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虹の女神 Rainbow Song

2006-10-31 | 劇場映画れびゅー
この秋、市原隼人が主演でダブルブッキングしている事に個人的に大注目。内容よりも何か意図があるのか気になったので、その片方『虹の女神』を先に観てきました。
★★★

同時期に公開されている同じ市原隼人が主演の『天使の卵』と、何か関係の有りそうなタイトルの本作『虹の女神』。片方しか観ていないからまだ比較は出来ないので、『天使の卵』を観た後でそれについては触れます。

と、市原隼人が主演でかぶっているだけじゃなく、まだ公開中の『フラガール』に主演(松雪は主演じゃないと思う)している蒼井優も重要な役どころで出ているやんw

この二人を大切にしてくれている岩井俊二プロデュースの映画だからダブルブッキングだろうと何だろうと喜んで出ちゃったのかな?なんて、岩井俊二映画を観たことも無いのに想像は膨らむばかり。

元ストーカー君の岸田(市原隼人)と、男勝りな“映像作家の卵”佐藤あおい(上野樹里)の、仲良くなりすぎてしまった故に恋心を明かせない葛藤。時間軸を前後させ、結末を知っているが故のやきもき感を抱かせたままお洒落な演出と共に描いている。

岸田は鈍感すぎ、いろんな意味でバカ。
いろんな事に気づかない。大切な事にも。
鈴木あみや相田翔子のキャスティングは鈍感っぷりの象徴ですね。

岸田の小動物みたいな表情と動きに、あおいはヤラレたんだろうなぁ。

つか、佐藤あおいとか蒼井優とか、先日観た『ただ、君を愛してる』の宮崎あおいとか。秋なのに葵祭りですか。

関係ないけど、岸田が使っているケータイは今も愛用者が居る位に使いやすい完成されたUIが伝説のJ-PhoneJ-SH53の前身J-SH010(2003年春シャープ製)。
そして、あおいが海外に持っていったのはvodafonejpの初代3G機で、海外でもそのまま使えたV801SA(2003年末サンヨー製)。
初代3G機を作って以来サンヨーはvodafone(現ソフトバンク)と決別したままなんだけど、初期3G機の中ではコレだけが欧米式UI仕様じゃ無く、使いやすかったんよなぁ。
友人と中国とイギリスに旅先分かれて無駄に写メールやムービー写メールを送ったり、国際電話かけたりあの頃は楽しかったけど、もうソフトバンクは辞めよう。
両方使っていた俺にはこんなところも思い出されてツボでした。

ネタバレ
最後の最後に気づく岸田。
あの屋上の場面でも「本当に気づいていなかったのかぁ本当にバカだなぁ」と思うと共に、『時をかける少女』のように「気づいていても関係が変わるのが怖かったのかもしれないなぁ」なんて寂しくなりました。

“女神”は、誰を指す言葉なんだろう…。蒼井優?上野樹里?それとも相田祥子?w


追記<2006-11-02>
市原隼人出演作品が時期かぶってるとこにばっか注目していたけど、よくよく調べてみたら上野樹里の方が7月の映画以降出演しまくってますね。映画にドラマに全部で7本も。
特にこの1ヶ月の間に主演含む出演作が3本公開と、テレビでは『のだめカンタービレ』にのだめ役で出演中。
いつ休んでるんだろうこの人。つか、どんなスケジュールで動いてるんだろう。
明日公開の『7月24日通りのクリスマス』は彼女を要チェックかな。


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5 コメント

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携帯 (kossy)
2006-10-31 21:49:54
「時かけ」といい、携帯にこだわる姿勢が素敵ですね~
俺は「あおい」だけでも充分にネタになるのが嬉しかったりします。
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ちなみに (april_foop)
2006-11-01 00:29:57
撮影順は『天使の卵』(1年前)→『チェケラッチョ』(作冬~春?)→『虹の女神』(今春~夏)ですよ、確か。

TBありがとうございました~!
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あおい祭り開催中 (そーれ)
2006-11-01 00:54:41
>kossyさん
ケータイチェックしながら映画観るのって気が散るので最近やってなかったんですが、この2本の映画は特に使ってたケータイが使用されていたので久しぶりに取り上げてみました(笑)

>april_foopさん
なるほどー。
『チェケラッチョ』はDVDのオマケに入ってたメイキングで今年1~2月の撮影だと知っていたんですが、『天使の卵』は1年も前なんですねぇ。
『虹の女神』が春~夏ということは、テレビ番組グータンヌーボーでゲストの市原隼人が「女ってわからねぇ」って言ってた頃かなぁ。
今思うと、この映画の影響っぽい言葉ですね。
返信する
こんにちは♪ (ミチ)
2006-11-01 09:35:31
やっぱり一旦友人としての関係ができてしまうと、その関係を壊すのは怖いものですよね。
智也もちょっとは気付いていたでしょうが、気付かないふりをしたと思います。
でもねぇ・・・あおいの気持ちを考えると切なくて。
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ですよね(笑) (そーれ)
2006-11-02 00:58:51
>ミチさん
二人とも後になって後悔してたんだろうなぁ。なんて、『時をかける少女』を観ながらこの映画の事を思い出していました(笑)
あおいがあの写メールを貰った時の喜びと、事故に会った時の絶望を思うと悲しくて仕方が無いですね。
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