泣いても笑ってもこれで最後!『劇場版SPEC~結(クローズ)~ 爻ノ篇』を観てきました。
★★★★★
本作は最終回の後編と言う事もあり、始まってちょっとするともうクライマックスに突入。
近年の邦画でも稀に見る気合の入りまくったVFXバリバリの展開の中で、長きに渡るシリーズの謎明かしと解決編へ突入するのだけど、そんな事お構いなしにいつも以上のペースでボケ倒す登場人物たち。
最後の大盛り上がりのここ . . . 本文を読む
ジブリ高畑勲監督最新作、筆書き風の優しい線で描かれたアニメ映画『かぐや姫の物語』を観てきました。
★★★★★
優しい画風で、とことん美しい竹取物語に感動しました。
誰もが知っている竹取物語のプロットに忠実に、ジブリ流の情熱とノスタルジックな演出で味付けされた大人も子供も楽しめるファンタジーに仕上がっています。
日本にはこういった美しい古典がたくさん有るのだから、ディズニーに負けないようなこう言 . . . 本文を読む
全然不細工じゃないクロエ・モレッツ版『キャリー』を観てきました。
★★★
良くも悪くもクロエ・モレッツのキャリー。
オリジナルのシシー・スペイセクと比べると、どう考えても変人お母ちゃんに虐げられてるだけの、磨けば簡単に光る美人で健康的なキャリーには幸薄さが足りない。
足りないところを芸達者なクロエ・モレッツ自身の演技力で補っているから、見応えは有るには有るんだけれど、同年代の他の子らと比べてダン . . . 本文を読む
二日目
天然温泉で、ひとっ風呂浴びてからの朝食。
多分、昨晩の伊勢海老の頭を使ったお味噌汁が、出汁が出ていて超美味しい(若干また喉が痒くなりつつ)。チェックアウトをして、鳥羽駅まで車で送ってもらう間、運転して下さった旅館のかたに、「すぐそこがポ○モンの社長の家」とか、「鳥羽一郎山川豊兄弟は鳥羽出身で、その弟がうちの旅館の厨房に一時居た」とか、「実は五木ひろしは子供のころ鳥羽で育った」とかネタ . . . 本文を読む
先月の出雲大社参拝に続き、今年はお伊勢さんも式年遷宮の年という事で、2010年以来ぶりの参拝をしてきました。
今回は、名古屋に長期出向している相方様と現地待ち合わせのふたり旅。
いろいろ優待が受けられる、近鉄の往復特急券付『ご遷宮記念伊勢神宮参拝きっぷ』を利用しました。
今回もスタートは宇治山田駅。
皇室御用達とか知ってたら、やっぱここスタートでしょう。
位置的にちょっとだけ伊勢駅よりも . . . 本文を読む
またまたいぶし銀役者さん達の共演、『ミッドナイト・ガイズ』を観てきました。
★★★★★
最近、年配のスター俳優を再処理するような共演ものがジャンルとして確立されてきたような気がしないでも有りませんが、この手の映画って一般の若い観客の集客には繋がらなさそうで勿体無い結果が出てるんじゃないかと心配。
『RED』の続編なんて、欲を出したのかコンセプト狂ってなんか間違った方向に若い血吹き込んでるように感 . . . 本文を読む
リドリー・スコットがメガホンを撮った、豪華キャストの犯罪映画と言うことで期待していた『悪の法則』を観てきました。
★★
1クールドラマを2時間にまとめてみたけど、語る場面や見せ場ばっか繋いでしまったせいで脈略端折り過ぎてさっぱりわからない、ナレーションを入れ忘れたみたいな感想。
風邪薬が効いててうとうとしたせいか、いや、しっかり凝視していても群像劇の焦点が替わる度に端折って“役者の芝居”を見せて . . . 本文を読む
ただ襲われるだけじゃないサスペンス・スリラーだと?『サプライズ』を観てきました。
★★★★
冒頭で、セクシー美女じゃなくおっさんの汚いシャワーシーンを見せ付けられた時にはどういう映画なのかとイラッとたけど、これも普通のスリラー映画とはひと味違うって言う前フリだったのか。
何れにせよおっさんの汚い裸がイランのには違いない。
予告編でほぼ展開がわかってしまうものの、そう言う映画だと知らなかったら、 . . . 本文を読む
マーティン・スコセッシが製作、リュック・ベッソン監督って「どういう繋がり?!」と思いながら『マラヴィータ』を観てきました。
★★★★
マーティン・スコセッシが自分で撮るとややこしい事になりそうな脚本なので、繋がりの無い他人に託してみたって事なんでしょうか。
託された(妄想)リュック・ベッソンは、マーティン・スコセッシへのリスペクトをビンビン感じさせる映画に仕上げました。むっちゃ楽しいw
つか、も . . . 本文を読む
三谷幸喜最新作、『清須会議』を観てきました。
★★★★
これまでの三谷幸喜作と比べると、だいぶ毛色の違う映画になっていました。
大前提として、清州会議に登場する歴史上の人物達について詳しくないと深くは感情移入が出来ない、知っていて当然的な視点で作られているので、苦手な俺にはこの後この人達がどうなると言った背景がさっぱりで、後でwikiをサクッと読んでみて「ああ、そう言う事なのか」と思うに至るみた . . . 本文を読む
麻薬捜査局vs.マフィアvs.海軍vs.CIAの四つ巴戦というぐちゃぐちゃ感に期待して、『2ガンズ』を観てきました。
★★★
宣伝やポスターで四つ巴なのがバレバレで無ければもっと楽しめたかもしれませんが、知らなければ観に行ってなかったかもしれないので良しとします。
この四つ巴に巻き込まえるのが、デンゼル・ワシントンとマーク・ウォルバーグの二人で、彼ら自身も秘密を抱えているせいで序盤は普段から映 . . . 本文を読む
いよいよ大詰め!高まるぅ!『劇場版SPEC~結(クローズ)~ 漸ノ篇』を観てきました。
★★★★
堤幸彦監督の独特なクドさが鼻につく人にはオススメしませんが、テレビドラマから始まった長期シリーズがいよいよ結(Close)される大詰め感を煽りまくりの最終回前編『漸ノ篇』に、1ヶ月後に公開される『爻ノ篇』が待ちきれない沸々とした気持ちで映画館を出てきました。
一作ごとに一応完結で楽しめる『TRICK . . . 本文を読む