韓国で大きな支持を集めた、MBC史劇『赤い袖先(原題/袖先赤いクットン)』の後続ドラマとしてスタートした、イム・シワンの主演ドラマ『トレーサー』も好スタートを切った。視聴率不振と言われる昨今、最高視聴率は2桁を記録したという。
本作は、誰かにとっては、判事や検事よりも怖い国税庁‥別名”ゴミ置き場”と呼ばれる租税5局に回ってきた、”毒々しい奴ら”のなりふり構わぬ活躍を描いた痛快追跡活劇だ。
イム・シワンは、大企業の裏金を管理していた“業界最高の会計士”だったが、突然足を洗って国税庁調査官となり、租税5局のチーム長を任された男、ファン・ドンジュを演じている。共演に、コ・アソン、ソン・ヒョンジュ、パク・ヨンウなど。
1月15日、韓国メディアのウィキツリー(wikitree)によると、『トレーサー』は第3話で自己最高視聴率を記録したという。
さらに同メディアは、同日に韓国視聴率調査会社であるニールセンコリアが発表した視聴率を記載、3話が全国有料世帯基準の視聴率で8.6%を記録したと報じている。
これは2話の視聴率6%に比べて2.6%上昇した数字であり、自己最高視聴率だと伝えた。特に瞬間最高視聴率は、11.4%まで跳ね上がったと注目を集めた。
加えて金土ドラマの中でも1位であると伝え、ウィキツリーは「『トレーサー』が人気の高さを実証して見せた」と記している。
この結果を知った韓国のネットユーザーは、「超面白いし、これから視聴率はもっと上がりそう」「MBCドラマ、最近いいね」「本当に面白い!」「ストーリーがち密にできてる」「世界観がしっかり作られてる」「回が進むごとに面白くなっていく!」などの好反応を見せている。
前作が好評の場合、その流れで次作の初回が好調という話はよくあるが、それをキープするのは容易ではない。本作が数字を維持しているのは、視聴者に興味を持たれている証拠だ。『赤い袖先』同様、最終回までにどれだけ視聴率が伸ばせるか、その行方が注目されている。
(かしこい韓流生活danmme)