そーれりぽーと

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黄金を抱いて翔べ

2012-11-06 | 劇場映画れびゅー
北大阪ロケが気になった『黄金を抱いて翔べ』を観てきました。
★★★

梅田のステーションシネマで観てたら、最初のシーンが梅田の歩道橋から地下街。
「あら、さっき歩いてきたとこやん」

続いて万博外周、神崎川沿い、中之島周辺全域とキタがいっぱい、普段の生活範囲がどんどん出てきてまた嬉しい。
あんまキタってメジャー映画の舞台になる事無いんよね。
映画のテーマパークも有るんやから、ミナミばっかじゃなく、これからももっとキタで映画ロケの招致をして欲しいものです。

ついでにミナミのアメ村港町リバープレイスやら、おそらく神戸の方もチラッと登場。

でも、メインの役者達は標準語ベース。
良い役者さんを揃えてるけど、もうちょいこの辺考えて欲しかったかな。
原作アリなのでどうにもならなかった部分なのかもしれないけど、浅野忠信はエセ関西弁出来るし、溝端淳平はネイティブやから兄弟は関西弁でも良かったかも。

で、映画の中身。

基本的にキャラクターの設定を掘り下げて語らないので、不自然さを感じない代わりに何者なのか、かなり時間が経たないとわからない場合が多々。
感情移入させるよりもストーリーの面白さを取った感覚。
そのストーリーは、一攫千金の銀行強盗もの。
時にハードボイルドで、時に笑わせる緩急のついた展開が続く中、気が付いたら本題にたどり着くまで相当時間が経っていて「まだかいな」という中ダレを感じた。

映画の途中で、大阪のおばちゃんが横から首突っ込んでくる演出は面白い。
この手法、どんどんやって欲しい。

ネタバレ
わかりやすさと言う意味では、死亡フラグが立ってた数名がやっぱりお亡くなりになられる。
浅野忠信の子供まで死んでしまうとは思わなかったけれど。

そんなこんなで、作戦までをかなり長時間じっくり描いていたので、作戦は一気にスカッと描かれるのかと思っていたら主役が直前に大怪我。
冒頭で『ミニミニ大作戦』の名前が台詞に出ていたように、そんなノリを期待してたのが、結構窮地に立たされてしまってて大丈夫かよこの作戦、失敗しよるんちゃうやろななんて心配も湧いてくる。

上手かったね最後は。
あんな風になって、パタッと終わらせてしまうとは。
あ、原作読んでないので監督と原作者のどちらの功績なのかは知りませんけども。

しかし、最後の最後、一旦逃げておいてわざわざ中之島に戻って遺体流さなくても良いのに。



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