
映画界の巨匠がタッグを組み、巨額を投じて製作した考古学アドベンチャー映画と言えば『インディー・ジョーンズ』シリーズ。
今やVFXでなんでも出きる時代、セットだって背景だって、物理的に無理な事だってみんな映像に出きる時代に帰ってきた『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』を観てきました。
★★★
80年代当時を彷彿とするフィルムの色使い、当時の映画以上に時代考証を正確に表現した光景、“あの”シリーズの続きなんだと思わせるリアリティーよりも面白さ優先の演出、昨今いろんなスターが帰ってきてるけど、「ああ、インディーまでもが帰ってきた」と、子供の頃に楽しんで観てた者としては感慨深いものが。
世界的観光名所がわけのわからん遺跡に変えて描かれていたって、物理的に有り得ない事をしてたって、動物の生態がおかしく描かれていたって、それはインディー・ジョーンズシリーズだから良いんです的なノリで観るべし!
昔の007を観るのと同じ気構えが必要と自分に言い聞かせながら観なければ。
しかーし!
なんだろう、ワクワクしたのは音楽とカーチェイスに対してのみ。
セクシーさを微塵も感じさせなくなったハリソン・フォードの古臭さ(老人的な意味で)が、今更感を助長し、最近は特に自分でやろうとする俳優さんが多くなったからか、スタントマンとの入替わりの多さが気になりまくる。
80年代なら許された人種的な事への配慮や、世界中の人が観ている事に全く配慮していない演出が満載なところにはセンスを疑いまくり。
スティーブン・スピルバーグとジョージ・ルーカスがあんなに日本で宣伝しまくって、まさか核実験の場面で笑いを取ろうと考えてたなんて、何考えてるんだろう。
ケイト・ブランシェットは、こんな映画に出なきゃ良かったのにってな役柄。
全く彼女である必要なんて無い。
シャイア・ラブーフは相変わらず北陽の虻川。
次回作からの主演とかいう話は勘弁してください。
友人の、「パラマウントのロゴが何に変わるかが解った時点でこの映画は終了」という名言に、なるほどと感じた。
ネタバレ
シャイア・ラブーフにじじい呼ばわりさせた時点でファンを裏切ってますよ。
事実だとしてもw
冒頭に『レイダース』のアークが出てきたのに気づいた人はどのくらいいたかな?
今やVFXでなんでも出きる時代、セットだって背景だって、物理的に無理な事だってみんな映像に出きる時代に帰ってきた『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』を観てきました。
★★★
80年代当時を彷彿とするフィルムの色使い、当時の映画以上に時代考証を正確に表現した光景、“あの”シリーズの続きなんだと思わせるリアリティーよりも面白さ優先の演出、昨今いろんなスターが帰ってきてるけど、「ああ、インディーまでもが帰ってきた」と、子供の頃に楽しんで観てた者としては感慨深いものが。
世界的観光名所がわけのわからん遺跡に変えて描かれていたって、物理的に有り得ない事をしてたって、動物の生態がおかしく描かれていたって、それはインディー・ジョーンズシリーズだから良いんです的なノリで観るべし!
昔の007を観るのと同じ気構えが必要と自分に言い聞かせながら観なければ。
しかーし!
なんだろう、ワクワクしたのは音楽とカーチェイスに対してのみ。
セクシーさを微塵も感じさせなくなったハリソン・フォードの古臭さ(老人的な意味で)が、今更感を助長し、最近は特に自分でやろうとする俳優さんが多くなったからか、スタントマンとの入替わりの多さが気になりまくる。
80年代なら許された人種的な事への配慮や、世界中の人が観ている事に全く配慮していない演出が満載なところにはセンスを疑いまくり。
スティーブン・スピルバーグとジョージ・ルーカスがあんなに日本で宣伝しまくって、まさか核実験の場面で笑いを取ろうと考えてたなんて、何考えてるんだろう。
ケイト・ブランシェットは、こんな映画に出なきゃ良かったのにってな役柄。
全く彼女である必要なんて無い。
シャイア・ラブーフは相変わらず北陽の虻川。
次回作からの主演とかいう話は勘弁してください。
友人の、「パラマウントのロゴが何に変わるかが解った時点でこの映画は終了」という名言に、なるほどと感じた。
ネタバレ
シャイア・ラブーフにじじい呼ばわりさせた時点でファンを裏切ってますよ。
事実だとしてもw
冒頭に『レイダース』のアークが出てきたのに気づいた人はどのくらいいたかな?
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でもうちの奥さんはインディ好きでSF好きなので最高だったらしいです。よかった、よかった。
おっしゃるとおり、核実験の映像はやりすぎです。やっぱりアメリカ人には被爆国に対する考えが違うんでしょうね~
そうだよなー、この前スマスマで観ても『まっちゃ老けてるっ』と感じたし、今更感は否めないんやろうな。
「スワロが映画を見た」のスワローテイルです。
>それはインディー・ジョーンズシリーズだから良いんです的なノリで観るべし!
まさしく(笑)
「えー!無理でしょ」っていうシーンも度々ありましたが、
インディだからアリって許せてしまいますね。
でも、核実験のシーンはわたしもちょっとやりすぎのように思いました。
そのシーンは「インディだから」が通用しませんよね。
まあ、真面目に正面から見るとこのシリーズはハチャメチャですからね。
殺人も虐殺も核実験もスルー状態なのは、あくまでそういう映画───活劇として作ってるからだと私は思っています。
キノコ雲も彼らにしてみると、ドーンと爆弾が破裂して髪が縮れて顔が真っ黒になるのと同じレベルの発想ですよ。
拳銃で人を撃つのが“やっつける”というニュアンス程度のもので、殺人とかのちの放射能障害とかの発想とは次元を異にしているんですよ。
まあ無茶しよんなーとは思いましたけど。
びっくりしましたよねー。
楽しんで観てるのに、もうちょっと反核的な気の利いた台詞でもあれば印象も変わったんでしょうけど。
ブログに感想を書く事前提で斜め目線で観ているせいで楽しめなかったのかもしれないですw
今時の映画には珍しい切り替わりのわかりやすさでしたよねw
それもひっくるめて80'sな演出だったのかもですが、ハリソン・フォードの動きがヨロヨロとしてるのに切り替わると機敏になるのには物悲しいものがありました。
核爆発のシーンについては、被爆したインディーが続編では直後に急死したって設定にしてほしい位にムッとしました。
走るとヨロヨロしてるのは若いときからだったけど、今回はもうなんていうか老体に鞭打ってる感が。
CGで皺の緩和をしてるぽいけど、時々背中からのショットで消し忘れた首筋の皺がすごいことになってたり。
なら最初から小細工辞めて欲しいくらいに感じた。
そうなんですよねぇ。
みんなのヒーロー・インディーだからってノリで、目くじら立てずに楽しんでたんですよー。
なのになんだか…。
悪意は無いにせよ、あんなシーン見せられたらこれまでも今後もあの監督の映画をゆがんだ観かたをしてしまいそうです。
いやー、実際はもっとけちょんけちょんに書くべきだったかな?とも思ってるんですが、ファンの多い映画はあんまり書きすぎるとヤバイ事になりうるので辞めましたw
正面から観る気ははじめから無かったんですが、核爆発のシーンでスーッと我に返ったんですよね。
その後は全く楽しめなくなってしまって、監督自らが登場する予告編に誘われてこんな映画にお金を落とした事がなんだか悔しくて、結局ユダヤ人の事しか考えてないんじゃないかという結論に…。
商業目的な映画だからこそ、最低限コンシューマーへの配慮が必要だと思うんですよ。
逃亡途中にふと周りを見回すとアウシュビッツの毒ガス部屋に紛れ込んでしまっていて、笑いを取りながら逃げ出すなんて場面、ユダヤ人のスピルバーグは撮るでしょうか。