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   感想を綴っています・・・

韓国ドラマ「星も月もあなたへ」家族愛がテーマに!あらすじと感想!

2013-10-08 | 韓ドラ は行、ほ

ドラマ「星も月もあなたへ」は家族間の葛藤と愛をテーマに2組のカップルが
中心となって描かれた心温まるホームドラマです!
主人公の医師ジヌ役には「ブレイン」でクールな医師を演じたチョ・ドンヒョク
さんが過去のトラウマから手術恐怖症になった外科医を好演しています。
ヒロインのチェウォンには「鉄の王、キム・スロ」のソ・ジヘさんが人の痛みが
分かる純粋な会長令嬢を明るく演じ、二人はお互いに想いを寄せ合うように
なります。
ところが二人には昔忘れることができない大きな心の傷がありました。
チェウォン(ソ・ジヘ)は昔、屋上に一人残され死にそうになったことがあり、
その犯人がジヌの元カノのギョンジュ(ムン・ボリョン)だったのです。
またジヌには昔川でおぼれたジンスという兄がいて、いまだに安否がわからず
家族が悩み続けています・・・
ところが、その子がチェウォン(ソ・ジヘ)の兄ミニョク(コ・セウォン)のよう・・・





チェウォン(ソ・ジヘ)はジヌが老人病院にきたのは自分とぶつかって手を怪我
したことが原因だったと思って悲しみますが、ジヌは自分のことだから心配
するなと言います。
やさしいチェウォン(ソ・ジヘ)にだんだん惹かれていくジヌは、彼女が会長の
娘だということを知り驚きますが、チェウォンは強引に新聞のインタビューで
ジヌとの結婚を発表します。
その後、ジヌが昔ギョンジュと付き合っていたことが分かり「別れよう」と告げ
ますが、二人の大きな愛でいろいろな反対を乗り越え、ジヌは「僕と結婚して」
とプロポーズをします。
中盤、どちらの家で同居するか、式場はどこにするかいろいろモメますが、二人
は幸せな結婚生活をはじめ、意外に早く妊娠をします。(笑)
明るく前向きなお嬢様ですが、仕事には厳しくわがままでないソ・ジヘさんが
ジヌの家族と楽しく暮らしている姿は見ていて心がホット癒されますね!
お似合いの若夫婦だと思います!





また一方、ヒロインのチェウォン(ソ・ジヘ)の兄を演じるミニョク役を
コ・セウォンさんが魅力的に好演し、私は主演のチョ・ドンヒョクさんに負けない
くらいのオーラと存在感を感じました。
実はミニョク(コ・セウォン)は会長の一人息子(本部長)ですが、会長の実子
ではなく養子だったという出生の秘密を抱えています。
本作ではじめにコ・セウォンさんを見たとき、「イノセント・ラブ」、「チュノ」
に出演されているデニー・アンさんと間違えてしまいました。。。(笑)
私のお友達も同じことを話していましたが、似てますよねぇ~(*^_^*)/
でも、この難しい本部長役は落ち着いた大人の雰囲気があるコ・セウォンさんに
ピッタリの役だと思いました!

そしてその本部長に野心家で傲慢なギョンジュ(ムン・ボリョン)が近づいて
きます。
彼女はジヌ(チョ・ドンヒョク)の元カノでしたが、野望も夢もなく老人病院に
行ったジヌを振って本部長のミニョク(コ・セウォン)に乗り換えます。
ところがお互いにいつしか真剣に愛し合うようになりますが、ミニョクが11年前の
妹チェウォンの事件の犯人がギョンジュだったことを知り、またジヌを捨てて自分
のところに来たことも知ります。
ミニョク(コ・セウォン)にとっては、はじめて真剣に愛しはじめて結婚したいと
思った女性がギョンジュだったらしいけど・・・
まぁ~なんてひどい女性を愛してしまったのかしら・・・
彼女の悪巧みや裏切りを知っても最後まで許してしまうほど愛しているミニョクの
気持ちが理解できないけど・・・
愛は人を信じさせてしまう力があるのねぇ!これって「真実の愛」なのかしら?
この二人の愛はラストまで理解に苦しみますが、これがミニョクの大人の愛かも・・・



そして終盤に失踪児童センターから、家族の遺伝子と一致した人がいるとジヌと
ミニョクに連絡が入りますが、ミニョクが自分の方の連絡先を拒否したために
ジヌの父親が大きなショックを受けるのです。
ミニョクもまたジヌの兄だったことに大きな衝撃を受け、ただ妹の幸せだけを
願っての行動だったと思いますが父親のことを考えると複雑な心境になります。

ジヌはミニョクが兄だったことを知り、真実を隠す兄ミニョクに、
「会うべき人がいるでしょう」と怒りをぶつけるのですが、
ミニョクは「世の中には再会して幸せになる人と不幸になる人がいる。」
「そのために幸せになる選択をしないと・・・」
「父さんに会ったら不幸になるというのか? なぜだ?」
「今記憶がなくても自分が誰なのか、父親が誰なのか今は知っているだろう。」
「それは真実を隠すよりも残酷なことだ!」と大声で激怒しながら泣き叫ぶジヌ
の顔が怖かったですが、それでも「お前は妹のチェウォンと幸せになれ。
あの子は妹だ。不幸にしたら許さない。」と告げる兄の言葉も苦しい選択だったと
思います・・・
この場面は、二人のそれぞれの思いと愛が詰まった印象的なシーンでした。

そして実の父親がミニョクのことを知り、ミニョクと一緒に住むようになりますが、
自分が経営するリフォーム店の作業を手伝う息子の姿をみて、結局子供が一番
自分らしく生きていくことが幸せなんだということが分かり、元の場所に戻るよう
に伝えます。
私もちょっとお父さんが強引すぎると思いましたよ・・・

厳しかった育ての母親(会長夫人)も血の繋がらないミニョクではなく自分の娘
チェウォンを後継者にしたいと実弟(オ・室長)を信じていたのに裏切られ、
そのことでミニョクに信頼をもち、これからはチェウォンと二人で会社を支えて
ほしいとお願いするまでに変わりました。
そして育ての親の会長(義父)が、ミニョクを養子にむかえ、自分の子供以上
に可愛がり愛情を注いで育てなければという衝撃的な真実も明らかになります。
本作は2組のカップルと家族の確執、企業経営を巡っての対立と出生の秘密など
それぞれの家族が傷つきながらも家族の愛によって支えられている過程が描かれた
ホームドラマですが、韓国では最高視聴率が31.8%を記録したそうです。
私はコ・セウォンさんとチョ・ドンヒョクさんのイケメン兄弟の熱演が大きな
影響を与えたと思います。
特に兄役コ・セウォンさんの切なくやるせない演技と甘く静かに囁く声が超~~!
素敵でした。
(スーツ姿も作業着姿も両方似合う俳優さんはそう~いないわぁ~笑!)
コ・セウォンさんだけを褒めてしまいましたが、一方弟役のチョ・ドンヒョクさんの
話題として、チョ・ドンヒョクさんが出演されたドラマの中では、重厚感ある
正統派ラブストーリーの「8月に降る雪」がお勧めです! 
大人の愛が描かれた素敵なドラマですよ。













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