ニコール・キッドマンの「ステップフォード・ワイフ」はリメイクだというので、リメイク元の旧作品を観てみました。違いを挙げる事にします。
ネタバレバレ
テーマの違い:
旧作はミステリーサスペンス
新作はミステリーコメディー
時代背景からくる違い:
1975年と2004年の時代の差というのは大きいもので、新作は自分よりも社会的に大成功を収めた妻を妬んだ夫達の逆襲でしたが、旧作ではウーマンリブに目覚めた妻を家庭に縛り付ける事に必死な夫達の強行です。
登場人物像の違い:
旧作の3人組は、主人公に加えてステップフォードで知り合う男勝りの人妻二人。二人とも家事が嫌いで旦那との仲も良くなく、家庭に対しストレスが溜まっている設定。
新作では妻(ニコール・キッドマン)に加えて全く家事をせず部屋中ゴミだらけの家に住む人妻小説家(ベッド・ミドラー)と、ゲイカップルのオカマ丸出し奥さんの3人組みを中心に話が展開。
街の設定:
旧作では郊外のハイテク企業の工場が立ち並ぶ区域に隣接した高級住宅地という設定。この企業群が主人公にとっては奇異に映っていた。
新作では郊外だけれどセキュリティーも万全で外界から完全にシャットアウトされた安全な超高級住宅地という設定。もちろん近くに有害な廃棄物を出すかも知れない企業なんて一つも存在しません。
ステップフォードの妻達の設定:
旧作では多少人間味はあるけれど家庭の事に一生懸命で、他の事に全く目が行かない点が主人公にとって不自然に映る。実は元の人物そっくりに作られたロボットだった。
新作では明かにロボット的で不自然な妻達。でも脳を支配されて操られているだけなので最終的に元の人格を取り戻す事はできる。(体はロボットで脳だけを入れ替えられているのかどうかはウヤムヤなまま終わってしまうので不明)
オカマウケする設定:
旧作では街の妻達が登場する場面になると画面にシャがかかり少女漫画のような雰囲気になる。彼女達の会話の内容はミステリーサスペンスなこの映画の中にあって明かに狙っている。最後のショッピングをするシーンもオカマ映画丸出し。
新作では主演ニコール・キッドマンでさらに豪華に。そしてグレン・クローズとベッド・ミドラーの負け女をさせたらこの二人の右に出る者は居ないと言えるキャスティングに加え、ゲイカップルもコメディー色に拍車をかける存在として登場。下品な冗談をふんだんに盛り込み、さらにオカマ映画度UP
オチはもちろん一捻り加えて変えています。
でもたいして面白くない点では共通しています(笑)
旧作お勧め度:40%
そーれりぽーと:ニコール・キッドマンのステップフォード・ワイフはこちら
ネタバレバレ
テーマの違い:
旧作はミステリーサスペンス
新作はミステリーコメディー
時代背景からくる違い:
1975年と2004年の時代の差というのは大きいもので、新作は自分よりも社会的に大成功を収めた妻を妬んだ夫達の逆襲でしたが、旧作ではウーマンリブに目覚めた妻を家庭に縛り付ける事に必死な夫達の強行です。
登場人物像の違い:
旧作の3人組は、主人公に加えてステップフォードで知り合う男勝りの人妻二人。二人とも家事が嫌いで旦那との仲も良くなく、家庭に対しストレスが溜まっている設定。
新作では妻(ニコール・キッドマン)に加えて全く家事をせず部屋中ゴミだらけの家に住む人妻小説家(ベッド・ミドラー)と、ゲイカップルのオカマ丸出し奥さんの3人組みを中心に話が展開。
街の設定:
旧作では郊外のハイテク企業の工場が立ち並ぶ区域に隣接した高級住宅地という設定。この企業群が主人公にとっては奇異に映っていた。
新作では郊外だけれどセキュリティーも万全で外界から完全にシャットアウトされた安全な超高級住宅地という設定。もちろん近くに有害な廃棄物を出すかも知れない企業なんて一つも存在しません。
ステップフォードの妻達の設定:
旧作では多少人間味はあるけれど家庭の事に一生懸命で、他の事に全く目が行かない点が主人公にとって不自然に映る。実は元の人物そっくりに作られたロボットだった。
新作では明かにロボット的で不自然な妻達。でも脳を支配されて操られているだけなので最終的に元の人格を取り戻す事はできる。(体はロボットで脳だけを入れ替えられているのかどうかはウヤムヤなまま終わってしまうので不明)
オカマウケする設定:
旧作では街の妻達が登場する場面になると画面にシャがかかり少女漫画のような雰囲気になる。彼女達の会話の内容はミステリーサスペンスなこの映画の中にあって明かに狙っている。最後のショッピングをするシーンもオカマ映画丸出し。
新作では主演ニコール・キッドマンでさらに豪華に。そしてグレン・クローズとベッド・ミドラーの負け女をさせたらこの二人の右に出る者は居ないと言えるキャスティングに加え、ゲイカップルもコメディー色に拍車をかける存在として登場。下品な冗談をふんだんに盛り込み、さらにオカマ映画度UP
オチはもちろん一捻り加えて変えています。
でもたいして面白くない点では共通しています(笑)
旧作お勧め度:40%
そーれりぽーと:ニコール・キッドマンのステップフォード・ワイフはこちら
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そうなんですよ、ストーリー云々よりむしろ比較して観る事が結構面白かったです。
私もトラックバックさせていただきました。
深夜、眠れない時にテレビでやっていれば観る程度の内容というか(笑)でもその場合途中で寝てしまうかもしれませんが。
TBありがとうございます。また訪問しますね(^-^)
旧作もぜひ観たくなりました。
また遊びに来ま~す!
先に旧作を観ていたら新作のイメージもかなり違ったかもしれないなぁと最近思います。
オカマ映画度ですかぁ。
香港映画にも、この手の娯楽映画が
あるので親しみやすかったです。
この手の映画は観る側がどこまで付き合えるか(ノレるか)に楽しめるかどうかがかかっていますよね(笑)
香港映画もそういう映画が多いように思います