「オーシャンズ11」から3年、有り得ない事に前回の豪華キャストがフル出演で、さらに大物俳優達が加わって「オーシャンズ12」としてパワーアップして帰ってきました。元々お祭り映画だったのに続編が出来るなんて、こんな大お祭り映画観ないわけにはいかないのでさっそく観に行ってきました。
今回はキャサリン=ゼタ・ジョーンズとヴァンサン・カッセルまでメインキャストとして出ているうえ、ゲストにある人物が出てきます(驚) 前回カッコ良さが前面に出ていたストーリーもパワーアップして難解に入り組んだ遊びがプラス、コメディーの要素も追加されて豪華な娯楽映画として期待以上に楽しめました。
★★★★
この先ネタバレ
オーシャン(ジョージ・クルーニー)とその仲間たちはなんとオープニングで次々にベネディクト(アンディー・ガルシア)に捕獲されてしまい、盗んだ金に利子を付けて返却しなければいけない羽目に陥ってしまいます。諸事情有ってヨーロッパに舞台を移し、あの華麗な強盗劇を働いたグループとは思えないコソ泥としての地道な活動が始まります。この冒頭の部分がかなり地味で前作に無い退屈な雰囲気なのですが、この後に起きるどんでん返しの連続の序章なので我慢しましょう。俺はこのまま退屈な映画として続くのか不安になりましたよ(笑) 映画を観終わって、前作のストーリーやキャラクターを思い出させる為の演出なのかとも考えましたが、それにしてはちょっと長すぎました。
ライナス(マット・デーモン)はこの3年の間にキャリアを積んだと売り込むのですが、前回自信満々だったのにドジばかりして、顔向け出来ないオーシャンに対しては直接言えずラスティー(ブラッド・ピット)に言ってみたり、でもやっぱり自信が無くて結局ウジウジする始末。そういう細かい描写がちゃんと前作と繋がっていたりするので楽しい。
キャラクター作りは前回完成しているので、前作とリンクした演出に加えて今回は実際の俳優のイメージを連想させ、お祭り映画らしくいじくって遊んでいます。
ジョージ・クルーニーがおっさん扱いされていじけてみせたり、マット・デーモンは終始へなちょこっぷり。ジュリア・ロバーツなんか妊娠をおしてまでタカビシャで嫌な女優“ジュリア・ロバーツ”の役を演じてくれています。でも老けちゃったせいかなんか顔が疲れているように見え、今一番アブラの乗った女優キャサリン=ゼタ・ジョーンズが余計に際立って素敵に見えました。演技の上でも完全に食われちゃってますね。(しかし腐ってもジュリア・ロバーツ、エンドクレジットの順番ではやっぱり別格扱いされている。)
ヴァンサン・カッセルについては出ている事を知らずに観たのでライバル役で出てきてビックリしました。しかもカポエラカッコ良い!
ストーリー的には細かい部分でのどんでん返しの連続なんだけれど、全体を通して大きな伏線があるわけでは無い。なので深く考えずに観れるのかと言えばそうではなく、テンポがあまりに速いので字幕で観ていると意味がわからなくなってしまうところが有った。DVDが出たら一度日本語吹き替えでじっくり観てみようと思います。
今回はキャサリン=ゼタ・ジョーンズとヴァンサン・カッセルまでメインキャストとして出ているうえ、ゲストにある人物が出てきます(驚) 前回カッコ良さが前面に出ていたストーリーもパワーアップして難解に入り組んだ遊びがプラス、コメディーの要素も追加されて豪華な娯楽映画として期待以上に楽しめました。
★★★★
この先ネタバレ
オーシャン(ジョージ・クルーニー)とその仲間たちはなんとオープニングで次々にベネディクト(アンディー・ガルシア)に捕獲されてしまい、盗んだ金に利子を付けて返却しなければいけない羽目に陥ってしまいます。諸事情有ってヨーロッパに舞台を移し、あの華麗な強盗劇を働いたグループとは思えないコソ泥としての地道な活動が始まります。この冒頭の部分がかなり地味で前作に無い退屈な雰囲気なのですが、この後に起きるどんでん返しの連続の序章なので我慢しましょう。俺はこのまま退屈な映画として続くのか不安になりましたよ(笑) 映画を観終わって、前作のストーリーやキャラクターを思い出させる為の演出なのかとも考えましたが、それにしてはちょっと長すぎました。
ライナス(マット・デーモン)はこの3年の間にキャリアを積んだと売り込むのですが、前回自信満々だったのにドジばかりして、顔向け出来ないオーシャンに対しては直接言えずラスティー(ブラッド・ピット)に言ってみたり、でもやっぱり自信が無くて結局ウジウジする始末。そういう細かい描写がちゃんと前作と繋がっていたりするので楽しい。
キャラクター作りは前回完成しているので、前作とリンクした演出に加えて今回は実際の俳優のイメージを連想させ、お祭り映画らしくいじくって遊んでいます。
ジョージ・クルーニーがおっさん扱いされていじけてみせたり、マット・デーモンは終始へなちょこっぷり。ジュリア・ロバーツなんか妊娠をおしてまでタカビシャで嫌な女優“ジュリア・ロバーツ”の役を演じてくれています。でも老けちゃったせいかなんか顔が疲れているように見え、今一番アブラの乗った女優キャサリン=ゼタ・ジョーンズが余計に際立って素敵に見えました。演技の上でも完全に食われちゃってますね。(しかし腐ってもジュリア・ロバーツ、エンドクレジットの順番ではやっぱり別格扱いされている。)
ヴァンサン・カッセルについては出ている事を知らずに観たのでライバル役で出てきてビックリしました。しかもカポエラカッコ良い!
ストーリー的には細かい部分でのどんでん返しの連続なんだけれど、全体を通して大きな伏線があるわけでは無い。なので深く考えずに観れるのかと言えばそうではなく、テンポがあまりに速いので字幕で観ていると意味がわからなくなってしまうところが有った。DVDが出たら一度日本語吹き替えでじっくり観てみようと思います。
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TB有り難うございました。
こんな映画?でも『ハウル』を蹴落として『観客動員数1位』に輝いてしまいました。キャストやプロモーションだけ?で1位Getとは…。とかなんとか言っちゃって、私も観たんだからそのランキングのも協力してしまったのかな?ハウルも観たので痛み分けというところで。
「ハウル…」は私的にはまだ客入ってたんだという感じです(笑)
近いうちにDVDで見てからにしますっ!!!
(ので、詳しくコメントを読まないようにするねん)
いろんなBlog見てると否定的な意見多いから個人的にはお勧めするけど気に食わなかったらごめんね(笑)
同じセレブの共演映画でも「8人の女たち」とは対極にある感じです。
作戦とイレブンの特性が全然関係してませんでしたよね。3人で出来る話を11人でやっていたような気が