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WANTED/ウォンテッド

2008-09-16 | 劇場映画れびゅー
出産から後、変な噂ばかりが絶えないアンジーも、しっかり女優業はこなしていたようです。
やたらとド派手な場面連続の劇場予告編が、どこの劇場に行っても流れてしっかり目に焼きついていたので、「見せ場は全部予告編でやってた」とボロクソに書く事になりそうな予感をしつつ、『WANTED』を観てきました。
★★★★

テレビの予告編ではDAIGOの人気に頼ろうとしてますが、劇場版をそのまま流した方が良いのでは?
と、あんなに派手な予告編が、それでも全部寸止めだった事に関心。
とにかく客寄せの為に、見せ場全部やっちゃって観にきた人達を失望させるショーモナイ予告編が増えてるけど、この映画は違います。
全部見せてるのに、ここであの場面がきそうと想像出来てしまうのに、その前後ももっと面白いんよね。

まず、主人公が所属することとなる訳のわからん暗殺者集団の設定がオカシくて、弾丸の起動を曲げる設定も、瞬時に傷を治してしまう風呂の設定も、みんなリアリティーの欠片もなうぃっしゅ。
無いのに真面目にやってるもんだから、なんだか逆にリアルみたいな。

設定が完全に漫画やらゲームの世界なので、あとはひたすらアンジーがカッコよかったり、現実の不甲斐ない生活にイライラしてる主人公がぶち切れる様子が清々しかったり、アリエネー銃撃戦やらカーアクションが妙に真実味を帯びて見えてきたり、そういった場面の連続にドップリ浸かって、肩で風を切って劇場を後にする。
そんな骨太の場面満載なガンアクション映画。

あからさまでわかり易い伏線が豊富なのも、適度に想像を膨らませながら観れて良いね。

ネタバレ
You are my son.と言わずに、I am your father.→ Noooooo!!!
という展開で爆笑をさらって欲しかったのは俺だけでしょうか。
つか、それでも笑ってしまったけどw



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (iina)
2008-09-20 11:46:27
ありえない設定も、演技をリアルに徹底すると、妙に真実味を
帯びるというのはわかります。
かみさんは、昨夜に思い出したかのように、もう一度観たいと
申しております。
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>iinaさん (そーれ)
2008-09-24 14:13:35
どうもです!
徹底的にやって世界観からつくりあげてしまう映画って結構好きなんですよね。
逆に「漫画やん」って一刀されてしまう場合も有るので、作り手としてはかなり難しいんでしょうね。
こういう映画は、テレビで放送してると何となくチャンネルが固定されてしまいます。
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