ドラマ「結婚の女神」はお互いに価値観の違う人生観を持った女性達の
愛と葛藤を通じて、結婚生活の危機と和解を描いたラブストーリーです。
そして韓国ドラマお決まりの財閥がもめごとの原因をつくり、その横暴な
振る舞いに耐えなければならないのですが、またここで息子を溺愛する
最強の姑に最後まで多くの苦労が待っている嫁二人の険しい道のりが
ラブストーリーと共に描かれています。
ジヘ(ナム・サンミ)とヒョヌ(イ・サンウ)は偶然済州島で出会い、
お互いに運命的なものを感じ惹かれあいます。
でもジヘ(ナム・サンミ)には結婚を約束した財閥の三男で検事の
テウク(キム・ジフン)がいます。
3年付き合った彼氏と婚約し結婚を控えているのに、たった3日間
済州島で過ごした男性が気になってしまうのはなぜ・・・??
純粋な二人が知り合ってすぐに恋に落ちてしまうところが、最後まで
疑問だった部分でもありましたが、ジヘ(ナム・サンミ)もテウク
(キム・ジフン)への愛が本物なのか疑問を感じていたし、きっと
ヒョヌ(イ・サンウ)に運命的なものを感じたのでしょう・・・
そしてジヘはヒョヌに彼氏と性格や家柄などあまりに違うことが多すぎて
悩んでいることをすべて話します。
また偶然、ジヘの電話を聞いてしまったテウクはジヘに男がいることを
知り、あせりから2週間後に結婚式を挙げると言い出します。
ジヘはテウクとの結婚生活やヒョヌ(イ・サンウ)への愛など心に精神的な
不安を感じ、ジヘは今結婚できないと告げます。
テウクは「3年間付き合った男を捨てて出会って何日しかたってない男を
選ぶほどお前はバカな女なのか?」とその裏切り行為に激怒するテウクに
ジヘも「あなたも後悔するはず、あなたの愛は執着だけで愛ではない」と
言い返しますが・・・ まぁ~ 今のテウクにとっては愛だの恋だの、
全く関係なく、ただジヘと結婚式を挙げたいだけの男になってしまって、
私も本作のキム・ジフンさんって、悪役なの??と感じてしまうほど
このシーンは強引でした。
でもお互いに理解し合い結婚にたどり着いた二人でしたが、純粋なジヘに
とって財閥の生活と姑のいびりに耐え抜く力がなくストレスから精神的に
病んでしまうジヘ(ナム・サンミ)でした・・・
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また一方条件で夫を選び愛のない結婚生活を過ごしている次男の嫁ヘジョン
(イ・テラン)は女好きの夫と姑のいびりに耐えながら生活してきましたが
政治家になるという夫の代わりにヘジョン(イ・テラン)が会社で働く
ように父親に呼び出されるのですが、それが気に入らない夫は愛人ミラの
ところへ行ってしまいますが、その愛人ミラがヘジョンの元カレの妹で
車いす生活になった兄の復讐のために近づいてきました。
ヘジョン(イ・テラン)はそのことを知らなかったのですが、その後ミラの
策略でヘジョンの世間を賑わすあるスキャンダル事件が起こります。
また一方、学生時代から夫だけを心から愛し尽くしてきたのに、夫は同僚の
若いキャスターと不倫していることを知ってしまい生活が一変、地獄の底に
おちるウニ(チャン・ヨンナム)。
ところが、夫を支えるのが人生の全て・・・なんて言っていたウニに若くて
イケメンな男性ピルホが想いを寄せてきます~(笑)
その若いイケメン俳優さんがドラマ「愛は歌に乗って」のクァク・ヒソン君
なんですが、これは不自然で絶対ありえない設定だと思います~(笑)
ラブシーンもありましたが、女優さんのチャン・ヨンナムさんはラッキー!
ですよねぇ~!羨ましいくらい~(笑)
終盤、テウクの家に馴染めないジヘのことを思い、テウクは父親に
「離婚する」と言いますが、もちろん父親は絶対に許さないと言って
テウクを殴るのですが、「この家にあった嫁をもらうから」と心にないことを
言うテウク・・・ まぁ~この家の嫁が務まる女性はいないでしょう~
あの姑ならネぇ~~(笑)
そして今までの権力や腕力にまかせた横暴な事業経営や選挙活動で姑と次男
ジョンテが逮捕されることになり、離婚届を渡すテウクに今度はジヘが家を
出ていかないと言うのです。
ジヘはもうすぐ検察と警察が家に押しかけるのを知っていて離婚は出来ないと
訴えますが、それでもテウクは「頼むから出ていけ。今でないとこの家から
出られるチャンスは2度とない」と・・・
ジヘを自由にしてあげたいテウクの愛が切なくて切なくて、テウクの
耐えられずに男泣きするシーンに胸がジーンときました。
今更ですが、キム・ジフンさんって本当に正統派イケメンですよね!!
もう~うっとりするくらい素敵な俳優さんです~ハァ~(笑)
最終回
離婚したジヘ(ナム・サンミ)はヘジョン(イ・テラン)と会い、ヘジョンは
シニョングループで起こったことは全て口外してはいけないとの覚書きを
書くよう頼んだ。ジヘは、快く覚書きにサインしヘジョンと美しく別れた。
ジソン(チョ・ミンス)は仕事でアメリカに。
夫の家族を始め、ジソンの家族はみんなジソンを見送った。
ウニ(チャン・ヨンナム)とノ・スンス(チャン・ヒョンソン)夫婦も再び平和な
日常を迎えた。ウニのことが好きだったピルホ(EDEN ヒソン)は最後にウニに
気持ちを告白した後、アメリカに向かった。
1年後、ジヘは4人の女性の結婚物語を描いた「結婚の女神」という本を
出版して作家として活動した。ある日ジヘの出版記念サイン会に
テウク(キム・ジフン)が現れ、二人は再会した。
テウクはジヘにもう一度告白したが、ジヘは断った。
二人はお互いの未来を祝福して別れた。
姑ジョンスクは病気で保釈され、刑務所から出るや否やジヘに
電話をかけた。彼女は息子と離婚したジヘに暴言を吐き、ジヘの
「結婚の女神」という本に自身の家族の話が出ていたら、訴えると脅迫した。
ジヘはそんな姑に呆れてしまい、電話番号を変更して友達が住んで
いる済州島へ向かった。
ヒョヌ(イ・サンウ)は帰国と同時にジヘを探した。
しかしジヘが電話番号を変更して姿を消したため、探すことができなかった。
ヒョヌはジヘと初めて出会った場所である済州島へ向かい、そこでオレギル
(済州島の散歩道)を歩いているジヘと再会した。
そして、二人は手をつないでオレギルを歩き始めた。(kstyle)
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本作のテウク(キム・ジフン)は、いつも孤独を感じている心寂しい
男性でした。。。。。
両親に逆らうことができず、常に愛するジヘ(ナム・サンミ)の間で
葛藤するつらい日々を送っています。
頼るところがどこにもないのに愛する妻は彼に一度も心を許すことなく
結婚生活を送っていることに希望を持てなくなっています。
テウクの望むものはお互いの愛だけなのに・・・
きっと、妻に甘えたいと思っているでしょうねぇ・・・
そんなテウクの落胆した悲しい気持ちが痛いほど視聴者に伝わり、
私はラスト、テウク(キム・ジフン)と結ばれてほしかったです。
彼の心満たされない愛がとても切なかったです。
★ 加工画はイ・サンウさんです!
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