もう映画は撮らないと言ってたはずのバズ・ラーマンが、『ムーラン・ルージュ』以来久々にメガホンを取った『オーストラリア』を観てきました。
★★
大好きなんですよ、赤いカーテン三部作は。
でもこれは…。
『アレキサンダー』がポシャッた代わりに、オーストラリア人としてのアイデンティティーを世界に主張する超豪華映画が撮れた自己満だけは伝わってきた。
アボリジニーに対する政府の謝罪を口実に、撮りたくて . . . 本文を読む
なんか知らんけど今度のウィル・スミスはプレゼントをくれるんだそうで、次は“俺様サンタ”?かと思いながら『7つの贈り物』を観てきました。
★★★★
何も知らない方が楽しめるので、久し振りにいきなりネタバレ全開で。
ネタバレ
何の説明もなく始まり、観ているうちに二つの事が分かってくる。
一つは、この男が何らかの交通事故で妻を失い、人生に絶望して命を断とうとしている事。
もう一つは、その前に全ての . . . 本文を読む
そうそう、アニメ『ヤッターマン』が復活した時に喜んで記事書いてたのに、今年に入ってどうでも良いけどネタに困らない『ドラゴンボール』の件ばっか書いて実写映画版『ヤッターマン』について書くのを忘れてました。
もう来週末の公開まで迫ってますね。
いつの間にかいろんな画像や動画が公開されてますが、『ドラゴンボール』の“原作無視”姿勢と比べるとかなり原作リスペクトな感じでファン(旧作ね)には嬉しい。
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昨日のアカデミー賞の記事を読んでくれた友人より、まるでソフィア・ローレンがメリル・ストリープに贈った讃辞のようなお電話(謎)を頂いてあれこれ話しているうち、ラジー賞ってなんで日本のテレビでもうちょっととりあげないんやろねぇって話になりました。
今はYouTube見りゃ良いっつう話なんだけどね。
上の動画は今年のオープニングアクトなのだそうで、こんなに酷いのには買い手が付かないかw
だからど . . . 本文を読む
今年のアカデミー賞も生中継を録画して、戸田大先生様の喋り等どうでも良い、むしろウザい場面は早送りしながら突っ込みどころ、じゃなくて見所をチェック。
舞台の床デザインはミケランジェロのカンピドーリオ広場。
こないだの記事にも書いたばかりだけど、ローマで一番好きな広場の模様なので超嬉しい。
光が当たると床のパターンを生かしたミラーになっての舞台上のものが写りこんだり、当たらないと真っ黒な床になって下 . . . 本文を読む
2009年は観劇を少なめになんて昨年末から書きながら、なんだかんだ毎月分チケットを買ってしまってます。
2月の二本目は蜷川シェイクスピアのロマンス劇『冬物語』。
『冬物語』と言えばビールのイメージだったのですが、晩年のシェイクスピア作品のタイトルから取ってたんですねー。
スミマセン無知で。
知らないタイトルだったので観ようか迷いつつ、生で唐沢寿明が観れるっつーんで結局購入。
今回は14列目のドセ . . . 本文を読む
友人から書いてみてと言われたので書こうと思ったのですが、テレビでショーが放送されてた訳でもないので難しい。
なんせ、まだ日本に来てないマイク・マイヤーズの映画と、DVD化も怪しいパリスが大半をさらってしまったので、何を書けばいいのかw
明日のアカデミー賞はいつものようにWOWOWをHD録画して、早送りしながら観るしショーの感想を書けば良いんだけどね。
あ、そうそうマイク・マイヤーズの映画がろくで . . . 本文を読む
元妻マドンナに才能を吸い取られ、出涸らしになった挙句捨てられた(個人的見解)ガイ・リッチー監督最新作『ロックンローラ』を、期待せずに観てきました。
★★★★
マドンナとの不仲説が流れていた頃に製作されてたこの映画、まるで憑きモノが落ちたように面白かった。
結婚前の人気だった“ガイ・リッチーらしい作風”に戻り、冒頭の3分で「観たかったクライム群像劇はコレよコレ!」と思わせ、そのままの勢いでごっちゃ . . . 本文を読む
何かと話題を提供してくれるブラピ&アンジー夫妻。
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』に主演の夫ブラピがアカデミー主演男優賞にノミネートされ、同時にアンジーはこちらの映画で主演女優賞にノミネート。
それだけでも話題性たっぷりですが、俺が本当にこの映画を観たかった理由はクリント・イーストウッド監督作だから。
『チェンジリング』を観てきました。
★★★★★
ガツンと魂に来た。
これ程感情移入した映画 . . . 本文を読む
昨年末にAmazon.com(US)から日本語字幕収録のBlu-rayを何点か輸入したのですが、その時に見つけて一緒に購入したのがこのコンピレーションアルバム。
届いた後、iTunesに入れっぱなしで聞いてなかったのを思い出して先日聞いてみたら、完成度の高さにゾクゾクきたのでちょっと紹介。
ちなみにダニー・エルフマンの楽曲は好きなんですが、特に『ビートルジュース』と『ナイトメア・ビフォア・クリス . . . 本文を読む
宮藤官九郎脚本監督の映画だという事はすっかり忘れて、なんで観たかったんだったっけと思いながら『少年メリケンサック』を観てきました。
★★★★
このノリはもしかしてと途中で気づいたクドカンワールド。
相変わらずフツーは口に出さないような後ろ向きな台詞をズバズバ吐く登場人物達が面白い。
新人ミュージシャン発掘担当の契約社員(宮崎あおい)が、たまたまミクシでパンクバンドのライブの動画を見つけ、社長を . . . 本文を読む
お手軽ホラーの定番『13日の金曜日』がリメイクされたので、ロードショー当日、2月13日の金曜日に観てきました。
ちなみに俺は『エルム街の悪夢』派でした。
★★
ずーっと既視感が。
前シリーズを観てない人には楽しめるんじゃないでしょうか。
観てた俺にとっては、マンネリ化脱却の為に回を重ねるごとファンタジーの住人になっていったジェイソンが振り出しに戻っただけで、超人度が低かった頃の彼がマンネリ感 . . . 本文を読む
NYかどこかで観た友人から面白いから観てみと勧められてた、サンドラ・ブロック主演の『シャッフル』を観てきました。
★★
だめだー、この邦題。
タイトルでネタバレしてるw
タイトルは差し置いても満足行く話じゃなかったけど。
ネタバレ
はじめは別次元に行ってしまったのかなぁと思ったのが、2度目のシャッフルでもうシャッフルがバレバレに。
きっと知らずに観てたら微妙にデジャヴュな演出でもっと混乱させら . . . 本文を読む
2月の一本目はPiper山内圭哉の『パンク侍、斬られて候』再演。
再演とは言っても、前回の大阪でしか上演されなかった2006年版を大幅にパワーアップさせた完全版と銘打ってるので、どこかが違うんでしょうか、俺は前回観ていないのでさっぱりですけど。
原作は町田康のSF時代劇なのだそうですが、本を読まないのでよくわかりませんw
実は、元々この芝居はなんかよくわからんので観ないでおこうと思ってたんです . . . 本文を読む
昨年『パコと魔法の絵本』で泣かせてくれた中島哲也監督が、脚本だけ書いて右腕の宮野雅之監督にメガホンを託した『ララピポ』を観てきました。
★★★
風俗スカウト、風俗カラオケ店員、ニート、AV女優たち。
欲望(性欲)と夢の狭間でもがく6人のちょっと変わった人々がすれ違う様子を、中島哲也のポップな感性でとことんディープで下品に、でもやっぱポップなので楽しく描いています。
宮野監督の作品は観たことが無 . . . 本文を読む