爆笑必至の『テルマエ・ロマエ』を観てきました。
★★★★
いくらGW初日とは言え、箕面109のレイトショーが満席なうえ、エンドロールが終るまで誰も立たない稀有な経験をした。
ごく序盤は原作漫画のストーリーをスピーディーになぞりながら、原作ファンも納得するような再現具合、一度読んだ人にはまんま過ぎて物足りなく逆に感じてしまうところを阿部寛のキャラクター押しで見事に持って行く。
途中から上戸彩の総 . . . 本文を読む
前作はかなりツボだった『タイタンの逆襲』を観てきました。
★
IMAX3Dでも上映してたけど、前作に習って敢えて2Dでの鑑賞。
結果、3Dに無駄金払わなくて良かった。
ぜーんぜん面白くないでやがんの。
こないだ“面白くない続編”に当たってから約5ヶ月、パート2が面白くないのが常識だったのは90年代以前の話だと思ってたけど、ここに来て“適当に作ったパート2”に2本も当たってしまった。
勢いで作っ . . . 本文を読む
撮ったら面白いのになかなか映画を撮らないマック・G監督最新作『Black & White/ブラック&ホワイト』を観てきました。
★★★
トム・ハーディて笑顔で芝居するとこんなにカッコ良かったんやってのと、クリス・パインがプレイボーイに落ち着きつつあって勿体無い事、そしてリース・ウィザースプーンがなんで可愛いキャラを演じているのか相変わらずさっぱり理解できない。
観ていてその3つを代わる代わる感じ . . . 本文を読む
巨大ワニのモンスター・アニマル映画『マンイーター』を観てきました。
★★★
内陸部が舞台だけど、まるで懐かしの『ジョーズ』を観ているかのような気持ちになる河の中洲を中心に描く場面が面白い。
クオリティーは低いけど、オープンエアですぐそこに逃げ道があるのに逃げられない感覚が上手い。
逃げたところで相手はワニなので、陸上も安全なのかどうかってところも題材的に面白い。
以上、精一杯褒めました。
サ . . . 本文を読む
どういうわけか同じガンビット主演の『バトルシップ』と日本での上映日、しかもフライングで金曜日ロードショーまでモロ被りの『ジョン・カーター』をIMAX3Dで観てきました。
★★★★
テイラー・キッチュ、ハリウッドが本気で売り出そうとしてるみたいだけど、ディズニー生誕110年でイチオシの本作と、ユニバーサル100周年で絶対落とせない『バトルシップ』の両方で主演なのに、日本で同日公開にしてしまったのは . . . 本文を読む
だいぶ前から流れてた劇場予告編を観る度に「同じ会社が似たようなの作るんならトランスフォーマーでもう一本作れば良いやん」と思っていた『バトルシップ』を観てきました。
★★
舞台が真珠湾、日本と米国が協力してエイリアンを打ち負かす!
うーん、ステキなのかなんなのか、エールを下さるのはとても嬉しい事だけど、もっと平和なテーマでも良かったような。
全然期待してなかったけど、おなじみのユニバーサルのロゴ . . . 本文を読む
本年度、噂だけで大本命。
『アーティスト』を観てきました。
★★★★★
こんなに直接心に響いてくるなんて、魔法にかかったような時間でした。
言葉と周囲の音という余計な情報をシャットアウトし、役者の表情と演技に集中して観られるサイレント映画ならではの効果なんだろうか。
古いサイレントで泣けたり、それ自体を名作に感じるのもサイレントの効果なのか。
価値を再評価する時が来たのかも。
でもなまじっ . . . 本文を読む
堤幸彦の世界。
超能力を否定し続ける『TRICK』から一転、ドラマ『ケイゾク』の後日談として能力者達が暗躍する世界描いた『SPEC』シリーズ初の劇場版『劇場版SPEC~天~』を観てきました。
★★★★
実は劇場で予告編を見るまでこのシリーズを知らなかったので、映画を観る前に予習で全部チェック、そして前週に放送された2時間ドラマも観て、にわか . . . 本文を読む
マリリン・モンローの秘められたスキャンダラスな1週間を想像して『マリリン 7日間の恋』を観てきました。
★★★★
デイム役のデイム・ジュディ・デンチ、役者監督役の役者監督ケネス・ブラナー、超清純女子役のエマ・ワトソン、なんという適材適所な“まま配役”、良い意味で。
スキャンダル女優マリリン・モンローと対称な存在としてもエマ・ワトソンはイイ配役だと思う。
でもね、肝心のミシェル・ウィリアムスは . . . 本文を読む
人種差別が当たり前だった時代に、黒人メイドがタブーに挑んだ『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』を観てきました。
★★★★★
男性が立ち入る事の出来無い女性達のドロドロした人間関係を中心に、それだけでもハブったハブられたと恐い話なのにさらに人種差別問題と心の交流を描いている辺りが面白すぎる。
その上、アカデミー賞絡みで注目のヴァイオラ・デイヴィスとオクタヴィア・スペンサー、ジェシカ・チャステイン . . . 本文を読む
大統領選挙前のキャンペーン映画?
『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』を観てきました。
★★★★
選挙前なので、米国民主党側が共和党を悪く描くキャンペーン映画なのかと思いながら観ていたら、どうもやっぱりそんな風か…?
なんて感じていたのはほんの序盤だけ。
素晴らしい理想に向かって一致団結して選挙に挑む彼ら、チームワークも完璧で信頼関係は強固。
でもある出来事を切欠に、実はみんな腹に一 . . . 本文を読む