韓国ドラマ「清潭洞(チョンダムドン)アリス」あらすじと感想!
「努力が自分を作る」を常に心がけてきたセギョン(ムン・グニョン)は
就活や失恋を通して現実の厳しさを実感!!
そんな時、自分よりも成績の悪かった同級生ユンジュ(ソ・イヒョン)が
自分の会社の社長夫人になっていたことに衝撃を受けます!
努力だけでは手に入れられないモノがあると悟ったセギョン(ムン・グニョン)
はユンジュ(ソ・イヒョン)の力を借りて方向転換を図り、偶然知り合った
御曹司のスンジョ(パク・シフ)に狙いをつけます。
ユンジュ(ソ・イヒョン)は努力と知恵でセレブに上り詰めた美貌の若奥様。
セギョン(ムン・グニョン)はユンジュ流玉の輿作戦の日記を頼りに清潭洞へ
入り込みますが、徐々にスンジョ(パク・シフ)を本気で好きになっていきます。
はじめは、ユンジュ(ソ・イヒョン)が悪役だと思っていましたが、彼女なりの
つらい過去もあり、セギョン(ムン・グニョン)もユンジュ(ソ・イヒョン)の
たくましく生きていく姿に心を動かされていきます~(笑)
ムン・グニョンちゃん! 純粋な乙女から野心家に方向転換なんですが、顔が
幼くて、どう見ても魔性の女に近づくことには無理があります・・・
ましては、この二人、同級生役なのですが、どう見てもムン・グニョンちゃんが
幼く見えてしまい、素敵な洋服を着ても高級感が出ないのが残念です!
それに比べ、ソ・イヒョンさんのファッションの着こなしはゴージャスで、
キャラクターもそこに上り詰めるために多くの犠牲も必要で、スンジョ
(パク・シフ)との恋もその1つだったのです。
私はどちらかというと、ユンジュ役のソ・イヒョンさんの方が主演級の配役
だったように感じました!!
また、スンジョ(パク・シフ)とユンジュ(ソ・イヒョン)は元恋人同士で
スンジョの父親が反対しスンジョは父親から絶縁されてしまいます。
財産を奪われたスンジョ(パク・シフ)は彼女から捨てられ、それ以来
恋愛も女性も信じられなくなります。
そして恋人に捨てられてからのスンジョ(パク・シフ)はクールで危ない
行動をする人間不信に陥ってしまうのです。
ところが、スンジョにやっとセギョンという真実の愛が近づいてきました!
セギョン(ムン・グニョン)と出会ってからは嬉しさから頭を振りながら
踊るおかしなダンスが大ウケです~(笑) ここまで弾けたパク・シフssiは
はじめてですが・・・
どうしても1年前の強姦事件のことが頭から離れず、
素直に笑うことができなかったです!
本当に・・・そこが一番残念なところです!
そして、やっと運命の人に巡り合い、結婚を意識する人に出会うスンジョ。
またいろいろな邪魔が入りますが、スンジョ(パク・シフ)はセギョンに
プロポーズします!
「僕はカッコいい会長でも、あなたを救いに来た王子様でもない。」
「ただあなたを愛するダサイ男です」
「こんな僕を受け入れるかあなたが決めてください。」
「どうか、僕を捨てずにあなたが救ってください」と告白を・・・
まぁ~ ホントに、超~ダサイ告白だわぁ~(爆笑)
その後・・・
スンジョ(パク・シフ)が父親や皆の前で「僕たち結婚します」と言って
彼女を堂々と紹介するシーンはカッコ良かったです~(笑)
ところが、セギョン(ムン・グニョン)がスンジョ(パク・シフ)を利用しよう
としたことを知ったスンジョ。
再び女性から騙されたことを知ったスンジョはまた愛に破れ、心の痛手に
すべてが壊れていくのでしょうか・・・
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★ 「清潭洞(チョンダムドン)アリス」
終盤と最終回!
本当の愛だと信じたセギョン(ムン・グニョン)が自分を騙したことを知った
スンジョ(パク・シフ)は、現実逃避するためフランスへ行くと心に決めます。
ところがセギョンが空港でスンジョを引き止めます。
またこの日スンジョは、自身の絵を高額で買い入れた人がお父さんの
チャ・イルナム(ハン・ジニ)会長であったのを知り混乱に陥った。
自分が努力して成し遂げたことだと今まで信じてきたが、セギョンの言葉の
ようにそれは父のサポートであり、生まれつきの幸運に恵まれていたことに
気づいたからだ。
スンジョは父と喧嘩した後、一日中家でお酒を飲み続けた。
そのうち、セギョンが家に訪ねて来るという夢を見る。夢の中でセギョンは
スンジョに告白した。しかし、現実は違った。現実でセギョンは、スンジョに
現実と向き合ってほしいと、自分の気持ちを証明することはできないとし、
結局2人は別れてしまった。
その後、スンジョは偶然離婚した後、一人で暮らしているソ・ユンジュ
(ソ・イヒョン)に出会い、ユンジュを通じてセギョンへの告白が夢では
なかったことに気づく。
結局はスンジョを本気で好きになり、自分の素直な気持ちを伝える過程を
通じて恋の真の意味を確認し、ハッピーエンドを迎えた。 (kstyle)
この最終話はスンジョ(パク・シフ)の夢か現実か??
二人の本当の愛に気づくのが遅くて遅くて、ここで時間かせぎしている
ような雰囲気にイライラしました~~(笑)
結局、ムン・グニョンちゃんの可愛い野望も純粋な愛に変わり、
パク・シフssiは最後まで壊れかけた御曹司だったように見えました!
「パク・シフ、ムン・グニョン、ソ・イヒョン、納得の辛口コメント(笑)」
↓ (kstyle)より
清潭洞を、アリスが夢の中で探検した「ふしぎの国のアリス」に
例えたこのドラマ、出演した俳優たちは、ある人は恩恵をうけ、
ある人はもともと持っていた以上のものを発揮することができなかった・・・
より正確な言い方をすると、パク・シフ(35)は今まで見せたことのない
新しい魅力をアピールして人気に加速をつけ、ソ・イヒョン(29)は再発見
という賛辞を受けてデビュー11年ぶりに大器晩成の全盛期を迎えたが、
トップスタームン・グニョン(26)は若干の論争となり、成果を
あげることができなかった。
パク・シフがイケメン俳優であることは事実だ。しかし、正直なところ、
チャン・ドンゴンやソ・ジソブとは異なるタイプのイケメン俳優だ。
だからといってクォン・サンウのように筋肉質の男性美が際立つわけでもない。
どこか2%足りなかったのは認めざるを得ない真実だ。
しかし、パク・シフは「清潭洞アリス」を通じて自身のハンディキャップを
魅力に変えた。
パク・シフが最大限の魅力を引き出すことができたのは、チャン・ドンゴン
のような彫刻のような顔も、ヒョンビンのような孤独な男の雰囲気も、
チャ・スンウォンのようなタフさもないが、本作ではトラウマの中で自身を
コントロールできない、母性本能をくすぐる冷たい都会の男の葛藤を絶妙に
描く中で、ファッションを適切にマッチさせたためだ。
そしてこのドラマで最大の恩恵を受けたのは何と言ってもソ・ユンジュ役の
ソ・イヒョンだ。2002年に芸能界にデビューして以来、B級にとどまってきた
彼女は今回のドラマをきっかけにやっと注目される女優となった。
清潭洞の嫁(玉の輿に乗った女性)という役柄に合うように華やかだが
退廃的ではなく、シンプルだが野暮ったくなく、難度の高い洗練された
ファッションとメイクで番組を見る人の目を楽しませた彼女は“完売女子”
(ドラマなどで着用したアイテムがすべて売り切れになる女性)という今回の
ドラマによって得たニックネームらしく、ファッションリーダーとして
“第2のキム・ナムジュ”を予告した。
それだけでもソ・イヒョンの成功を簡単に明言できる。
ある意味で彼女の成功の背景にはムン・グニョンがいたのかもしれない。
わざわざ貧乏な家の娘を演じるために野暮ったい姿をしたムン・グニョンに
比べて彼女が相対的に目立ったのだ。
いくらそうだとしても、ソ・イヒョン自体の強みがなかったならこのような
意外な成功は保証されなかっただろう。
女優として最高の年齢になったソ・イヒョンとしては、助演だが主演を
乗り越える存在感と自身の表現力で出演者のうちもっとも多くのものを得た。
ムン・グニョンが努めたハン・セギョンは一見ドラマの女性主人公としては
完璧なキャラクターだった。常に苦労しながら生きてきて、銀行ローンで
購入した自宅さえきちんと守れない無能な父親を持った就活生として留学にも
行けず大学を卒業して3年ぶりに、しかもソ・ユンジュの助けによって
契約社員としてかろうじて就職できた現実は切ないものがある。
しかし、ムン・グニョンはこのような条件の中でも子役出身の限界を克服
できなかった。視聴者や関係者が共通して指摘した女子高生のイメージから
完璧に脱することができなかった。彼女がパク・シフとキスシーンをしても
何となく不自然に感じる理由は、視聴者はまだムン・グニョンの現在の顔に
オーバーラップされる「秋の童話」のソン・ヘギョの幼少時代の役と、
映画「マイ・リトル・ブライド」のかわいい女子高生ムン・グニョンを
忘れられないためだ。
演技は非の打ちどころがない。
しかし、画面いっぱいの彼女の顔と、チャ・スンジョがそこまで求めた純情な
主人公としてどこか歳月の隔たりが感じられるのは、決定的な非現実感だった。
結局、ムン・グニョンはまだ子役と成人役の中間で成長痛を患って
いるのではないだろうか。
だとすれば、ドラマのタイトルが示すアリスは誰だろうか。
ムン・グニョン、つまりハン・セギョンと1次元的に答える視聴者は
いないだろう。
結論は、ハン・セギョン、チャ・スンジョ、ソ・ユンジュ、
そしてタミー・ホン(キム・ジソク)誰もがふしぎの国のアリスだ。
(kstyle)