兵役免除のためにアジア大会のサッカーu-23枠に26歳で出場した韓国の
サッカー選手ソン・フンミンは、u-21の日本代表に延長戦まで追い込まれ
苦戦する試合で、やっと勝ち取った優勝と兵役免除です。
日本は若手選手に経験を積ませる目的があったわけですが、勝利した
韓国選手の熱狂ぶりはすごかったですね。
おまけに「孫興民(ソン・フンミン)、兵役免除おめでとう」という
お祝いのメッセージで韓国中が盛り上がっていました・・・
でも、健康な韓国男子の兵役免除・・・
これっておかしくないですか??(笑)
あの韓国から反対の苦情が出ないのが不思議・・・
上の写真はアジア競技大会のサッカーの決勝戦で優勝し
授賞式を終えた後、金メダルを噛んでいるソン・フンミン(26)。
韓国サッカー代表は今大会、「オーバーエイジ」枠をフルに使って
24歳以上の選手を3人を選抜したが、日本は2020年
東京オリンピック(五輪)を見据え、ワイルドカードを選抜せずに
U-21の選手でチームを固めて出場した。
優勝した韓国は「孫興民(ソン・フンミン)、軍免除おめでとう」
などの祝賀メッセージを伝えた。
日本との決勝戦で延長戦の末2-1で勝利し、兵役が免除される
ことになった孫興民は「金メダルは重くて硬かったが『おいしい』と
いう感じ。今日は生涯忘れられない日になるだろう」と語った。
アジア競技大会は孫興民にとって将来がかかる重要な大会だった。
1992年生まれの孫興民は今大会で金メダルを獲得できなければ、
来年、兵役の義務を履行しなければならなかった。
ドイツに進出するため高校1年で中退した孫興民は4級補充役召集の
対象者だ。
金メダルを獲得できなければ21カ月間にわたり社会服務要員として
軍生活をしなければならない状況だった。
孫興民の移籍市場価値は9980万ユーロ(約128億円)と、
昨年(4480万ユーロ)の倍以上に上がった。
7月にトッテナムと2023年まで再契約した孫興民の週給は
8万5000ポンド(約1220万円)だ。
服務期間(21カ月)に換算すれば110億ウォン(約11億円)を
超える。BBCやテレグラフなど英メディアが今大会の
韓国代表チームの成績に関心を注いだのもこのためだった。
英ガーディアンは「韓国が金メダルを獲得できなければ孫興民は
ヘアスタイルと自由を失い、軍服務をしなければならない」と伝えた。
しかしアジア競技大会の金メダルの夢を実現し、孫興民は兵役義務から
自由になった。
(中央日報日本語版)