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ヴァレリアン 千の惑星の救世主

2018-03-31 | 劇場映画れびゅー
辞める辞めると言いながら作り続ける監督の一人、リュック・ベッソンのSF超大作『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』を観てきました。
★★★

欧州では散々な結果に終わってしまったそうで、ヨーロッパコープの社長が辞任に追い込まれた後、何故か当事者のリュック・ベッソンがその座に就任したと言うわけのわからない展開になっているようです。

個人的には大好きな『フィフスエレメント』風に久々癖のある空気を感じる映像と世界観。
そして、前回のゴルチエのデザインを模倣して大丈夫なのかと心配になる美術と衣装を堪能出来ただけで十分満足。
ただ、こっちの方が数倍お金をかけてるのに、似せ方がチープに見えてドキドキです。許可得てるのでしょうか。

原作は大人気漫画だそうで、異次元世界との機械を介した干渉の仕方や、あらゆる星の星人が暮らす宇宙ステーションの設定なんかは監督のイマジネーションなのか、原作の要素なのかは不明ですが、斬新過ぎる設定のあらゆるところには『フィフスエレメント』の香りが漂っていて、コミカルでノリが良く、ワクワクしながら観る事が出来ました。

ディーヴァ・ダンスの代わりにリアーナ登場とか超アガります。
ボコーダーバリバリでオペラを歌ってくれていたら、もう★0.5足してました。

主人公二人が二人とも童顔過ぎるところは気になったけれど、何がウケなかったのかな?
超人気でも実はストーリーが薄っぺらいというSF大作が結構多い中では、それなりにしっかりしてたと思うけど、原作ファンの期待とは違う方向性で作ったのかな?



フィフス・エレメント [Blu-ray]
ブルース・ウィリス,ゲイリー・オールドマン,ミラ・ジョヴォヴィッチ
角川書店

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