『秘密結社鷹の爪』のFROGMAN率いるDLEが、赤塚不二夫生誕80周年と没後7回忌追悼企画として『天才バカボン』をフラッシュアニメで映画化した『天才バカヴォン ~蘇るフランダースの犬~』を観てきました。
★★★★
DLEの映画は、上映期間が超短かったり、入場料が格安だったり、場合によっては無料で上映と言うあり得ない配給が話題を呼ぶパターンだったので、フツーに入場料を取って、当たり前に上映している事が新鮮。
しかも、今回は『秘密結社鷹の爪』とは何の繋がりもない『天才バカボン』を劇場向けで撮ったと言う、ある意味この会社にとって革新的で、真っ当なアニメ業界への冒険なんじゃ?的な辺りが気になって観に行きました。
バカボンのパパの声はFROGMAN。
思いっきりFROGMAN。
どう聞いても、『秘密結社鷹の爪』総統(小泉鈍一郎)のままな声で、「バカボンのパパなのだ」と喋る潔さ。
いつも一人で何役もやるんだから、もうちょい作ってくるのかと思ったら、全然総統声なのだ。
しかし、今回大勢登場しているMOBのゲスト芸能人声優さん達には、かつてのアニメ版『天才バカボン』や『元祖天才バカボン』でやっていた声を真似た感じに作りこんでいて、誰がやっているのかさっぱりわからない仕上がりw
どういう方向性で作られているのかって辺りから突っ込みどころ満載で楽しい。
バカボンのパパはどう聞いても総統声なのに、不毛な言葉返しによる喧嘩にならない言い合いやら、お決まりの台詞なんかの押さえるところはしっかり押さえているので、早々に違和感が無くなって、すっかりFROGMAN版バカボンも好きになっていた。
鷹の爪ファンとしては、最後に映画版が作られてから二年が経つのにこの映画を持ってきたと言うことで、どこかに鷹の爪色を盛り込んで来るかと思いきや、何のセルフパロディーも無いところが気になる。
天才バカボンの世界観の中に客を喜ばす鷹の爪を入れてこない潔さなんて書こうかと思いつつ、思いっきりフランダースの犬とコラボってた(と言うかファンが起こりそうな位いじり過ぎている)ことを思い出して辞めました。
いつも通り何も残らない映画ですが、とりあえず笑って笑ってちょっとホロッと出来ます。
★★★★
DLEの映画は、上映期間が超短かったり、入場料が格安だったり、場合によっては無料で上映と言うあり得ない配給が話題を呼ぶパターンだったので、フツーに入場料を取って、当たり前に上映している事が新鮮。
しかも、今回は『秘密結社鷹の爪』とは何の繋がりもない『天才バカボン』を劇場向けで撮ったと言う、ある意味この会社にとって革新的で、真っ当なアニメ業界への冒険なんじゃ?的な辺りが気になって観に行きました。
バカボンのパパの声はFROGMAN。
思いっきりFROGMAN。
どう聞いても、『秘密結社鷹の爪』総統(小泉鈍一郎)のままな声で、「バカボンのパパなのだ」と喋る潔さ。
いつも一人で何役もやるんだから、もうちょい作ってくるのかと思ったら、全然総統声なのだ。
しかし、今回大勢登場しているMOBのゲスト芸能人声優さん達には、かつてのアニメ版『天才バカボン』や『元祖天才バカボン』でやっていた声を真似た感じに作りこんでいて、誰がやっているのかさっぱりわからない仕上がりw
どういう方向性で作られているのかって辺りから突っ込みどころ満載で楽しい。
バカボンのパパはどう聞いても総統声なのに、不毛な言葉返しによる喧嘩にならない言い合いやら、お決まりの台詞なんかの押さえるところはしっかり押さえているので、早々に違和感が無くなって、すっかりFROGMAN版バカボンも好きになっていた。
鷹の爪ファンとしては、最後に映画版が作られてから二年が経つのにこの映画を持ってきたと言うことで、どこかに鷹の爪色を盛り込んで来るかと思いきや、何のセルフパロディーも無いところが気になる。
天才バカボンの世界観の中に客を喜ばす鷹の爪を入れてこない潔さなんて書こうかと思いつつ、思いっきりフランダースの犬とコラボってた(と言うかファンが起こりそうな位いじり過ぎている)ことを思い出して辞めました。
いつも通り何も残らない映画ですが、とりあえず笑って笑ってちょっとホロッと出来ます。
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