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韓国ドラマ「となりの美男<イケメン>」 イケメン人気の秘訣を分析!

2013-07-01 | 韓ドラ た行、つてと

パク・シネちゃんとユン・シユン君が共演されたラブコメディ
「となりの美男<イケメン>」が、今日から「韓流セレクト」ではじまりました。
高校時代のある事件をきっかけにひきこもりの生活を送っているドンミ
(パク・シネ)は向いの豪華なマンションに住んでいるテジュン
(キム・ジョンサン)に片想い!
毎日双眼鏡でテジュン(キム・ジョンサン)をのぞき見することが唯一の
楽しみです。
ところがテジュンの家に同居することになったテジュンの従兄弟エンリケ・クム
(ユン・シユン)にのぞき見しているのを気づかれ誤解を受けます。
後に誤解が解けドンミ(パク・シネ)の事情を知ったエンリケ・クム
(ユン・シユン)は殻に閉じこもったドンミ(パク・シネ)を外の世界に
引っ張り出そうと手を差し伸べるのです!

一方ドンミの隣に住む漫画家のジンラク(キム・ジフン)は以前からドンミに
好意を抱いていて彼女をずっと見守ってきました。
それなのに・・・なぜ??と、 突然現れたエンリケ・クム(ユン・シユン)の
行動に頭を悩ませるのです~(笑)
キム・ジフンssiは現在BSで「どれだけ好きなの」が放送中ですが、本作でも
おしゃれに興味がなくいつもジャージ姿ですが、元祖イケメンのジフンssiは
やっぱり素敵です!

ドンミの生活を壊さないように気遣いながらやさしく見守るジフンssiの姿は、
まさに「あしながおじさん」そのもので、その反対に若いエンリケ・クム
(ユン・シユン)は傷つく事を恐れずドンミと向かい合って進んでいきます。
ユン・シユン君は実際でも「何事にもベストを尽くす」タイプだそうです・・・
もちろん、恋愛にも・・・ いつも全力投球する熱いイケメンなんですねぇ~!?
パク・シネちゃん演じるヒロインの愛されぶりが羨ましい限りです・・・(笑)











「となりの美男<イケメン>」…イケメンシンドロームを起こした3つの理由

★生活型ラブストーリーを盛り込んだ“優しいドラマ
それぞれの魅力を持つイケメンたちが大勢出演しているが、「となりの美男<イケメン>」は
単に目だけで楽しむドラマではない。隣の家にイケメンが何人も住んでいるという
ファンタジー的な設定の中に、その隣人たちの平凡な人生と現実を同時に盛り込んでいる
生活型ラブストーリーだ。

プロデューサーは「イケメンという糖衣錠の中にドラマを通じて伝えたい現実的なメッセージを
盛り込んだ」と伝えていた。その企画の意図通り「となりの美男<イケメン>」は若い世代の
人生と恋愛をハツラツとしたタッチで描写しながらも現実の痛みも慰めてくれる作品だった。
王子様の救援を待っている典型的な女性主人公のラブストーリーではなく、過去の傷を抱えて
生きている一人ぼっちなひきこもりのドンミがエンリケ・クムに出会い、互いの傷を癒しあい
ながら世の中へ一歩を踏み出す過程を美しく描いた。

また、若年層の現実を暗くならないよう、淡白に盛り込んだ。節約精神溢れるドンミは、
原稿校正料でやっと生活している88万ウォン世代(88万ウォン(約7万4千円)世代:韓国で
平均給与額が88万ウォンである大卒の非正規雇用者を示す)の一人だ。
ウェブ漫画家のアシスタントであるユ・ドンフン(コ・ギョンピョ)も88万ウォン世代の厳しい
人生を演じ、視聴者の共感を得た。いつも目の下にクマが出来ているウェブ漫画の担当者
キム・スルギの「私は35歳になるまでは一日4時間以上は寝ないと決めた。学歴もないし、
コネもないし、お金もないんで、時間だけでもたくさん持っていようと思ってね」という台詞に
ただ笑うことができないのは、このためだ。


★再発見したスター、ユン・シユン&パク・シネ
「となりの美男<イケメン>」を通じて誰よりもイメージチェンジに成功した俳優は
ユン・シユンだ。ユン・シユンはこれまで披露していた真剣なイメージから抜け出し、
エンリケ・クム役に溶け込んで明るくハツラツとした愛嬌たっぷりの魅力を披露した。
真っ直ぐな性格で知られているユン・シユンが普段のイメージとは違った軽い演技で10~40代の
女性視聴者を虜にした。

前作ではボーイッシュで明るい性格でその魅力を披露していたパク・シネは大人しく小心者だが、
人々の心を理解することができる温かさを持つコ・ドンミ役に扮した。
特に涙の演技が多かったパク・シネは、演技歴10年目という経験に相応しく視聴者を泣かせる
好演を披露した。

元祖イケメンのキム・ジフンの活躍も欠かせない。キム・ジフンは冷たくて言葉遣いも悪い
ワイルドな魅力をアピールしながらも愛するコ・ドンミの前では限りなく優しい一匹の羊に
なってしまう“冷たい純情男”の魅力を披露した。
3年間片思いをしていたドンミを見守るしかなかったジンラクの切ない恋に、視聴者も泣いた。

他にもパク・スジンは個性的な悪女を演じ、劇に緊張感を与えた。
コ・ギョンピョ&キム・スルギカップルはドラマの面白みを倍増させた。


★イケメンシンドローム”の系譜を継いだ「となりの美男<イケメン>」
「となりの美男<イケメン>」は「美男ラーメン店」「美男バンド~キミに届けるピュアビート」
を継ぐtvNの3度目の「イケメンドラマ」だ。
tvNは今回の作品を通じて再びイケメンシンドロームを巻き起こし、「イケメンドラマ」を
一つのジャンルに安着させた。

「となりの美男<イケメン>」は韓国での放送が終わる前に、韓国のケーブルチャンネル史上
最高価格で日本へ輸出され、韓国だけでなく海外でもイケメンシンドロームを巻き起こしている。
また中国最大のポータルサイトSofuテレビによると「となりの美男<イケメン>」は韓国ドラマの
VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスデイリーランキングで1位に輝いた。

「となりの美男<イケメン>」の視聴者の心に響く感性豊かな独白(ドンミの叙情的な
ナレーション)もイケメンシンドロームの一つだといえる。
パク・シネが低い声で披露する「彼女」の独白は視聴者の心に深く響き、共感を得た。
キム・ウンジョン脚本家の感性豊かな履歴が再び注目を浴びることにもなった。
最近は「彼女」の独白に続き、エンリケ・クムを愛するようになってからドンミが書き下ろした
「彼」の独白も注目を浴びている。

「となりの美男<イケメン>」を担当していたチョ・ムンジュプロデューサーは「『隣人』と
いう現実的な素材をファンタジー的に表現しようとした企画の意図が、上手く伝わった。
感性溢れるラブストーリーが上手に表現され、見ているだけで嬉しくなって愉快になる
“優しいドラマ”を届けることができて、意味のある作品だった」と伝えた。

TVREPORT記者 : イ・ジヒョン















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