韓国版「空から降る一億の星」のドラマ紹介。数奇な運命に翻弄される男女と、少しずつ明らかになっていく真実に胸が締め付けられるラブストーリー。「ロングバケーション」「半分、青い。」など、数々の高視聴率ラブストーリーを描いてきた北川悦吏子による原作脚本で、2002年に平均視聴率22.6%を獲得した同名日本ドラマの韓国リメイク版。原作では衝撃のラストが話題となったが、「空から降る一億の星<韓国版>」の驚きの結末とは―?原作にはない新たな展開も盛り込んだ内容に期待が寄せられる。ソ・イングク演じる主人公ムヨンは、人懐っこく近づいてきたかと思うと、手のひらを返したように突然冷たい態度を取る孤独な男。ムヨンを通じて抗いがたい魅力を放つミステリアスなソ・イングクにも注目だ。
【あらすじ】
広告デザイナーのユ・ジンガン(チョン・ソミン)は幼い頃に両親を失い、20歳年の離れた兄ユ・ジングク(パク・ソンウン)と2人で暮らしている。ある日、親友ペク・スンア(ソ・ウンス)の陶芸展に招待されたジンガンは、パーティーのスタッフとしてやってきたビール会社の従業員キム・ムヨン(ソ・イングク)と出会い、彼の失礼な発言に憤慨。兄のジングクもまた陶芸展に向かう途中でムヨンとすれ違い、彼の眼差しになぜか胸騒ぎを覚えるのだった。
一方、スンアは恋人である財閥御曹司チャン・ウサン(ト・サンウ)が有名教授の陶芸品を彼女の作品として展示したばかりか、作品解説のトークショーまで準備していることを知ってウサンを責める。2人の会話を耳にしたムヨンは偶然を装って作品を壊し、スンアが嫌がっていたトークショーを阻止。スンアはたちまちムヨンに夢中になり、彼と付き合い始める。
しかしムヨンが別の女性と映画館にいる姿を目撃したジンガンは、スンアへの気持ちが本気だとは思えず、ムヨンに会うたびにケンカ腰になってしまう。そんな中、女子大生殺人事件を捜査していたジングクは、数々の手がかりからムヨンが事件に関与していると直感するが……。
1.腕グイされて強引にキス!理屈を超えた瞬間
軽蔑していたはずなのに、姿を消したムヨンの行方が気になって仕方のないジンガンは、自分の気持ちに気付き始めていた。そんなとき急に現れたムヨン。動揺して立ち去ろうとするも、同じく想い募らせていたムヨンがすかさず腕グイしてキス! 拒めたのに遂に受け入れてしまったジンガンは、「二度と会わない」とその場を立ち去るのだった。
2.ケンカしてもお互いを思いやってすぐ仲直り
すれ違ってばかりだったふたりも、付き合ってからはすぐに仲直りできるように。去る者追わずだったのに「もう戻ってこないかと思った」と不安がるムヨンや、「がむしゃらに探した?」「私が帰るって言ったら、今度は引き留めてね?」とわざと拗ねるジンガンがかわいい。でも一番かわいいのは、そんな複雑な乙女心も理解したくてうんうんと聞いているムヨン!
3.相手の一番の幸せが自分といることだと確信
周囲の強い反対に板挟みになるジンガンを想って身を引こうとしたムヨンだが、「私はどこへも行けない。行っても意味がない」と泣き出すジンガンに、犠牲があろうともお互いの幸せはふたりでいることだと確信するムヨン。似た者同士のお互いを求めあい、今度こそは徹底的に隠れて会おうと決意するのだが……。
(kstyle)