原作漫画がそのまま実写になったような上手さでファンを沸かせた『第一章』から半年。
続きは徐々に違う展開を見せるのだそうで、期待して『20世紀少年 -第2章- 最後の希望』を観てきました。
★★★★
昨晩テレビで放送していた第一章で描かれていなかった部分を追加した解説番組を見たのですが、“映画では描かれていなかった部分”もまた漫画とそっくりで、第一章はあれ単体でも不足を感じなかったけど、欠けていた . . . 本文を読む
褪せることを知らない珠玉のABBAポップチューンをまとめてミュージカルにした例のアレが、メリル・ストリープ主演の映画になりました。
ミュージカル好きとしてもポップス好きとしても、こりゃ必見でしょうっつうことで『マンマ・ミーア!』を観てきました。
★★★★★
ギリシャの小さな島を舞台に、ABBAのキラキラした曲に乗ってオバサン達もワカモノ達もエーゲ海に輝く波模と同じように煌めきまくっている。
観て . . . 本文を読む
96年の卒業旅行でイタリアに魅せられ、居ても立ってもいられずに次の年に一人でリピートしてきたのがこの時の旅行。
前回で感覚が掴めたのと、海外は仲の良い友人と行ってもよっぽど気が合わないと喧嘩になりがちな事がわかった(w)ので、この時は思い切って初めての海外一人旅をしました。
雑誌で探した個人旅行の手配が得意な代理店に相談に乗ってもらい、TGの格安券(といってもGWのチケットを1か月前に手配したの . . . 本文を読む
変換辞書の追加が出来ないiPhone3Gですが、賢い方がAPPを使ってこれを擬似的に可能にしてくれました。
「辞書登録 Lite」っつう名前のAPP。
直リンクを張るとiTunesを起動させてしまうことになるので、気になる方はご自身で名前をググッてダウンロードしてみてください。
使い方は簡単、よみがなとそれに対応させたい登録語を入力するだけ。
間違って覚えさせた言葉は、使わないでいるとそのうち . . . 本文を読む
ジョニー・トー監督作は観たことがないけれど、『インファナル・アフェア』シリーズで馴染みの深い俳優たちが撃ち合う予告編に魅せられて、『エグザイル 絆』を観てきました。
★★★★
人間関係がよく分からないまま始まる銃撃戦に大興奮し、終息後の展開で理由もなくヤツらに惚れてしまっている。
カッコいい映画っつうのはこういうものだろうか。
一切の説明を廃し、意味深な会話の連続から推測させる作りが面白い。
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「『タイタニック』主演の二人が…」という印象の強い映画なので、仮面夫婦的な予告編にもきっとラブストーリーな要素が強いんだろうと想像しながら『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』を観てきました。
★★★★
なんつーアンチラブストーリー。
カップルや夫婦で観に行こうと思ってる人は、絶対に考え直した方が良いですよ。
ラブストーリーで盛り上がろうと思ったら痛い目に会います。
邦題のサブタイト . . . 本文を読む
18世紀のとある街が舞台。
トルコ軍に囲まれ攻め入られるのも時間のうち、毎日戦死者が出ているこんな時にも役人は市民の事になんてお構いなしで、理性という言葉を楯にお役所仕事的に事に当たっている。
そんな戦乱の中でも劇場ではほら吹き男爵の喜劇『バロンの冒険』が細々と上演されていた。
物資の不足、人員の不足に、劇団員達のやる気は同じく不足気味で芝居の内容は酷いったらありゃしない。
突如、芝居を中断させ . . . 本文を読む
2009年観劇の一発目は三谷幸喜作/演出の『グッドナイトスリイプタイト』!
今回は楽しみがてんこ盛りです。
一番はやっぱ絶対楽しませてくれるに違いない三谷幸喜作品なところですが、『コンフィダント・絆』の好演から2作目の出演になる中井貴一が、どんな風に三谷幸喜に弄られてるのか。
前作はコメディータッチの芝居の中でも少し硬目なキャラクターだったので、今回は崩してきそうな予想。
あーんど、戸田恵子 . . . 本文を読む
2006年に2度に渡ってANAカードがお得っつう記事を書きましたが、昨年のANA VISAカードのマイル変換率改悪で不味くなってたのに追い討ちをかけるように、先日1月15日地味ぃにさらなる改悪の発表があったのをさっきANAのサイトを見てて気づきました。
お得だったANA JCBカードのOki Dokiポイントからのマイレージポイント変換率が、来年からグンと下がってしまいます。
→ここ
通常の . . . 本文を読む
鳥インフルエンザの脅威が取りざたされる昨今、この映画が作られた意義を確かめに『感染列島』を観てきました。
★★★
2009年になってずっと★4つ以上が続いてきましたが、ここに来てようやく★3つ以下。
この映画、医学の専門家が観たら何と言って吐き捨てるだろう。
俺は全然医学に明るくありませんが、エボラ出血熱を取り上げた小説『ホット・ゾーン』を学生の頃に読んで以来、バイオハザードレベル4の感染症に . . . 本文を読む
前作『007 カジノ・ロワイヤル』で新ジェームズ・ボンドにダニエル・クレイグを迎え、原点に返り作風をリニューアルした事で大成功を収めたのはまだ記憶に新しいけれど、あれからもう2年。
『007 慰めの報酬』を先行ロードショーで観てきました。
★★★★★
また★4つ以上、連発しすぎ。
今年は異常事態が続いています。
予告編で匂わせてはいたけど、実は前作『007 カジノ・ロワイヤル』と完全に繋がって . . . 本文を読む
1972年ミルフィールド大学にて、脚本家リチャード・コリアーの処女作が上演された。
上演後、彼のもとに歩み寄ってきた見知らぬ老婆の手には懐中時計。
「帰ってきてね…」
懐中時計をリチャードに手渡す老婆の表情は、喜びに満ちている反面、悲しみを感じさせた。
8年後の1980年。
社会にもまれムシャクシャして気分転換の旅に出かけた彼が偶然立ち寄ったグランドホテル。
ホテルの歴史資料室で背中に感じた視線 . . . 本文を読む
まーた『シックスセンス』を引き合いに出す映画かと思ってたら、こないだ新作映画が公開されたばかりのギレルモ・デル・トロが2007年にプロデュースしたものとのこと。
これはひょっとしたらひょっとするんじゃ?と期待を胸に、関西では今週公開の『永遠のこどもたち』を観てきました。
★★★★★
ヤベー、2009年2週目にして★4つ以上連発して自粛しようかと思ってたところに★5つ。(※)
例によって『シックス . . . 本文を読む
マーク・ウォールバーグが出てて潜入捜査ものと言えば『ディパーテッド』を連想しますが、せっかく再浮上したんだから『ディパーテッド』を上回る内容じゃなければ出演するわけがないし。
などと想像しながら、何故か関西では公開が遅れていた『アンダーカヴァー』を観てきました。
★★★★
父(ロバート・デュヴァル)と兄(マーク・ウォールバーグ)が警察の高官では何かと不便なので、亡くなった母方の苗字を名乗ってクラ . . . 本文を読む
前々からチェックしようと思っていたガエル・ガルシア・ベルナルの『チェ・ゲバラ&カストロ』は、俺のぽすれんのリストでずっと下の方に下がりっぱなし。
結果未だにチェ・ゲバラについては名前とビジュアルしか知らない俺に、彼を語る事が出来るのだろうか。
スティーヴン・ソダーバーグがベニチオ・デル・トロ主演で描く『チェ 28歳の革命』を観てきました。
★★★★
チェ・ゲバラがいかにしてカリスマと呼ばれるまで . . . 本文を読む