2007年の観劇キャンペーン、最後を飾るのは三池崇史版の『座頭市』です。
哀川翔主演なんて言うもので、どうせ鼻にかかった高い声が気になって楽しめないだろうと敬遠気味だったのですが、11月に劇場窓口で空席状況を確認したら、13列目が空いているとの事でついつい衝動買いw
いやー、良かった、買っておいて。
映画監督の演出した舞台は、塚本晋也演出の『哀しい予感』以来2度目だけど、やっぱり見せ方が違う。 . . . 本文を読む
対決ものお祭り映画ブームも沈静化して久しい今日この頃。
やらなくていいのに『エイリアン VS. プレデター』の続編『AVP2/エイリアンズ VS. プレデター』が来ちゃったので、とりあえず観てきました。
噂の“バットマン対スーパーマン”に始まる二次ブームへの布石となるのか?!
★★
お祭り映画な事を前提とした作りで、恐怖やスリルなんて言葉を完全に吹き飛ばして単純にエイリアンとプレデターのコラボレ . . . 本文を読む
豪華なキャスティングと、東京事変の曲に誘われて『魍魎の匣』を観てきました。
★★★
京極堂シリーズ第二段なのか…
えー!これって『姑獲鳥の夏』と同じシリーズだったの?
などと、観終わって帰ってから気がついた俺。
いくら『獲鳥の夏』が★1個しか付けない程に面白くなかったからと言っても、全く気づかなかった俺って根本的にヤバイw
ほとんど同じ出演者なのに、キャスティングが面白そうなんて思いながら観に行 . . . 本文を読む
毎回違うテイストで面白いフランソワ・オゾン監督最新作『エンジェル』を観てきました。
★★★★
毎回違うテイストと言っても、人間の本質に焦点を当ててオキャマ趣味で描くと言う点は毎回共通してて、特に女性を描いたら右に出るものは居ない。
今回は「私は貴族の娘」と勘違いしている食料品店の娘のお話。
ただの勘違いの留まらず、夢を追い続けて全てを実現してしまうバイタリティーが凄い。
虚栄の塊な彼女は、妄 . . . 本文を読む
幼少期の可愛らしい主人公が、突然ラクダ顔に変身して観客を沸かせたあの映画。
突っ込みどころ満載で、トレジャーハントを楽しむなんてものじゃなかった『ナショナル・トレジャー』にまさかの続編が!
いやいや、あんな映画でも北米では大ヒットしてたらしくて、続編があるのは上映当時から聞いてたんだけどね。
とりあえず今回もニコちゃんの頭髪をチェックしに、続編『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』を観 . . . 本文を読む
いろんな方面から“大絶賛”されている『ONCE ダブリンの街角で』。
歌と恋愛の映画は嫌いでは無いので、とりあえず観てきました。
★★★
ネタバレ全開で。
ネタバレ
なんだろう、どこら辺が素敵なラブストーリーなのかよくわからない。
ひたすら女が悪女に思え、ひたすら男がカモに思え、生み出す歌の良さとは逆に、観ていて心に引っかかるものが残り続けた。
特にクライマックスは。
お互い、引きずり続け . . . 本文を読む
ウィル・スミスが、ついに「俺様伝説www」と、浮世離れしすぎたセレブにありがちな勘違い宣言をしたのかと思って『アイ・アム・レジェンド』を観てきました。
★★★★
うーん、まさかホラーだとは予想外、しかも苦手なゾンビ系。
むちゃくちゃ怖かったんですけど!w
この映画は世界観を説明しておかないと感想の書きようが無いので、軽く説明。
世界中の人々が病気にかかってほぼ全滅。
感染後も辛うじて生き残っ . . . 本文を読む
先週は観たい映画が無かった分、今週末は数本まとまってる感じ。
いつものように、映画館めぐりの順番を決めようとネットでチェック中に、『ザ・シンプソンズ MOVIE』がえらいことになってる事を知りました。
今更。
外国製のアニメ映画を観るときは、吹き替えをやり慣れていないテレビタレントの下手な台詞回しに違和感を感じたり、本来の台詞と全く違う台詞に変わっていたりするのが嫌なので、いつもは必ず字幕版を上 . . . 本文を読む
この週末は、食指を伸ばしたくなるような映画が公開されなかったので、何か無いかと金曜の夜中にググって見つけたのがコレ、フィリップ・ジャンティ・カンパニー『世界の涯て/Lands End』。
フィリップ・ジャンティ・カンパニーって何?
調べれば調べるほどに、興味をそそるうたい文句がずらっと出てくる出てくる。
プロモーション用の動画は見れば見るほどに不思議で、こりゃ生で観れるチャンスがあるなら観ておか . . . 本文を読む
黒澤明監督の『椿三十郎』を、森田芳光監督が織田裕二主演でリメイク。
織田裕二主演の映画と言えば、『踊る…』以外に面白かった覚えが無いんだけど、どういう意図でややこしい俳優を使ったのか気になりまくり。
黒澤明の映画をちゃんと観た覚えが無い俺は、自称映画好き失格でしょうか。
リメイク元の知識なんてさっぱり無いまま森田芳光版『椿三十郎』を観てきました。
★★★★
なんと、全く期待していなかったせいか意 . . . 本文を読む
いつもと同じ時間が流れるオレゴンの田舎町“グーンドック”。
けれど、実は町をあげてのゴルフ場建設計画があり、地域の住民達には買収による立ち退きの話が迫っている。
大人の事情でこの町を離れなければならない事を知っている子供たちは、何もできずにただ過ぎていく毎日を過ごしていた。
マイキーの一家の立ち退きのサインを明日に控えた日、子供たちは立ち入りを禁止されていた屋根裏部屋に侵入し海賊の宝の地図を発見 . . . 本文を読む
ロバート・ゼメキス監督のフルCGアニメ映画第三弾は、これまでのアニメらしい映像から一転、実写に限りなく近い映像表現に挑んだファンタジー巨編の『ベオウルフ 呪われし勇者』。
不気味の谷が気になるところですが、とりあえずロバート・ゼメキス監督作は全部チェックしているし、キャストも豪華なので観てきました。
★★★★
いち早く実写映画にCGを取込んだロバート・ゼメキス監督。
CGアニメでは他に出遅れたも . . . 本文を読む