今年も新たな年が始まりました
でも「三日坊主」だけど
仕事は坊主です
新年あけましておめでとうございます
昨年は元旦より能登半島地震、2日には日航機炎上事故と言う悲惨な年始となりました。
世界を見ても戦争により多くの方々が苦しんでおられるおられますこと辛く悲しいことであります。
お釈迦様は、「この世の全て、生きと生くるもをはじめ・空も・地球も・宇宙も…絶え間なく全てが移り変わっている」と教えて下さいました。
私の頭の中も 物忘れが多くなってきました
それなのに 忘れていいことを憶えていたり、辛いこと、悲しいこと、嬉しいこと多々あります
まさに常なるものは何一つありません
今年もどんな動きがあるやら、無常の世に身を置き、共に生きて行かねばなりません。
仏説無量寿経に次のような言葉があります
「いま仏に値ひたてまつることを得、また無量寿仏の声を聞きたてまつりて、歓喜せざるものなし。心開明(しんかいみょう)なることを得たり」
(意訳)
今わたしたちは仏さまにお会いすることが出来ました。また、阿弥陀如来のことを聞かせて頂いて、喜ばない者は一人もおりません。みな心が開かれて、くもりが除かれました。
「声を聞く」とは、阿弥陀如来の願を聞き、祖師方の導きや、私たちに先立って念仏してくださった方々の、南無阿弥陀仏といいう声を聞くということです。
その声に導かれ、私たちの念仏の声を重ねながら、生活して行こうと言うことであります。
そこに私の本当の姿が照らし出され「阿弥陀仏にまかせよ!」
「愚かなるまま念仏せよ」との呼びかけを聞かせて頂きながら生きていくことです
それが歓喜であると教えられます
念仏のみ教えにより心が開かれ、くもりが除かれ 道が明らかになることであります。
この一年皆さまと共に、念仏の声を聞き、有り難き今を歩んで参りたいと思います
合掌:南無阿弥陀仏