俺の大好きな映画のトップ3の中にいつまでも有り続けるだろう1本です。
でも、以前書いた『グーニーズ』と同じ年に日本で公開されていたのですが、当時小6だった俺の琴線に触れる事はなく、こちらは残念ながら映画館では未見。
(2010年の25周年リバイバル上映において映画館で鑑賞できました!)
初めてこの映画を観たのは中学生になってから。
テレビで放送されていた主人公マーティーの声を三ツ矢雄二が吹き替 . . . 本文を読む
アクション映画の革新的作品で、俺に刑事アクションを観る切欠を与えてくれた映画。
それまでの刑事アクションのイメージと言えば、タバコとおっさんの汗の匂いが画面から漂ってきそうな男臭さMAX、銃と血と暴力全開、カッコ良さ重視な割りにどういう人の視点で観たらこれがカッコいい映画なんだろうと思うような、俺の感性では受け付けない感じでした。
具体的にはクリント・イーストウッドの『ダーティハリー』やら、チ . . . 本文を読む
18世紀のとある街が舞台。
トルコ軍に囲まれ攻め入られるのも時間のうち、毎日戦死者が出ているこんな時にも役人は市民の事になんてお構いなしで、理性という言葉を楯にお役所仕事的に事に当たっている。
そんな戦乱の中でも劇場ではほら吹き男爵の喜劇『バロンの冒険』が細々と上演されていた。
物資の不足、人員の不足に、劇団員達のやる気は同じく不足気味で芝居の内容は酷いったらありゃしない。
突如、芝居を中断させ . . . 本文を読む
1972年ミルフィールド大学にて、脚本家リチャード・コリアーの処女作が上演された。
上演後、彼のもとに歩み寄ってきた見知らぬ老婆の手には懐中時計。
「帰ってきてね…」
懐中時計をリチャードに手渡す老婆の表情は、喜びに満ちている反面、悲しみを感じさせた。
8年後の1980年。
社会にもまれムシャクシャして気分転換の旅に出かけた彼が偶然立ち寄ったグランドホテル。
ホテルの歴史資料室で背中に感じた視線 . . . 本文を読む
いつもと同じ時間が流れるオレゴンの田舎町“グーンドック”。
けれど、実は町をあげてのゴルフ場建設計画があり、地域の住民達には買収による立ち退きの話が迫っている。
大人の事情でこの町を離れなければならない事を知っている子供たちは、何もできずにただ過ぎていく毎日を過ごしていた。
マイキーの一家の立ち退きのサインを明日に控えた日、子供たちは立ち入りを禁止されていた屋根裏部屋に侵入し海賊の宝の地図を発見 . . . 本文を読む
海辺にたたずむ「イルマーレ」と名づけられた一軒の家、この家の郵便受けに投函した手紙は何故か二年の時を越えてしまう。
時間の壁を超えた不思議なラブストーリーです。
テーマが似ている「リメンバー・ミー」が同時期に日本で公開され日本版リメイクまでされていたので、陰に隠れたかたちになった「イルマーレ」は公開時ほとんど注目されていませんでした。
なんせ吹き替え版のチョン・ジヒョンの声はさとう珠緒ですよ、扱 . . . 本文を読む
十年に渡り身分を隠してマフィアを潜入捜査をする警官ヤン(トニー・レオン)。逆に警察に潜り込みマフィア掃討情報を漏らすマフィアの草ラウ(アンディー・ラウ)。警察とマフィアの間で騙し騙されの攻防をする中、警察はヤンの暗躍であと一歩というところまでマフィアを追い詰めるのだけれどラウの情報漏えいでまんまと逃げおおせるマフィア。そうこうする間に組織がお互いにスパイが居ることに気づき、二人共立場が危うくなった . . . 本文を読む
綺麗なのに凶暴でそれでいて寂しげなしぐさがとてもキュートな“彼女”と、彼女に翻弄されながらも惹かれていく頼りない男の子キョヌの心温まるラブコメ。
彼女は正義感が強い反面ヤカラのようにキツい性格で、気に食わない事をする人が居ると赤の他人であっても平然と立ち向かって説教します。キョヌに対しては無茶なわがままを連発し、言う事を聞かないと「ぶっ殺す」と脅します(笑) 予測できない“彼女”のわがままと、全て . . . 本文を読む
「スター・トレック」風の人気TVドラマ「ギャラクシー・クエスト」を見た宇宙人が、それを実話と勘違いして出演者達を本物のヒーローと思い込んでしまい、連れ去ってしまうというストーリー。スペースドラマ全般へのオマージュとパロディー満載なのでSF好きにとって必見です。
ドラマはとっくの昔に終わっているのに俳優達は今も当時の人気にしがみついていて、マニアを相手にイベント廻りをする日々。しかもそれしか収入源 . . . 本文を読む
大好きなティム・バートン監督作品の中で観た回数が一番多い作品。字幕と吹き替え合わせて30回は観たかもしれません。
新人幽霊の若い夫婦が、生前住んでいた家に引っ越してきた家族を追い出そうと奮闘するのですが、窮地に助けを求めた相手が実は物凄いトラブルメーカーで…という内容のコメディー。
「屋敷がクモに襲われる!でもこれって模型丸出しじゃないの?安っぽいw」と思ったらやっぱり模型の家にクモがとまっただ . . . 本文を読む
とある郊外の屋敷を舞台に主の殺人事件が起きる。その殺人をきっかけに、居合わせた8人の女たちの隠していた秘密が次々にあかされはじめる…。ストーリーの詳細を書くと面白みが減ってしまうので、これ以上ストーリーには触れません。
主題だけを見るととっつきにくいサスペンスのようですが、シチュエーションコメディーのような作風。突然入るミュージカルパート、コメディーなのかと思いきやシリアスなタッチに急変したりと . . . 本文を読む