引退が始まっており、2025年度までに全車引退が予定されています。

静岡車両区所属の211系5600番代のうち、3/20未明にSS2、SS3編成が自走で富田駅に回送され、3/22未明にSS7、SS8、SS11編成の合計5編成は自走で回送されました。
今後の動向は発表がありませんが、恐らく旧西武の車両ばかりだった三岐鉄道の車両の一部の置き換えになると思われます。

以下の記事は過去に書いたブログの再掲になります。
DF200形は北海道地区で運用されていたDD51形の重連運転の解消、老朽車両の置換えを目的として開発され、1992~2011年に49両が登場しました。
さらに、2013年にJR九州が運行を開始した豪華寝台列車(クルーズトレイン)「ななつ星 in 九州」の牽引機として、7000番台が1両登場しています。
2005~11年に登場していた100番台の内、8両が2016年~以降に防音強化等の改造を施されて200番台に改番され、愛知機関区に配置されて関西線でのセメント貨物列車に運用されています。
201号機は2023年1月から愛知県と三重県をイメージとしたラッピングを施されて、一般公募によるAi-Me(アイミー)の愛称で運行を開始しています。