全くノーマークだった韓国製モンスターパニック映画『グエムル 漢江の怪物』を、ニューヨークタイムズの大げさな評に釣られて観てきました。
★★★
観終わって、ニューヨークタイムズの評は何を指して言っているのか、いくら考えてもわからなかったのですが…。昔の香港映画テイストな変な白人の登場が気に入ったのだろうか。
ハリウッドのB級モンスターパニック映画のテイストがプンプン臭う作りで、深く突っ込んで考えると楽しめない仕上がりになっているので要注意。
怖い映画なのかと思いきや、大半の場面はどう考えても“笑い”を狙っている。なのにほぼ満員の劇場内にはクスリとも笑い声が聞こえず、私一人腹を抱えて笑いを殺していました。
いや、最初は声に出して笑っていたんですが、周りがシーンとしていたので…。
観終わって帰ってから公式サイトを見て、解説の大げさぶりも笑えました。どこがリプリーやねん。
本国ではヒットしたらしいので、日本のゴジラやガメラのような国民的モンスターヒーローにする事を狙って、次回作ではさらに凶悪なモンスターを登場させて戦わせたりしそう。不細工だけど。
というか、アレは魚なの？両生類なの？突然変異ならルーツがあるはず。その辺がとても興味深い造形だったので、次回作でも笑わせて欲しいのと共にその辺の解説が楽しみ。
勝手に次回作が有る事にしていますが、実はそんなに興味は有りません（笑）
ネタバレ
開始、ホルマリンを流すシークエンスのやり取りからコメディー臭さを感じた私。
成長した怪物がいつのまにか橋の下にぶら下がっているところが笑いのツボを付き、カンドゥがビール缶を投げ込んだのに続いてみんなで缶やらゴミやらをポイポイ投げ込み始めたところで笑い声が漏れ、横から突進してきた怪物の様子に爆笑。
が、周囲の目が気になって、後はずっと堪えていました（汗）
ヘッドフォンで音楽聴きながら爪を切ってるネェちゃんが怪物に跳ねられたり、娘と間違えてよその子の手を引いて走ったりって笑うポイントですよね？ね？
ナムジュが矢を放つ前に壁にぶち当てられた場面と、カンドゥが人質をとって病室から出ると外では平和にバーベキューしていた場面が一番笑えるポイントでした。
感性曲がってるかなぁ…。
ウィルス実は嘘でしたなんてサイコーだと思うんだけど。
★★★
観終わって、ニューヨークタイムズの評は何を指して言っているのか、いくら考えてもわからなかったのですが…。昔の香港映画テイストな変な白人の登場が気に入ったのだろうか。
ハリウッドのB級モンスターパニック映画のテイストがプンプン臭う作りで、深く突っ込んで考えると楽しめない仕上がりになっているので要注意。
怖い映画なのかと思いきや、大半の場面はどう考えても“笑い”を狙っている。なのにほぼ満員の劇場内にはクスリとも笑い声が聞こえず、私一人腹を抱えて笑いを殺していました。
いや、最初は声に出して笑っていたんですが、周りがシーンとしていたので…。
観終わって帰ってから公式サイトを見て、解説の大げさぶりも笑えました。どこがリプリーやねん。
本国ではヒットしたらしいので、日本のゴジラやガメラのような国民的モンスターヒーローにする事を狙って、次回作ではさらに凶悪なモンスターを登場させて戦わせたりしそう。不細工だけど。
というか、アレは魚なの？両生類なの？突然変異ならルーツがあるはず。その辺がとても興味深い造形だったので、次回作でも笑わせて欲しいのと共にその辺の解説が楽しみ。
勝手に次回作が有る事にしていますが、実はそんなに興味は有りません（笑）
ネタバレ
開始、ホルマリンを流すシークエンスのやり取りからコメディー臭さを感じた私。
成長した怪物がいつのまにか橋の下にぶら下がっているところが笑いのツボを付き、カンドゥがビール缶を投げ込んだのに続いてみんなで缶やらゴミやらをポイポイ投げ込み始めたところで笑い声が漏れ、横から突進してきた怪物の様子に爆笑。
が、周囲の目が気になって、後はずっと堪えていました（汗）
ヘッドフォンで音楽聴きながら爪を切ってるネェちゃんが怪物に跳ねられたり、娘と間違えてよその子の手を引いて走ったりって笑うポイントですよね？ね？
ナムジュが矢を放つ前に壁にぶち当てられた場面と、カンドゥが人質をとって病室から出ると外では平和にバーベキューしていた場面が一番笑えるポイントでした。
感性曲がってるかなぁ…。
ウィルス実は嘘でしたなんてサイコーだと思うんだけど。
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トラコメありがとうございました。
私もそのポイントと笑っちゃいましたよ。
人がパクリとやられた後だったりするんだけど
瞬間面白いんですものー
全然曲がってないです。
どこをどう観てもこれは確実にブラックコメディですよ。
私はポン・ジュノという人を、スピルバーグの演出力とテリー・ギリアムの心を持つ男、と評価しているのですが、ここへ来てどんどんギリアム的になってきたような気がします。
だんだんとついて行けなくなる観客も出てきそうですが、私はこの希代の天才がどこへ行くのかますます楽しみになりました。
声を出すかどうかはともかく（笑）、クスッと笑う所だらけでしたよね。
韓国映画はいつもこんな感じなので笑ってもいいと思うのだけどな。
私も病院車からでたらバーベキューしてたシーンが一番可笑しかったです。
和やかに焼いてましたよね～。
そっかーあの不細工にヒーローは無理ですか（笑）
いやいやー、いろんな皮肉が入っているなんてコメディーと思って観ていたので気にしていませんでした。
タンを吐いた水溜まりの水を信号待ちしていた人たちが被ってパニックになるところも良かったぁ(*´Д｀*)
＞更紗さん
パックリ食われてるのに笑えるのはあの不細工でお茶目な造形のせいなのかな（汗）
色の付いたドロドロした液体を分泌していたりしたらグロさが増して気持ち悪さから嫌悪感も沸いたのかもしれないですが。
＞ノラネコさん
＞スピルバーグの演出力とテリー・ギリアムの心を持つ男
ノラネコさんのところにも書いてられましたが、なるほどーと唸りました。
といっても他の作品を『殺人の追憶』しか見たことが無いので、私も今後注目して観てみたいです。
まずはDISCASのリストに入れてみよう。
＞ミチさん
韓国映画を観る時はいつも顔が似ているのに言葉が全く違うから、演技の上手い下手がさっぱりわからなくて感情移入しやすくて良いなぁと思う反面、微妙な文化の違いから笑うべきなのか、笑ったら怒られるのかハリウッド映画よりも読みにくい所があるんですよねぇ。
今回は合同葬儀の場で大喧嘩して大泣きしている一家が一番反応し辛かったです（汗）
ワタシが観た劇場ではけっこう笑ってましたよー
色々な場面で☆
でも、ワタシのツボには全くはまらず、、、、
怪物が出て来るシーンだけは面白かったです。
ソンガンホも良かったですね
この映画、人によって興味を引くところにバラつきがあるみたいですね。それだけ懐が深いと言う事でしょうか。
私の観ていた劇場にもその笑う観客が欲しかったです（笑）
怪物の動き面白かったですねぇ。やっぱり続編で解説求む！
ソン・ガンホさんの出で立ちからして笑えた私です～ヾ(＾▽)ゞ
で、最後もパク・ヘイルが止めを刺そうと火炎瓶を投げ損ねたとこまで可笑しかったです。
これって、コメディー映画でしょうかね(*＾ー＾)b
同志がいた（笑）
韓国のニュース映像なんかを見ていると葬儀の場面での遺族の反応が日本と比べると半端じゃないので、あそこは笑いたくてもいけないのじゃないかとか考えて本当に苦しかったです（笑）
火炎瓶落とした後服に火が燃え移って焼け死んだりしそうで、でもそれはそれでクライマックスにオイシイブラックジョークだなぁなんて考えながら笑って観ていましたよ
Ψ(｀∇´)Ψ
自分もこの映画は８月上旬辺りまで同じくノーマークだったんですが、予告編観てピクッと来て、チラシやその他雑誌の評価で絶賛されているのを見てビビッと来て、観る意欲が沸いてきていざ観たら意外に普通・・（汗
社会風刺とか交えて変わった怪物映画でしたけど、そういったものを抜きにして、表面上で観たらちょっと物足りない感じでした。
やっぱりゴジラとかガメラで目が肥えてしまったようです・・（汗
この映画を観た後で『アキハバラ＠ＤＥＥＰ』を観たらガメラの巨大フィギュアが出てきたんですよ。
うわー、こんなもの部屋に飾って…と思いながらもやっぱこっちの方がカッコいいなぁって思ってしまいました（汗）
物足りないとまでは思いませんでしたが、やっぱり★×3付けたように全体的には“凄い！”と思えるほどの感動は…無かったなぁ。
私的にはこの映画コメディーですし（笑）
あの怪物がいきなり暴れだしたのは、ゴミとかぶつけて怒ったからと見てるときは思ってたんですけど、ビールと知らずに飲んで酔った勢いかもしれないですね。
ほら、走ってるとき足もつれてたし(笑)。
てなわけで、ＴＢありがとうございました。
感性曲がってないですよ！むしろその通りですよ(^^)私はあのシーン、コ・スヒに注目していたのでバーベキューはにあまり気付いていませんでしたが(^^ゞ
怪物、結構愛嬌がありますよね。最初のシーンで足滑らして転んだりしてますし（笑）
性格はキレやすいという設定だそうで、日本でいうと竹中直人だとか（笑）
へなちょこキャラは最後くらいは活躍させてあげましょう（笑）
私もそうかなぁと思っていたんですが、下水道でフタの開いていない缶ビールを吐き出す場面が有ったのでふら付いていたのは天然なのかなぁと（笑）
＞rainさん
よかったです（笑）
韓国の映画館では観客がどんな反応をしているのか凄く見てみたいです。やっぱりゲラゲラ笑ってるのかなぁ…。
＞日本でいうと竹中直人
なるほどー、やっぱりあの造形も動きも怖さよりも興味をそそるユニークさを狙ってたのかもしれないですね。
わたしが観た劇場では、前半はかなりたくさんのヒトが
大声で笑っていました。
その笑いと、怪物のネチョネチョとのバランスが
余計に不気味に感じられました。
あの家族、と家族以外の温度差の対比も絶妙に描かれていましたね。
羨ましい(*´д｀*)
サイコーの環境でごらんになられたのかもしれませんよ（笑）
他人に無関心な嫌な世の中なのは日本も韓国も同じなんですねぇ。
バベキューのシーン、なんか意味があるんでしょうか？すごく違和感感じたんですけどね・・・
病室から必死で脱出する機会が出来たものの、これからビルの中をどうやって逃げるんだろうとか、ビルから出ても河まで遠いなぁなんて想像して扉を開いたら実は河辺のトレーラーの中に居た。
しかも緊迫した内側と対照的に外ではのん気にバーベキューしているっていうのが私的には笑いのツボでしたよ。
いや、これらはおっしゃるとおり、
笑いを狙っているシーンだと思いますよ。
自分のツボは
土手を走ってこっちに向かってくるところでした。
劇場が笑える雰囲気ではなかったので戸惑ったんですが、もう一度頭を切り替えて観直してみたくなりました。
土手走ってくる動きとか、どこか愛嬌ありますよね。
不細工だけど
クライマックスで苦しむ怪物の背中からポコッと魚が飛び出すのですが、ああいう演出をしながら全く説明が無いのにも興味津々です（笑）
続編できないかなぁ…。