先日の日曜礼拝は私の当番日
和讃は天親讃「如来浄華の聖衆は」より七種
和讃は「当流勧化章」
〈法話要旨〉
親鸞聖人は自身の親鸞という名前
天親菩薩の「親」の字を、曇鸞大師から「鸞」の字を頂いて
親鸞と名のられました。
天親菩薩のご著作「浄土論」
この浄土論をわかりやすく解説して下さったのが
曇鸞大師の「浄土論註」であります。
浄土真宗のご本尊「南無阿弥陀仏」を
「帰命尽十方無碍光如来」とお示しになり
この「帰命」「尽十方無碍光如来」という言葉を
最初に用いられたのが天親菩薩です。
阿弥陀さまという仏さまは
「尽十方無碍光如来」
(かけめなく十方を照らし、何ものにもさまたげられない無碍なる光の仏さま)
という光の仏さまでであり、
無礙なる光の仏さまに、
一心に帰命と(仏さまに全託する)するしか
私の救われる道はないと、自らの歩まれた道を通して
私たちに往生浄土の大道を残して下さったのであります。
…
(以下省略)