「『プリンス・オブ・ペルシャ』って大昔にそんな名前のテレビゲームがあったよなぁ」くらいの知識で、「『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』を観てきました。
★★★
さっきWikiで調べたら、まだこの名前を冠したテレビゲームシリーズは続いてて、本作は2004年版のゲーム化なんだそうです。
「へー」
VFXバリバリで壮大なスケールの映像、めっさ逞しいカラダで縦横無尽に駆け巡るジェイク・ギレンホールの . . . 本文を読む
優しそうな婆さんが豹変して天井を這い回る予告編にクラッと来て、『レギオン』を観てきました。
★★
なんということでしょう。
この映画の見所は、序盤のシーン、件の婆さんが豹変する前後までですw
「ババアすげーwww」で終わり。
後はひたすら攻撃待ちの姿勢で、やたらと喋ってる場面が間に挟まり途切れ途切れ、「とっととやーっておしまい!」とドロンジョ風に天使達をけしかけたくなるグズグズ感。
荒野で孤 . . . 本文を読む
西原理恵子原作+吉田大八監督+菅野美穂主演て!
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』を超えるパンチを予感して『パーマネント野ばら』を観てきました。
★★★★
パンチパーマの下品なおばはん共の巣窟となっている美容院「野ばら」さんがあるのは、とある漁師町。
この町はいい年こいて男のケツを追っかけまわしたり、しょーもない男共に振り回されて負けが込んだ女達の吹き溜まりみたいなところ。
パンチパーマのおばは . . . 本文を読む
てっきりジョン・トラボルタが悪役なんだと思って『パリより愛をこめて』を観てきました。
★★★★
リュック・ベッソン製作脚本作“らしく”、脚本から編集まであらゆる部分がシャープな代わりに無駄にオサレな演出、ドラマチックな部分はどこか無機質な感覚といつも通り。
自分で撮るときはオートクチュール、他人に任せる時はの出来はプレタポルテと感じるのは俺だけでしょうか。
彼のプレタポルテの見所はいつも2点、 . . . 本文を読む
最強タッグでシリアスなドンパチもの??
『グリーン・ゾーン』を観てきました。
★★★★
スティーブン・ソダーバーグ辺りが撮ってたらもっと人物に焦点当てた社会派映画になってたろうけど、ボーンシリーズ2&3で大成功した監督作だけあって、功名な展開とアクションが前面に立ちつつアメリカ政府(ブッシュ政権)が大嫌いになるくらい考えさせられる内容w
定評のあるカメラワークが延々続くのは良くも悪くも、いや酔 . . . 本文を読む
ティム・バートンが関わってると聞いたので、てっきり『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』並に原案から練りだしてプロデュースしたものだと思い込んで9 <ナイン> ~9番目の奇妙な人形~を観てきました。
★★
goo映画の解説によると、ティム・バートンは今回完全にプロデュース業のみに専念して、中身にはタッチしてなかった様子。
そんな事は知らずに観たものだから、全くしっくり来なくて頭に浮かんでくるのはダ . . . 本文を読む
昨日から公開されている『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』の、宣伝と言うには力入り過ぎのスピンオフドラマ『警部補 矢部謙三』が毎週金曜の夜中に放送されてます。
ホームページでは“初のスピンオフドラマ”と唱われてますが、宣伝用の短編ドラマはこれまでにも本編シリーズの番宣や劇場版公開時にあれこれ手をを変えて存在してましたよね。
今回違うのは、各回が1時間もののちゃんとした刑事ドラマになって . . . 本文を読む
タイトルの文字の並びが変わって、記事書きにくいったらもうw
『トリック 劇場版2』から4年。
ちょっと間が開きすぎた感もあるけど、今やシリーズの始まった10年前から比べたら大御所ゲスト俳優たちと肩を並べる程にまで出世したオリジナルキャスト達が、またもや結集してくれた『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』を観てきました。
★★★
毎回そうですが、シリーズを観てた人には久しぶりにあいつらが拝め . . . 本文を読む
『ヤッターマン』で日本中を湧かせた三池崇史監督が、哀川翔主演&クドカン脚本で撮ったカルトムービー『ゼブラーマン』の続編、『ゼブラーマン2 -ゼブラシティの逆襲-』を観てきました。
★★★
よーここまで金かけてふざけた映画を作りよるw
『ヤッターマン』がヒットした勢いだけで作ったような、あれに輪をかけてムチャクチャというかマジでクダラない映画に仕上がっています。
基本は『ゼブラーマン』の続編でも、 . . . 本文を読む
このGW、日本では『のだめカンタービレ最終章』が話題でしたが、もう一つのクラッシックもの映画でしかも舞台は同じくパリの『オーケストラ!』が関西で封切られたので観てきました。
★★★★★
若干ネタバレですが問題有りません。
ボリショイ交響楽団の天才指揮者だった今は冴えない掃除婦のおっさんが、秘密のパリ遠征で指揮者に返り咲くのと、ある目的を果たす為に奮闘する話。
と書いてしまうとなんだか興味の湧か . . . 本文を読む
月で三年間一人ぼっちになる仕事、あなたは受けるか?
極限の孤独を描いた『月に囚われた男』を観てきました。
★★★★
SF好きならとにかく必見。
極限の孤独のもとで衰弱していく精神、どこかおかしいのを覆させる説得力とトリック。
想像力を掻き立てる見せ方が面白すぎる。
ネタバレ
邦題がある程度のネタバレであり、フェイクにもなっている辺り、センスが良い。
地球での偽の記憶に魅せられた、月で生まれた男 . . . 本文を読む
昨年まで演劇観過ぎてたので今年は自粛中。
とは言え、先日LADY GAGAのステージレビューを書いた直後に勢いで何か観たくなってしまい、ぴあを検索してたらちょうど好きな劇団Piperの新作『THE LEFT STUFF』のチケットがまだ余ってたので衝動買いしてしまいました。
20列目の壁際。
Piperは2007年に10周年公演『ひーはー』を観て以来一番ハマってた劇団というか座長格のベテラン役者 . . . 本文を読む