韓国ドラマ「オーケー、グァン姉妹」あらすじと感想、最終回。
両親の離婚協議中にその母親が殺されるというショッキングな事件が起こりますが、なんと犯人は父親をはじめ3人の娘たちも容疑者として疑われるという衝撃的な状況が待ち受ける、涙あり笑いありのラブコメホームドラマです。
冒頭から殺人事件、その後夫の浮気、姑問題、恋愛に結婚や財閥でなくて成金、そして出生の秘密など、飽きることない非日常的な出来事がこれでもかと発生します(笑)
韓国の今どき女子の3姉妹と宗家の宗孫という昔気質な父との考え方の相違で常に反発される父親の様子が面白おかしく描かれていて、思わず笑いがこみ上げてきます。
はじめは母親を殺した犯人の謎解きからはじまりますが、その後は3姉妹の恋愛トラブルが非日常的に(笑)次々と起こり、災難だらけの父と3姉妹の運命はいかに? 時代を反映した娘たちの三者三様の生き方が非常に楽しく愉快で面白く描かれていました。
特に次女役のチョン・ヘビンさんがはじめに結婚する相手の家が映画「パラサイト」のような家族で、何でも他人にたかる姿は見ていてムカついてくる人たちなんですが、でも・・・それが韓国なんですよね。
そして、本作の次女役をチョン・ヘビンさんが好演!その見事な高い演技力を改めて確認できるドラマでした。特に泣きじゃくる涙の演技と感情表現が豊富でリアルさがジーンと伝わってきます。
また、父親と3姉妹が中心に描かれていますが、脇を固める男女俳優陣もベテラン俳優が勢揃いし、親たちの恋愛も絡みつつ安定感のあるバランスの取れた素晴らしいキャスティングになっていて、高視聴率だったワケが頷けるドラマです。特に、姑や叔母さんを演じるベテラン女優さんの存在感が目立ちますが、ドロドロ感がない分疲れない見やすいドラマになっています。
劇中、女は誰と結婚するかで運命が分かれると年配の叔母たちが言いますが、この言葉も一理あるかなぁ~と感じるセリフでした。
また、姉妹たちの恋人役にはキム・ギョンナムさんやソル・ジョンファンさんなど若手の俳優さんたちが爽やかに理想の恋人を演じています。
また本作はコロナ禍という時代を象徴するマスクをつけているシーンが多くて、俳優さん皆さんが首からマスクを下げているのがこれまでに見られない斬新的なドラマで、冒頭からちょっとビックリ驚きました。
あらすじ(ネタバレあり)
1話
工事現場で働く夫のチョルス(ユン・ジュサン)のもとに、妻のオ・メンジャから、いきなり離婚届が送られてきます。妻は荷物も運び出して会ってもくれず、ただ「裁判所で会いましょう」との一言だけ。夫のチョルスは離婚されるほど、悪いことはしてないと言い、絶対に離婚はしないと言います。
チョルスには弁護士と結婚した長女のグァンナム、入籍だけした公務員で次女のグァンシク、アルバイトしかしたことがない借金だらけの三女のグァンテ、三人の娘たちがいますが、皆母の味方で父のチョルスには冷たい態度を取ります。
2話
眠れないチョルス(ユン・ジュサン)は大量に睡眠薬を飲んでしまい、病院に搬送されますが、心配するのは3姉妹の叔母のボンジャ(イ・ボヒ)とチョルスの友人ドルセだけで、3姉妹たちは死んだ方が良かったと思っているほど父が大嫌いです。
そんな中、叔母のボンジャが3姉妹を呼んで母親の真実を話そうとしますが、第三者なのに口出ししないでと言い、叔母を怒らせます。
ところが、裁判の日に、年下の不倫相手とのドライブ中に交通事故で妻のオ・メンジャが死亡します。そして、葬儀のなか「これは殺人事件です」と警察がやってきます。
3話
殺人事件と断定され、家族全員が捜査対象になり、遠くに行かないように警察から指示がでます。 そして、3姉妹たちは犯人が父のチョルスが怪しいと思っているのです。
そして、叔母のボンジャも40年も若い男と不倫をして娘たちを味方につけて訴訟まで起こす妻を殺したくなるとチョルスを疑っています。
そんな時、次女のグァンシクはどうしようもない彼氏とその家族に嫌気がさし、自分の結婚式をすっぽかして海外に行くと父のチョルスに電話します。
それから、捜査に何の進展もないまま1年が経ちました。
4話
チョルスは妻の借金のせいでアパートを出ていくことになりました。
そして次女のグァンシクも外国から戻り、3姉妹は1年ぶりに再会し、3人でいると心強いと実感する姉妹たちです。
また一方で長女のグァンナムは夫が帰ってくると着ていたスーツからミルクの匂いを感じるようになり、次女のグァンシクも義兄さんが若くなったと姉に話します。
その次女のグァンシクは料理が上手なので、食堂をはじめることにします。
そして、父のチョルスも無事に次女のグァンシクが韓国にもどりホッとするのです。
そんな時、ついに事件の目撃者が現れたのです・・・
5話
目撃者の話では犯人は女だと・・・
そこで警察は、はじめに3姉妹を取り調べますが、長女の秘密がどんどんと明らかになり、亡くなった母親との関係も複雑だったことが分かります。
更に3姉妹たちはお互いを疑って自分のために告げ口をしたりと自分だけ助かろうとする姿を見て皆傷つくのです。
また一方で、長女のグァンナムの夫で弁護士のビョノは常連の食堂のオーナーのシン社長の優しさに甘えて、いつも美味しい料理を食べさせてもらっていましたが、二人の間に男の子が誕生します。心の広い温厚な女性だったシン社長だったのですが・・・子供が出来たことで態度が急に変わってきました。
6話
娘3人も苦労して育てたのに、認めてもらえない自分の運命が悔しくて、腹が立って、ソウルに戻ってきた父のチョルスは叔母のボンジャの建物の地下倉庫で暮らすことになります。
また一方で、長女のグァンナムの夫ビョノが酔っぱらって帰ってきますが、ボクテン、ボクテンと知らない名前を呼んでいます。怪しく思った長女のグァンナムは夫の携帯を見るのですが、何も変わったことはないのです。
ところが、ボクテンの母シン社長が長女のグァンナムに近づいてきて、何かと話しかけ刺激してきます。
また食堂をはじめた次女のグァンシクは離婚したいと思っていますが、相手の家族があまりにも非常識な相手で悩むのですが、叔母のボンジャが力になると慰めてくれます。
7話
以前の公務員時代の仲間が次女のグァンシクのお店に衛生点検にやってきました。
噂では殺人事件が起きて、犯人は父親だとか役所で噂になっていて、破婚して娘3人は出家して山に入ったと・・・なのにここで食堂をしていたなんて・・・と嫌味を言われるグァンシク・・・
苦労が続きます。
そんな、グァンシクを同じ叔母のボンジャの建物に住んでいるハン・イェスル(キム・ギョンナム)が気にかけています。
また、次女グァンシクは夫のピョンスンが成功して自分から離れていくように優しくしているのです。成功して稼いだら離婚してくれとピョンスンの方から言ってくるから、それまで我慢していると三女のグァンテに話します。
8話
長女グァンナムの夫ビョノに子供がいたことを叔母のボンジャと次女のグァンシクが知ってしまいます。子供には養育費を渡すなりして責任をとりなさい、でも一緒に暮らしたり、こっそり会うのはダメ、この件は3人だけの秘密だと叔母のボンジャが言い聞かせます。
夫ビョノはシン社長に婚外子の出生届を出すように言い、法的責任は取ると伝えます。
ところが、シン社長が子供のボクテンを連れて、長女グァンナムと夫ビョノの二人の前に堂々と現れるのです・・・
また一方で次女のグァンシクはハン・イェスル(キム・ギョンナム)が歌手仲間だったイ・テリを部屋に連れてきたことに、なぜか嫉妬して彼に八つ当たりします。
その次女のグァンシクは三女のグァンテの彼氏のギジン(ソル・ジョンファン)を見て、「あいつは一文無しよ」と言いますが、それが本当に当たっていて、ギジンはお金持ちではなかったのです。
9話
突然、夫婦の前にシン社長が現れ、夫に子供がいたことを知った長女のグァンナムはあまりのショックで気を失ってしまい病院に運ばれます。
料理を作らない主婦も悪いと思いますが、このシン社長の積極的な態度にも恐ろしさを感じてしまいますが、何と言っても弁護士の夫ビョノのオドオドする優柔不断な態度にイラつきます。
とはいっても、反対に気の毒な哀れみのような同情もあるのですが・・・(笑)
その後、長女のグァンナムは自分よりも先に次女のグァンシクと叔母のボンジャが知っていたことにプライドの高い長女は更に大きなショックを受けます。
また一方で、母の事件の目撃者である女子高生が警察を再び訪れ、犯人が分かったと・・・
10話
長女グァンナムの夫ビョノはシン社長から私の所に来て、ボクテンがいるのよ、待っていると攻められ、家に帰るとグァンナムからどこに行ってたの?とひどい剣幕で怒鳴られます。
実はシン社長からグァンナムを苦しめるようなメールが届いていたのです。
彼女にとってどれだけプライドが傷ついたことでしょうか・・・
また一方で、ハン・イェスル(キム・ギョンナム)が連れてきたイ・テリが彼のお金を盗んで出て行ってしまいます。
そして、ハン・イェスルは次女のグァンシクが離婚するために元夫に優しくしていることを知り、ハン・イェスルとグァンシクの間に合った微妙な溝がなくなります。
「俺たち友達になろう」と・・・これからはお互いに見守りながら応援するするような二人になりそうです・・・
11話
警察は殺人容疑で叔母のボンジャを逮捕します。
目撃者がボンジャだと証言しているといいますが、父のチョルスも次女のグァンシクもそれは違うと確信しています。次女のグァンシクは優秀な弁護士を捜します。
そして、次女のグァンシクは叔母のボンジャは母親同然なの、苦労してきた叔母さんを刑務所送りにはできないと泣きながら父チョルスに訴え、どうか真実を言ってと父に迫ります。
また、長女のグァンナムは夫が家を出て行ったので、シン社長の家に上がり込みシン社長の頬をビンタします。シン社長はグァンナムが暴れて怖いと演技をしてビョノを呼び出すのです。
壊れていく妻のグァンナムを見て、夫ビョノは妻と大事に育てるから息子のボクテンを渡してほしいと言いますが、シン社長は、それはできないと言い、養育費も請求しないし責任も追及しないから、私たち母子を忘れてと言うのです。
12話
化粧したドルセがタイヤに穴を開けたキリをもって「俺が犯人だ」と自首します。
そして、犯行の動機はチョルスが気の毒だったと言い、早くボンジャを釈放してほしいと話します。
ドルセが自首したことで叔母のボンジャが釈放になり次女のグァンシクは喜んでいますが、逆に父のドルセが殺人罪で自首した息子のハン・イェスル(キム・ギョンナム)は弁護士を雇う資金繰りに必死になっています。
お互いに父のドルセと叔母のボンジャの関係を知らないハン・イェスルと次女のグァンシクのその後が心配になります。
また、警察に呼ばれた父のチョルスは叔母のボンジャがずっと苦しんできた男がドセルだと知って「お前だったのか、お前は一生刑務所で過ごせ」と言って激怒します。
長女グァンナムの夫ビョノは自分の母に子供の写真を見せて、母さんの孫だと話します。
母は自分の息子のビョノに問題があって子供が出来ないと思っていたために、「バカなやつ、子供ができるのに、一度きりの人生をなぜムダに生きるの?」と激しい剣幕で怒ります。
孫を抱いた母はシン社長に「ありがとう、頭を下げたいわ、孫を産んだあんたがうちの嫁よ」と涙を流します。
13話
警察では捜査を混乱させるためにドルセが自首してきたと思っていて、警察では亡くなった母の相手の浮気男の妻を張り込んでいました。妻は、事件当日になくなった母オ・メンジャと夫の携帯電話を隠して持っていて、そこに録音されていた会話から、母のオ・メンジャが保険金目当てに自分の車のタイヤに穴を開けて起こした事故だったことが分かりました。
3姉妹たちは母の悪事を知り、今まで父を誤解していたことを後悔して涙を流します。
これからは父のことを一番に考えて3姉妹で力を合わせて行こうと誓うのです。
また、夫ビョノの母はシン社長が私の孫を産んだ嫁だと言って、息子ビョノに早く整理して離婚するように言います。すぐには難しいという息子に、ご飯も作らない嫁の何がいいのか??と・・・ 母は、嫁のグァンナムに離婚するように言い、事を複雑にしないで、身を引きなさい、それが最後の仕事よと強い態度で伝えます。
14話
お互いに301号、401号と部屋の番号で呼び合っている次女のグァンシクとハン・イェスルが急にラブラブになります。
ところが、二人でキムチを作っているところにグァンシクの夫ピョンスンがやってきて、ハン・イェスルに殴りかかります。ピョンスンの母は浮気者、覚悟しなさい、この町を歩けなくしてやると怒鳴り散らします。
また一方で、義母から離婚するように言われた長女のグァンナムは夫に今まで何も考えずに生きて来たけど反省するから戻ってきてほしいと伝えます。夫を奪われたなんて人に笑われてしまう、元に戻しましょ、ボクテンは私が育てると真剣に伝えます。
ところが、夫ビョノには答えが出ないのです・・・
15話
イ・テリがまた、双子の赤ちゃんをハン・イェスルに預けて姿を消してしまいます。まったく、お金も盗んでおいて、最低の女です。
グァンシクとハン・イェスルは赤ちゃんを一人ずつおぶってイ・テリを捜すのですが、その二人の写真をピョンスンが撮っています。
また一方で、夫と義母までシン社長の家にいることを知った長女のグァンナムは、大きな衝撃を受けます。
グァンナムは夫を呼び出し、あの女の所に行かせてあげると言って、離婚届を渡します。
あの女の家であなたを見た瞬間、現実に気づいた、苦しむべきは私だと、あなたを手放せばいいことだと・・・ 裁判所で会いましょうと言って席を立ちます・・・
すぐに義母にも会い、私の過ちは忘れて、許して下さいと綺麗に別れの挨拶をするのです。
16話
長女のグァンナムは家族の前で離婚したことを話します。
私も頭にきて離婚せずに粘ろうと思ったけど、そうはできなかったと・・・
次女のグァンシクも綺麗に離婚して財産分割をして再出発するほうがいいと言い、叔母たちは相手の過失だから容赦せずにきちんと慰謝料も要求しなさいと言いますが、父親は離婚したことが我慢出来ないほど腹立たしいのです・・・
そして、夫ビョノの投資がコロナでダメになりグァンナムには慰謝料がほとんどなかったのです・・・ マンションも出ていくことになり、トイレもない部屋で暮らすグァンナムを次女のグァンシクが見つけますが、その後、お互いの家族同士で、大喧嘩に発展します・・・
また一方でハン・イェスルはグァンシクの夫ピョンスンからお前は人妻と不倫した男だ、すぐに法的措置を講じる、不倫で告訴して相応の罰を受けさせると脅されます。
17話
家族のそばで暮らしなさいと叔母のボンジャが言い、201号室が空いたと知らせてくれます。
その夜は久しぶりに3姉妹で寝ることになり、長女のグァンナムは今までの自分が何もしないで生きてきた反省を妹たちに話します。
ここは住人の半分が家族ですが、夜屋上でパーティーが開かれ、皆顔を合わせながら一緒に仲良く暮らす喜びに叔母のボンジャは満足しています。
そして、3姉妹は久しぶりに気分転換に3人で遊びに行く計画を立てるのです。
また一方で、ハン・イェスルは約束したお金をグァンシクの夫ピョンスンに渡します。
その代わりに約束は守れとハン・イェスルは言います。
ピョンスンはグァンシクと離婚する慰謝料だと言い、二人は離婚することになりました。
ピョンスンはそのお金を両親に渡し、縁を切ると言って家を出ていきます。
息子のピョンスンにいつもお金をたかってくる両親なので、彼も可哀そうな青年なんです。
グァンシクはもちろんハン・イェスルがお金を渡したことを知りません・・・
18話
次女のグァンシクはやっと離婚が出来て、手錠が外れて解放された気分だと言い、これからは食堂を頑張っていくようです。
そんな次女グァンシクの食堂の料理が美味しくて大好きだというハン・イェスルは食器洗いを手伝いますが、そんな時長女グァンナムが食堂に突然来たことで微妙な雰囲気になります。
次女グァンシクはハン・イェスルをうちの301号室と言って紹介します。
また、離婚した長女のグァンナムはあれしきのお金で恩に着せられるのはイヤだから少ない慰謝料を返したのです。皆は呆れ、父のチョルスも「これは違う」といつもの口癖がついつい出てしまう、プライドの高い長女のグァンナムです。
元夫ビョノも働いたことのないグァンナムをすごく心配しています。
そんな時、好意的なファン・チョンギル会長が彼女の前に現れるのです。
19話
次女グァンシクとハン・イェスルは急に夜の海を見に行くことになりますが、海辺でハン・イェスルがお腹の痛みを訴えて苦しむのです。ハン・イェスルは虫垂炎だったのです。
入院先に父のドルセが心配でやって来て、一緒に寝ながら看病しています。
また、元夫ビョノは何度もお金を渡しに長女グァンナムに会いに行きますが、シン社長は前妻と連絡を取らないでと言います。用事があったら私が連絡するからと言って嫉妬し、あなたは礼儀を守る人だと信じていると更に念を押します。
また一方で、三女グァンテに興味があるギジン(ソル・ジョンファン)はお見合いの相手から好かれてしまい、結婚を迫られています。実はギジンにはお金持ちのサラ金業者の兄プンジンがいますが、三女グァンテはそれを知りません。三女グァンテはそこのサラ金業者でお金を借りているのです(笑)
20話
借金取りが家にやって来て、父親から怒鳴られた三女グァンテはギジン(ソル・ジョンファン)を呼び出して愚痴を聞いてもらうのです。成功して父の鼻をへし折ってやると言いますが、父の気持ちも痛いほど分かります(笑)
また、長女グァンナムのアルバイト先の洋服店にシン社長と義母がやってきますが、2人を見た瞬間胸がドキッとして思わず隠れてしまった長女グァンナムは、ようやく現実を自覚するのです。自分はまったく、嫁と妻の役目を果たしていなかったと涙を流します。
また、次女グァンシクはトロットのCDをハン・イェスルに贈り、ロックよりトロットが合うと思うので絶対に歌手になってと応援します。俺の夢を支持してくれたのは母以外ではじめてだ、必ず歌手になると彼女に伝えます。
21話
長女グァンナムにつわりの症状が出始め、自分で検査すると妊娠の印がでました。
急いで産婦人科を受診しますが、なんと想像妊娠だったのです・・・
それを元夫ビョノと次女グァンシクだけが知ってしまい、ひどく心配するのです。
そんな、長女グァンナムは、またファン・チョンギル会長と一緒にお酒を飲んでいますが、そのお店に元夫ビョノがやってきて、親しそうな二人を見てしまいます。
元夫ビョノはグァンナムのバイト先に来て、「むやみに付き合うな、慎重に付き合え、少し話そう」と問い詰めますが、グァンナムはセクハラで訴える?と言って、頬をビンタします。
「なぜ干渉するの、私が誰と付き合おうと何の関係が・・・?」とお店で大喧嘩しているところに、シン社長がやってきます・・・
22話
父のチョルスの所に「ボンジャとの交際を許可してくれ」とドルセが頭を下げに来ます。
勝手にできるが、道理を考えて許可を得に来たと・・・
チョルスはボンジャが建物を持ってるからか?と言うとそれは違う、ただ不憫で・・・と・・・
ボンジャもこれが運命なら受け入れたいと言い、ダメだと言うならやめるとチョルスに言います。
また次女グァンシクとハン・イェスルが二人でいるところを叔母のボンジャに見つかり、目を覚ましなさい、中卒でバイトでワンルームの彼が現実よと、男で苦労したのにまた失敗したいの?すぐに別れてと強い態度で注意します。
また、ギジン(ソル・ジョンファン)が三女グァンテに「ほれたらダメか?」と告白をしますが、「ええ~ダメよ、貧しい同志で何かできる?そして、あんたに心が揺らぐのが嫌なの」もう連絡しないでと付き合ってもいないのに別れることになります(笑)
また、長女グァンナムの交際相手がだれか心配だという元夫ビョノは次女グァンシクに相談しますが、「どうして?もう他人でしょ」と言いますが、グァンナムは危なっかしいから心配だと言うのです。
23話
次女グァンシクとハン・イェスルは叔母のボンジャからの言葉に気まずくなり、ハン・イェスルは301号室から引っ越すことになります。
まさか、ハン・イェスルがドルセの息子とは知らない叔母のボンジャはオシャレをしてドルセとデートを楽しんでいます。
また一方で長女グァンナムに不倫慰謝料請求訴訟の書類が届き、元夫ビョノの妻のシン社長が告訴します。不倫をしたのはそっちなのになぜ私が訴えられるのよと元夫ビョノの所に押しかけ不満をぶちまけるグァンナム・・・
また一方で次女グァンシクは離婚のときハン・イェスルがピョンスンに代金を渡したことを知り、彼を捜すのです。そして、電話で最後でもいいから一度だけ私に会ってと叫びます。
24話
長女グァンナムはお付き合いしている人がいるので会ってほしいと家族に話します。
翌日、ファン・チョンギル会長は高価な贈り物をたくさん持って父に挨拶に来ますが父は何となく早すぎないかと少し不安になります。
ドルセも「考えてみろ、そんな立派な男が何が不足でバツイチのグァンナムと結婚する?」とチョルスに問い詰めます。
また、叔母のボンジャは皆にドルセを紹介しますが3姉妹たちはあまり歓迎していない様子です(笑)チョルスはドルセに息子が二人いるが次男だけがドルセと行き来していて優しい青年らしいとボンジャに教えるのです。まさか、301号室のハン・イェスルだとは誰も分かっていません。
また一方で、長女グァンナムの元夫ビョノが女性と一緒にいるところを目撃し、後を追いかけます。そして、ファン・チョンギル会長がわざと長女グァンナムに近づいたことを知ります。
25話
元夫ビョノは次女グァンシクに相手に女がいて怪しいから長女グァンナムの結婚をやめるべきだと言いますが、姉の問題は本人と家族が解決すると言って、話を聞きません。
次女グァンシクだけは分ってくれると思っていたのですが・・・
今度は直接グァンナムにその男は何だか変だ、詳しく調べてから結婚したほうがと意見しますが彼女は聞く耳を持ちません・・・ ビョノはファン・チョンギル会長を調べはじめますが彼らは分譲詐欺をしていたのです。 それでも、グァンナムは元夫ビョノを信じません・・・
そして、結婚式当日新郎側は誰一人出席せずに警察がやってきて、グァンナムが警察に連行されます。
また一方で父のドルセは息子のハン・イェスルに悪いが俺は結婚する、お前が許さなくても、だけど許可してほしいと言いますが、息子のハン・イェスルは母さんが死んだのはあの女のせいだ父さんの息子はやめると言います。 ところがこの会話を次女グァンシクが聞いていたのです。
26話
長女グァンナムの弁護人を引き受けた元夫ビョノのスピード対応がとてもカッコよく男らしく見えましたが、妻のシン社長もビョノを自分の方に引き寄せようと何だかんだ騒動を起こすのですが、両方の妻の間で右往左往する夫ビョノが可愛そうに見えます。
ところで今更ですが、子供のボクテンは本当にビョノの子供なんでしょうか・・・??
その後、長女グァンナムは元夫で弁護士ビョノのお陰で全てが解決し、叔母のボンジャの鮮魚店を手伝うのです。
元夫ビョノもグァンナムにもう会うことはない、安心してこれからは気楽に暮らすように言います。今までのすべてが吹っ切れた元夫ビョノは子供のボクテンを母に預けて、シン社長と新婚旅行に行くことになります。
大喜びのシン社長ですが、その夜ホテルのバスルームからシン社長がなかなか出てこなかったのでドアーを開けようとしますが中から鍵がかかっていました・・・
27話
ホテルに救急車が到着し病院に搬送されますが、急な心臓麻痺でシン社長は亡くなります・・・
マリア、マリア、と泣き叫ぶ夫のビョノ・・・
また一方で、叔母のボンジャは結婚相手ドルセの息子ハン・イェスルと会うことになります。
それを知っている次女グァンシクはハン・イェスルと叔母のボンジャを会わせないように彼を呼び出します。体調が悪いと言って・・・
また、三女グァンテもギジンにお金持ちと結婚してお兄さんに孝行して幸せに暮らしなさいと言いますが、結婚だけは俺の思うようにする、俺を捕まえてくれとグァンテに頼みます。
そして、やっぱり気が変わったグァンテは私が養ってあげる、結婚しようと言うとギジンは嬉しくて彼女を抱きしめます。
ところが、ギジンの兄があのサラ金の会長プンジンだと知り、グァンテは私を試したの?と、ひどく激怒しギジンを回し蹴りします・・・
本当はギジンがお金持ちで嬉しくてしかたない三女のグァンテです(笑)
28話
納骨堂で偶然に長女グァンナムと元夫ビョノが顔を合わせ、シン社長が新婚旅行先で亡くなったことを知り驚くのです。そして、この日から元夫ビョノが心配で仕方ありません。
グァンナムは睡眠不足のビョノの代わりに運転を変わってあげて、ビョノと子供のボクテンを寝かせてあげるのです。
そして、運転手が必要なら呼んで、24時間常に待機中とメールを送りますが、ビョノも嬉しそうな微笑みを浮かべます。
また一方で、次女グァンシクは叔母ボンジャの仮縫いのウエディングドレス姿を見て、心から幸せになってほしいと思っているのです。
そして、メールで一言、別れを告げるグァンシクです・・・
ハン・イェスルは、別れる理由が分からないと言います。
その後、息子のハン・イェスルは、自分の父親が叔母のボンジャと笑いながら親しそうに歩いている姿に遭遇します・・・
29話
別れの理由が分かったハン・イェスルは、一人で抱え込むなと言って次女グァンシクを抱きしめます。その後、父の所に行き、結婚はダメだ、やめないなら俺が阻止すると言います。
ところが、3姉妹たちは明日の結婚式で着るピンクのドレスを着て、はしゃいでいます。
叔母のボンジャはこんな日が来るなんて、こんなに幸せでいいのかしらと喜びを噛みしめています。
次女グァンシクはハン・イェスルに叔母を受け入れてほしい、私を愛しているなら一度だけ頼みを聞いてと言いますが、愛と言う言葉をこんな時に使うなんて・・・と寂しそうに言います。
そして、ドルセは叔母のボンジャを呼び出して、ハン・イェスルが私の息子なんだと話します。
それなら、あの子たちが別れたのは私たちのせいなのねと涙を流します。
そして、あの二人の仲を引き裂くことはできないし、結婚できないと・・・
また、長女グァンナムと元夫ビョノは子供のボクテンを連れて本当の家族のように会うようになります。グァンナムはボクテンが私たちの子ならよかったのにと言ったり、離乳食まで作ってくるようになります。すっかりママのようになりました。
30話
また一方で、チョルスとドルセの父親たちは仕事先で行った家の庭に大金が埋まっていることを知り、二人でそのお金を盗むことを計画していましたが、なんとそのお金は偽造紙幣で警察も追っていた事件だったのです。娘たちは今まで強く正しく生きてきた父がどうして・・・と、自分たちのせいではないかと胸を痛めます・・・
また、長女グァンナムは元夫ビョノに子供ボクテンの母になりたいと言います。
元夫にとってすごく以外な言葉でとても驚きますが、今はボクテンを育てること以外の余力がないと言います。グァンナムは私も前のようなわがままから女から変わった、人は死を乗り越えると変わるみたい、だから私からプロポーズしたの、これからはあなたの力になりたいと・・・
また一方で、朝食の席で叔母のボンジャは「結婚をやめた」と皆の前で言います。今まで、自由に暮らしてきたのに年老いた男の世話はしたくないと・・・心と反対のことを伝えます。
ところが、酔った席で叔母のボンジャは次女グァンシクに本音をぶつけます・・・
叔母ボンジャの本当の気持ちが分かったグァンシクは家を出ていきますが、それを追いかけた、ハン・イェスルは交通事故に遭います。
31話
ハン・イェスルが交通事故に遭い死ぬかもしれないと電話が入り急いで病院に駆けつける次女グァンシクです。ただ、起きてよ、起きてよと声を震わせて泣き続けます。
そして、目が覚めたハン・イェスルは頼むから俺の前から逃げないでくれ、その代わり継母の姪として会わせてくれ、君に対する俺の愛は終わりにするから・・・と、そうすればもう逃げないだろう?と涙を見せます・・・二人は友達に戻ります。
また、長女グァンナムは元夫ビョノの母親から大反対され、「嘘でしょう、あんたが反省を?あんたの家族は知っているの?二度と会いたくない」と絶対に許さないとひどく憤慨した様子で伝えます。
また、食品会社のチーム長に呼ばれた次女グァンシク。
君の作ったキノコ入りサムゲタンは絶品だった、僕は韓国中のサムゲタンを食べたが君のメニューが候補の1つだと言い、よろしく、チン・ジョンハンですと挨拶します。
32話
長女グァンナムの元夫ビョノの母がのり込んできて、大騒ぎになります。
それでもグァンナムは皆の前で、他の道があるとしてもこの道を選ぶといってビョノと復縁したいから許可してほしいと父にお願いします。
また、三女グァンテの相手ギジンがサラ金業者関係と知った次女グァンシクは「父さんが一番嫌っていることよ」と三女グァンテに言います。私たちと住む世界が違うと・・・
ところが、ギジンの兄で金融業者のプンジンがやっと二人の結婚を認めますが、条件として子供を産むまでは婚姻届けをだすなと言われてしまいます。
また一方で退院するハン・イェスルは先生から、手の靭帯が戻らずにギターを弾くのは無理だと言われ、更に声帯が傷つき歌うのは難しいと診断されます。
父はお前は大丈夫だ、あまり悲観せずに少し休めと励ますのです。
また、チーム長と一緒に食材探しに出かけ、会議などでも顔を合わせるようになった次女グァンシクは、ある日チーム長から「君をもっと知りたくなった、関心を持った」と告白され素敵な花束をプレゼントされます。
次女グァンシクは「チーム長が関心を持つような人間ではない、私はバツイチなの」と正直に伝えますが、「僕も同じだ5年間付き合った女性と結婚直前に別れた、この年で駆け引きはやめよう」と言うのです。
33話
また、長女グァンナムの元夫ビョノの母がボクテンを捜しにやってきます。
孫と離れている母は寂しくて仕方ないのです。
息子のビョノは母に息子に嫁、孫と仲良く暮らそうと言いますが、それでも意地を張る母なんです(笑)
また、会社でチーム長から一緒に出勤して一緒に帰りたいと、いきなりプロポーズされる次女グァンシクですが、こんな急な告白なんて焦りますよね!まだお互いを知らなすぎるのに・・・
また、三女グァンテの相手ギジンの顔合わせの日、父に内緒にしていましたが、ギジンの兄プンジンはわざと私は消費者金融業のホ・プンジンですと挨拶します。
父はこれは違うだろと言いますが、三女グァンテはこんなところで私の人生を終わらせたくない、大きな家で住みたいと言います・・・そして、父以外、皆が結婚に賛成します。
34話
長女グァンナムは夫ビョノと子供ボクテンを連れて、義母の所に戻っていきます。
そして、長女グァンナムの方から、育児は家族全員が取り組む課題だと言い、家事は私とビョノさんが当番制でやると言います。借金が多くて返済するまで家政婦も雇えません、だから私も外で仕事しています。無理せずできる範囲でやりましょうと言いますが、母はあきれて物も言えません。なかなか、ちゃっかりしている長女グァンナムでした(笑)
また、次女グァンシクは叔母のボンジャだけに「実は提携している会社のチーム長で代表の息子からプロポーズされたの」と話します。
結婚相手として悪くないし、結婚はタイミングだと思う、まだ返事はしてないけど迷っていると叔母のボンジャに言います。
ところが、次女グァンシクは自分のせいでハン・イェスルが歌えなくなったことを知り、一緒にいたいと言いますが、彼は君に合わない人間だった、俺なんかと関わるな、帰れと言って去っていきますがグァンシクはハン・イェスルのそばにいようと決心します。
その後、ハン・イェスルの歌がラジオで流れ多くの反響を得ます。
「きっと星になれるわ、1番のファンになる」と言って、二人は抱き合います。
また、三女グァンテは妊娠したと嘘をつき父から結婚を許してもらいますが父は次女が結婚した後に式をあげろと二人に言います。
35話
金融業者プンジンの部下ピョン・ゴンチェは叔母ボンジャの妹テンジャの子供オ・トゥギとDNA鑑定をしますが、親子関係が成立しました。
どうりで、最初から情が湧いたと言い、テンジャに俺がオ・トゥギを育てると言います。
また一方で、父のチョルスの元に婿が3人集まり父は幸せなひと時を過ごしています。
三女グァンテは高級なベットや宝石をプレゼントされますが、次女グァンシクとあまりにも大きな差がついてしまいます。
合同で3姉妹の結婚式が行われますが、一番の友人であるドルセが出席できないといい、祝儀はいらないから飯だけ食っていけ言う父のチョルス。 ドルセは我が子の結婚式に親として参加できないとは・・・おかしくなりそうだと、つぶやきます。
36話
妹たちが結婚するため長女グァンナムは3人でお揃いの指輪を作って、プレゼントしました。
各自の家庭を持つけどグァン姉妹の友愛は変わらないし生活に追われても家族を粗末にせず何があっても私たちは姉妹だってことを忘れないために作った指輪だと言います。
ところが、結婚式の前日にとうとう父のチョルスにハン・イェスルがドルセの息子だと分かってしまい、皆で結託して俺を騙していたのか?と激怒します。
こんな大事なことを隠すとは、姪と叔母と義父と叔父と35年の縁と家系はどうなっている?あり得ないとカンカンに怒り、これ以上家門を汚すことは絶対にできないと・・・
翌日、父親が遅れてやってきましたが、3姉妹の結婚式がはじまりました。
夫ビョノの義母もイヤイヤ参加することになり(笑)賑やかでたのしい結婚式でした。
ところが、次女グァンシクと三女グァンテが新婚旅行先で大喧嘩になります・・・
37話
結婚式の前後で全く違う三女グァンテの態度を見て、金持ちの嫁だから偉そうにしていると次女グァンシクは怒ります。そして、行動に気を付けて順序を守りなさいと注意します。
おまけに三女グァンテが妊娠していないことも知ってしまいます。
また、新婚旅行から帰ってきた三女グァンテはお金持ちの義兄から父チョルスへと高級時計をいただきます。高級時計を腕にはめた父チョルスの嬉しそうな顔をバツ悪そうに見つめる次女グァンシク・・・ 結局父もすべてはお金なんですね・・・寂しいと感じる次女グァンシク・・・
また、皆が家に集合した時も肉を焼く係はハン・イェスルでギジンは腕が痛いから肉を焼けないといって調子がいい婿です
38話
長女グァンナムは夫ビョノのボクテンに対する深い愛情に寂しさを感じることがあります。
夫婦も所詮は他人なのですが、人というのは独りで自らを励ましながら生きるものだと言う父チョルスの言葉をしみじみ感じる日が多くなりました。
最近、夫ビョノも変わってきて、今のグァンナムは少しも幸せではないのです。
ところが、反省した夫はグァンナムに会社を辞めて、体調を整えた後で子供をつくろうと言います。僕たちの子供を見たいと・・・
また、三女グァンテは夫ギジンと義兄プンジンの3人で結婚届を提出にいきますが、ギリギリのところで、妊娠していないことが分かり、詐欺だと言われ家へ帰される三女グァンテです・・・
また一方で、トゥギの将来のために父親ピョン・ゴンチェが育てることになり、母親のテンジャはトゥギを手放すことになりました。
父親ピョン・ゴンチェはトゥギが望むことは全部させるし、会長が店を持たせてくれるから心配ない、ありがとう、しっかり育てると話します。
39話
結婚を嘘ではじめるなんて許せないと言う父チョルスに妹テンジャは「義兄さんにも責任がある、長女グァンナムが詐欺師に騙された時も今回の三女グァンテの時も正気を失っていた、宗家の宗孫とは思えない」と図星を突かれる父でした(笑)
また、マリアとの家族写真を外す夫に問題を起こしたくないという長女グァンナム。
義母は息子と母親を喧嘩させて嬉しい?と嫌味を言いますが、グァンナムをいまだに嫁として認めたくない母なんです。
また、三女グァンテが許してもらい結婚先に戻り、3姉妹が婿を連れて、焼き肉パーティーがはじまりますが、3姉妹の格差がある結婚で大喧嘩がはじまり、次女グァンシクが三女グァンテを叩いてしまい、父親が次女グァンシクに謝れと言うのです。これが家族なの?と次女グァンシク夫婦はさようならと言って先に帰ってしまいます。
また一方で、父親ピョン・ゴンチェはトゥギが「ママ、ママ行かないで」と泣き叫ぶ姿を見てテンジャに「一緒に暮らそう、トゥギと3人で」と声をかけます。トゥギの演技でママのテンジャを救ったのです。
また、401号室に謎の赤い洋服を着た女性ヨンヒがやってきて、なぜか父チョルスを誘惑するのです・・・
40話
父チョルスは三女グァンテに姉妹は仲良くしてほしい、金があるからと人を見下して争う姿は見てられない、お前が次女グァンシクを怒らせたと言いますが、三女グァンテはそれに対して反発します。 女は誰と結婚するかで運命が分かれるのです・・・と叔母のボンジャが言います。
また、長女グァンナムは夫と二人で産婦人科で検査を受けますが、二人とも努力が必要だと診断され、早いうちに体外受精をするようにすすめられます。
義母には内緒にしてほしいと長女グァンナムは夫にお願いします。
またある日、ギジンの前に俺がグァンテの実の父親だという人が現れます。
「とても信じられない、詐欺師だろ、たわ言を言って」と訳が分からないギジンです。
また、次女グァンシクの夫ハン・イェスルが予選通過して父ドルセと3人でおめでとうのケーキでお祝いをします。本当に決勝まで頑張ってほしいです。グァンシクのためにも・・・
41話
三女グァンテの結婚先の豪邸に呼ばれた家族は、そこでグァンテの妊娠を知ります。
今度は本当だなという父に母子手帳を見せるグァンテです。
ギジンと二人で寂しかった家が賑やかになって嬉しいですとギジンの兄プンジンが言い、家族の和やかな姿を見るとうらやましいです、またご招待しますと笑顔で話します。
また、叔母のボンジャとの結婚がダメになったハン・イェスルの父ドルセは最近めっきり年老いてきました。家で内職をしていますが、食欲もなく、ただ息子が歌手になることだけが生きがいなんです。
また一方で、何度も訪ねてくる三女グァンテの実の父だと言う人と会うことになったギジンは血液鑑定をすることになりました。やはり親子関係が成立し、実の父はイ・チョルスさんが知ったら大騒ぎになるから二人だけの秘密にしようと言いいます。
42話
ハン・イェスルの父ドルセが倒れ、病院に搬送されますが、意識が戻り皆ホットしています。
嫁のグァンシクにとっては夫のハン・イェスルがオーディションに落ち、義父の世話もあり、前が見えない状態が続きます。
そんな時、長女グァンナムの産科での体外受精の移植が終わり、静かに休む場所が必要になり次女グァンシクの所にやってきました。そして、姉は子供はいつでも産めるわけじゃないから、早いうちに作ったほうがいいよ、私みたいな思いをしてほしくないと真剣に伝えます。
その次女グァンシクはお金がないことで夫のハン・イェスルと喧嘩になってしまうのです。
お金がなくても、愛があれば、それでいいと思っていたのに・・・
また一方で三女グァンテの実の父から、また呼び出されたギジンは父からお金を融通してくれないかと言われます。大金だったために今はこれだけですと言ってお金を渡しますが、渋い顔をするのです。次は心臓が悪くて新薬を使いたいからと言ってお金をせびるのです。
ところが、その金はすべてギャンブルで使っていました。
43話
次女グァンシクは愛した記憶を忘れてお金の事ばかり言ってごめんと夫のハン・イェスルに謝りますが、二人の間には微妙な空気が流れていきます。
また、長女グァンナムも体外受精に失敗し、心を痛めています。夫ビョノはつらくて大変だった妻を見て、子供は諦めようといいます。
天国と地獄を行き来しているお前を見るのは自分もつらすぎると、お前さえいればいいと言いますが、どうしても自分の子供が欲しいのでもう一度だけチャンスがほしいと・・・
また、敗者復活戦に出ない、歌手は諦めると言っていたハン・イェスルは会場に遅れて入ります。
「人生最後の機会だと思って走ってきました、諦めようと思ったけど、一生後悔しそうで考え直しました、一度だけ機会をください」と、審査員に頭を下げます。
44話
ドルセが住んでいた家が明け渡しになり家を取り壊すことになりました。
そこへ次女グァンシクとハン・イェスルがやってきて、自分たちの家に行こうと言いますが、父は行くところは決まっていると言って、「老人ホーム入所案内」のパンフを見せるのです。
ハン・イェスルは「息子を困らせるな、老人ホームに入ったら俺とは終わりだ」と言います。
そんな時、ハン・イェスルの兄がやってきます。ただ、すまなかったと謝るのです・・・
ドルセは父チョルスの部屋で暮らすことになりました・・・
また、敗者復活戦に落ちたハン・イェスルでしたが、審査員全員を感動させた名場面として特別にハン・イェスルの歌声がテレビで放送されることになりました。
ドルセとハン・イェスルの親子はきつく抱き合いながら、やった~と言って涙を流します。
45話
ついにテレビに出たハン・イェスルは「すべて君のおかげだ」と言って、次女グァンシクを抱きしめます。 ネットでもすごい数の照会数で視聴者の反応も半端ではありません。グァンシクも信じられない様子です。
トロット界の新星・ハン・イェスルとして活躍の場ができ、収録後もファンに囲まれてサインに大忙しです。
また、夫ビョノは母にグァンナムは産婦人科に行ってきた、体外受精の診療で今苦しがっているから休ませたい、僕たちは子供を作るからと話しますが、それでも母はダメだと言います。
母は嫁として認めてない、だから私の孫として認められないと言い、母と息子は大喧嘩になります。母は家を出て、友達のところに行きますが、グァンシクが迎えに行くのです・・・
また、婿のギジンはとうとう、どうすることもできなくて、父チョルスの元を訪ね、グァンテの実の父と名乗る男が僕の所に来たと話します。
46話
なんと、三女グァンテの実の父は父チョルスの妻の浮気相手だったのです。
妊娠が分かると逃げ出し、その後もチョルスを脅して金を奪い、今度は婿から金を奪い三女グァンテを利用しています。娘が金に見えるのか?と言って激しく怒ります。
叔母のボンジャは父チョルスにグァンテに真実を話してと言いますが、母親の浮気相手の子だと知ったら耐えられないと、いつか知ることになっても今は違うと言います。
また一方で、次女グァンシクは義父ドルセに呼ばれ、父チョルスが401号といい雰囲気だから娘たちが後押ししてやれと言われ、困惑しますが、お前が動いてみろと言うのです。
さっそく3姉妹は401号の女性に会いに行きます。
また、どこにいっても、「ハン・イェスル、ハン・イェスル」とテレビ出演した影響で、ファンに囲まれサインを頼まれるようになった夫のハン・イェスルはとうとう万人の恋人になったのです。 ところが妻の次女グァンシクは嬉しいはずなんですが、心に寂しさを感じているのです。
47話
義母と決着を付けようと酔った勢いでくだを巻いた長女グァンナムは義母に合わせる顔がなく父の所に行きますが、なんと義母が迎えにきます。
「夫が浮気して作った子を育てるのは簡単じゃない、ありがとう」と、はじめて義母が私も子供を産んだのに分別がなかったと嬉しい言葉をかけてくれました。
そして、産婦人科に義母も一緒にいくような仲に変わったのです。
また、叔母のボンジャの妹テンジャが結婚したので、寂しがっていると思い、父チョルスとドルセと401号が集まって、花札をすることになります。意外とこの男女4人はいい友達になれそうな雰囲気です(笑)父チョルスは401号に花束を贈り、食事に誘います。
ところが、3姉妹は401号と距離をおいてほしいと言います・・・
また、三女グァンテに実の父が直接会いに来たことで、すべての真実を知ってしまうグァンテです。父さんや夫のギジンを脅してお金を奪ったやつが私の父なんて・・・
48話
叔母のボンジャは長女グァンナムと次女グァンシクに真実を伝えます。父チョルスの実の子は死んだ弟のグァンシクだけで、3姉妹の父はすべて違う人で3人は父チョルスに救われたのです。
私はそばで見ながらあまりに申し訳なくて罪の意識を感じてきたし、ずっと後悔してきた、私もつらかったと涙しながらボンジャは話します。
そして姉妹は、私たちは死んでも父さんの子よと言い、血の涙で日記を書いて苦しんでいたことを強く察する二人です。
また、家に帰った次女グァンシクは夫ハン・イェスルから急に釜山放送局のトロット歌手が集合する番組に出演が決まり、大先輩と舞台に立てることを喜んでいます。
ところが、妻のグァンシクの顔は暗く沈んでいます。
49話
父のチョルスは娘たちが知った今、私の役割は終わったようだと叔母のボンジャに手紙を残し、捜すなと言って家を出ていきます。
3姉妹たちは必死に捜しますが、どこにもいませんでしたが、トランクを開けたら子供の頃3姉妹を連れて遊びにいった河原の写真が出てきました・・・父は「来てくれてありがとう」と捜しに来た3姉妹に「お前たちは私の生きる力だった・・・」と声を詰まらせながら伝えます・・・
その後、3姉妹たちは父と401号の結婚をすすめることにします(笑)
また、次女グァンシクはハン・イェスルに「芸能人病」という言葉を使ってしまい、ハン・イェスルは急に偉そうに振る舞うなと見下したように取ってしまい、大喧嘩になってしまいます。
その後、グァンシクは叔母のボンジャの前で「離婚する」と言って大声で泣き出しますが父は、お前は芸能人の妻の資格がないと厳しい言葉を言います。
また、長女グァンナムはマリアから桃をもらった予知夢を見ました。
義母は絶対に娘で間違いないと言い、病院に向かいますが、本当に妊娠していて母子手帳をもらうグァンナムは嬉しくて涙が止まりません。
義母もおめでとう、うちの嫁、ご苦労さまと言って、グァンナムを抱きしめます。
50話(最終回)
長女グァンナムは父チョルスに実の父に一度は会ってみたいと話しますが、父は数年前に亡くなったと話します。そして、他のことは考えずに子供を産むことだけ考えろと・・・
そして、父チョルスは長女グァンナムの弁護士の夫ビョノに、ある事件の再審請求をお願いに行きます。本当は実の父は刑務所に入っていたのです。
また、次女グァンシクは、「芸能界で仕事するあなたに耐える自信がない、だから離してあげる、私よりももっと心の広い女に会って」と離婚届けを渡します。
そして、ハン・イェスルの父ドルセも、最近少し人気がでて浮かれるいる息子に未熟なせいだと言い、俺が叱るから一度だけ大目にみてくれと嫁を気遣うのです。
そして、そんな時、次女グァンシクが妊娠します。これで3姉妹がみんな妊婦さんに!
また、三女グァンテのおかげで義兄プンジンと女医の結婚の話も進んでいます。
義兄プンジンは三女グァンテが嫁いできてから我が家の問題が順調に進むようになってきたと言って、喜びます。
そんな3姉妹は、父の結婚相手の401号のヨンヒとそれぞれ認め合い、お互いに新しい家族が出来たことに心から感謝を伝え、心から喜び合います。
そして、婿たち3人も父チョルスを誘って、銭湯にいきます。この年になって幸運に恵まれたと喜びを隠せない父です。
そんな父チョルスの配慮で、ドルセも息子たち兄弟と一緒に、はじめて銭湯に行き、今までの悪い垢をすべて落としました。
3姉妹たちは父チョルスの結婚を記念し、「イ・チョルス子供図書館」という、父の故郷に3階建ての子供図書館を婿たちと一緒にプレゼントします。
8か月後、三女グァンテが女の子を出産し、その後、同じ日に長女グァンナムと次女グァンシクが女の子を出産します。
更に、1年後、すべての家族たちが父チョルスの元に集合します。
3姉妹たちも生活が安定し幸せな人生を送っています。
父は幸せは人にも分け合わないと、分け合って生きるのがいい人生だと言い、3姉妹が作ったオーケーグァン姉妹の奉仕団をみんなで褒め合います。
そんな時、父チョルスに「誇らしい道民賞」に選ばれたという書留郵便が届き、すべてhappyendで終わりました・・・
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