マーベルのドル箱シリーズの中核、終わるとは言いながらも今後の展開もまだ有る『アイアンマン3』をIMAX3Dで観てきました。
★★★★★
一作目から二作目にかけてアイアンマンを魅せるというところをかなりやってしまったり、スタークの工作室のカラクリも前二作とアベンジャーズで十分楽しませてくれたので、新鮮味が無くなってしまうのが三作目の宿命。
何でもありの三作目のセオリー通り、これ以上のものは観せられ . . . 本文を読む
バンパイアハンターじゃない方の『リンカーン』を観てきました。
★★★★
教科書で知ってたリンカーンは、有名なスピーチ「人民の人民による…」と訴えて奴隷解放をした事と、南北戦争当時の大統領で最後は暗殺されたって辺り。
米国人だと思い入れが半端ないので、もっと詳しく知ってた上での映画だったのでしょうけれど、その程度しか知らない俺からして観ても、ドンピシャその辺りの時代を中心にもっと深く掘り下げ、彼が . . . 本文を読む
ジャッキー・チェン、最も本気モードの"アジアの鷹”シリーズ、22年ぶりの三作目にして最後のアクション映画(ほんまかいな)『ライジング・ドラゴン』を観てきました。
★
『サンダーアーム/龍兄虎弟』『プロジェクト・イーグル』と来てシリーズ三作目。
過去の2作では共にスタント失敗による大怪我を負い、生死の境を彷徨ったエピソードが記憶に残る。
怪我によりルックスからアクションの方針からいろんなものが転 . . . 本文を読む
アンソニー・ホプキンス×ヘレン・ミレンで描く『ヒッチコック』を観てきました。
★★★★★
ヒッチコック愛以上に映画愛で描く、『サイコ』が出来るまで。
ヒッチコックの人となりを知ることが出来たのもさながら、彼を支え続けた妻とのプライベート秘話まで垣間見ることが出来る上に、当時のハリウッド映画界の裏側、配給や映倫との人間関係まで盛りだくさんで描く、最高に心地いい映画愛映画でした。
『サイコ』が初 . . . 本文を読む
トルストイとかさっぱりですが、豪華な衣装に惹かれて何の前知識も無しに『アンナ・カレーニナ』を観てきました。
★★★★
踏まえてもう一度観直したく映画。
幕が上がり舞台劇が始まる。
舞台劇を観ているかのような感覚で登場人物達や背景が目まぐるしく入れ替わり、そうこうしていると劇場全体が映画の舞台と化して映画ならではの映像のマジックと舞台劇の演出の融合、シークエンスの垣根が取り払われていく様子に魅せ . . . 本文を読む
ゴシック・ストップモーションアニメの第三勢力となるか、『パラノーマン ブライス・ホローの謎』を観てきました。
★★★★
これはまた独特、素晴らしい出来栄えで見入った。
ストップモーションで動くキャラクターの味に拘るティム・バートン、職人芸のヘンリー・セレック。
両者共に絡んだ事の有る職人集団でこの分野のパイオニアであるライカ社が独自で今回新たに取り組んだのは、『コララインとボタンの魔女』で表情 . . . 本文を読む
日本のテレビゲームキャラクターやアーケードゲームキャラクターも登場する『シュガー・ラッシュ』を観てきました。
★★★
人間の子供が居ない間におもちゃ達が動き出す『トイ・ストーリー』のテレビゲーム版みたいな感じ。
ピクサーと同じ資本のディズニーだから出来た企画。
大人も子供も観られるディズニーCGアニメの中では、今回かなりにお子様向け寄りの緩い展開が多く、大人目線では中盤「観るチョイス失敗したか . . . 本文を読む