ジュゼッペ・トルナトーレ監督最新作『ある天文学者の恋文』を観てきました。
★★★★
ネタバレ
全身全霊で愛した女性(しかし教え子で不倫)に対して、自分の死後も生き続けているかのように工夫して、彼女に残した数々のメッセージ。
一見純愛で素敵な話なのですが、彼氏の死後も束縛され続ける彼女の気持ちとか、可能性なんかを排除している思考がちょっと恐ろしい。
だって死んでるのに…。
という側面と、教え子 . . . 本文を読む
有名原作は読んだことがありませんが、予告編が興味を引いた『怒り』を観てきました。
★★★★★
東京、神奈川、沖縄に現れた三人の謎の男…。
予告編の段階から想像が膨らみ、観始めてからは物語を堪能しながらも思考はフル回転の展開。大満足の一本でした。
疑惑の切っ掛けとなる惨殺事件については、世田谷一家殺害事件と、英国人女性講師殺害事件を彷彿とさせるような作りになっているところが、余計にリアルに感じさ . . . 本文を読む