待望っちゃ待望だけど、期待しても何も得られるものは無い事は覚悟の上で、チャウ・シンチー監督最新作『ミラクル7号』を観てきました。
★★★
今度はソフトな感動作?!
いえいえ、感動的なラストで〆るのはチャウ・シンチーの十八番だから、何が起こるか観てみなければわからない。
子供が主人公なので、序盤はどうしてもソフトになったブラックユーモアが気になったけど、いつの間にかチャウ・シンチー節炸裂のはちゃめちゃな展開に変わっていく。
ただ、『少林サッカー』や『カンフーハッスル』を観て、アクション路線の監督だと思って観に行くとちょっとガッカリする人もいるんじゃないかな。
予告編はパロディー満載の映画のように作ってますが、パロディーはスパイス程度。
俺はと言うと、実は弊ブログ“そーれりぽーと”を開設して、第一弾のレビューが『カンフーハッスル』だったので、今日は「きちんと」レビューを書こうと意気込んだのですが、やっぱりチャウ・シンチーはチャウ・シンチー。
シュールな娯楽に徹したものに対しては、面白かったか面白くなかったか位しか書けませんw
で、結果どうだったのか。
「個人的には楽しんだ。ただ、人に勧められるような映画ではない」
なので、今回も『カンフーハッスル』同様、控えめに★3個。
ネタバレ
登場人物の誰に対しても感情移入させず、結局は誰にも真相を知られず評価されないまま事切れたミラクル7号に感情移入するしかないと言う、他に類を見ない怪作に仕上がっている。
ムチャクチャな音楽のセンスにも苦笑、何故あそこで"I Like Chopin"のインストなのかw
やられるわー。
チャウ・シンチー映画は、ブログを始めるまで『少林サッカー』くらいしか観た事が無かったのですが、いろんな方から助言を頂いてこれまでにいくつか観ています。
どの映画にも言える事ですが、監督自身が楽しみながら作ってるものばかり。
特に古い映画程その程度が強くて、中には“ながら観”するに値しないものもたくさんw
基本的にそういう監督の作った映画なので、拒絶してしまう人も多いでしょう。
そんな監督も香港では愛され、今年1月に香港に行った際は、街中公開直前のこの映画のポスターだらけ。
案の定スマッシュヒットを飛ばし、満を持しての日本上陸でしたが…。
俺が観に行った初日初回のホールはシネコンの中でも最小サイズで、客は5組ほど。
『カンフーハッスル』のヒットから考えたら、もっと入っててもおかしくないのに、邦画『少林少女』に騙された人達がチャウ・シンチーを逆恨みでもしてるんでしょうか?w
それとも、『インディー・ジョーンズ』と『花より男子』に客を奪われただけなのでしょうか。
…でも、この映画の内容だったら、アクション目当てな人に「面白くない」と思われるかもしれないので、逆に集客少ない方が痛手が少なくて正解かもしれませんねw
他の彼の映画と同様、後で何度でも観てしまいそうな気がします。
★★★
今度はソフトな感動作?!
いえいえ、感動的なラストで〆るのはチャウ・シンチーの十八番だから、何が起こるか観てみなければわからない。
子供が主人公なので、序盤はどうしてもソフトになったブラックユーモアが気になったけど、いつの間にかチャウ・シンチー節炸裂のはちゃめちゃな展開に変わっていく。
ただ、『少林サッカー』や『カンフーハッスル』を観て、アクション路線の監督だと思って観に行くとちょっとガッカリする人もいるんじゃないかな。
予告編はパロディー満載の映画のように作ってますが、パロディーはスパイス程度。
俺はと言うと、実は弊ブログ“そーれりぽーと”を開設して、第一弾のレビューが『カンフーハッスル』だったので、今日は「きちんと」レビューを書こうと意気込んだのですが、やっぱりチャウ・シンチーはチャウ・シンチー。
シュールな娯楽に徹したものに対しては、面白かったか面白くなかったか位しか書けませんw
で、結果どうだったのか。
「個人的には楽しんだ。ただ、人に勧められるような映画ではない」
なので、今回も『カンフーハッスル』同様、控えめに★3個。
ネタバレ
登場人物の誰に対しても感情移入させず、結局は誰にも真相を知られず評価されないまま事切れたミラクル7号に感情移入するしかないと言う、他に類を見ない怪作に仕上がっている。
ムチャクチャな音楽のセンスにも苦笑、何故あそこで"I Like Chopin"のインストなのかw
やられるわー。
チャウ・シンチー映画は、ブログを始めるまで『少林サッカー』くらいしか観た事が無かったのですが、いろんな方から助言を頂いてこれまでにいくつか観ています。
どの映画にも言える事ですが、監督自身が楽しみながら作ってるものばかり。
特に古い映画程その程度が強くて、中には“ながら観”するに値しないものもたくさんw
基本的にそういう監督の作った映画なので、拒絶してしまう人も多いでしょう。
そんな監督も香港では愛され、今年1月に香港に行った際は、街中公開直前のこの映画のポスターだらけ。
案の定スマッシュヒットを飛ばし、満を持しての日本上陸でしたが…。
俺が観に行った初日初回のホールはシネコンの中でも最小サイズで、客は5組ほど。
『カンフーハッスル』のヒットから考えたら、もっと入っててもおかしくないのに、邦画『少林少女』に騙された人達がチャウ・シンチーを逆恨みでもしてるんでしょうか?w
それとも、『インディー・ジョーンズ』と『花より男子』に客を奪われただけなのでしょうか。
…でも、この映画の内容だったら、アクション目当てな人に「面白くない」と思われるかもしれないので、逆に集客少ない方が痛手が少なくて正解かもしれませんねw
他の彼の映画と同様、後で何度でも観てしまいそうな気がします。
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映画としても十分泣けるものでしたが、ラストに一度泣かせておいて大爆笑で締めてくれるなんて、さすがチャウ・シンチーですよ!
ええ、みんなに是非観てもらいたいんですが、なんせチャウ・シンチー映画って映画好きにしかウケないクセがあるので、「今やってる映画でお勧めは?」って友人に聞かれても勧めるのが怖いですw
ナナちゃん欲しいですw