風薫る五月

風薫る五月であります。

暖かく、緑美しく、風に吹かれること自体心地よい。
ずっと、この風といたいような気にもなる。

ご門徒でお名前が「夏子」という方がおられた。
お手代わりで「釋夏風」という法名を付けました。

その時、遺族に夏の暑い時、
何とも言えない心地よい風吹いてきます。
なんな時、夏子様のおられる、お浄土からの風と思って下さい。

すると家族が妙に納得したことがあった。

お浄土でも風が吹く、
その風にふれると、妙なる音がし、信心を生起せしめ、さとりへと導く。

風も阿弥陀如来のお徳のはたらきであります。

もし、ここちよい風が吹いてきらお浄土からの風と思ってお念仏して下さいね。

～お聖教～
○八種の清風、光明より出でてこの楽器を鼓つ…
○清風宝樹をふくときは　いつつの音声いだしつつ…