住職として…ご門徒のお葬儀に行くと考えさせられることがある。
それは、この方は「信心よろこぶ人」であったであろうか?
…と、反省させられる。
昔から、ご門徒をお預かりするといい、
菩提寺と言わずにお手継ぎ寺と言ってきた。
それはご門徒を如来さまからお預かりするのでありましょう。
農家の方は、田んぼを先祖からお預かりし、
子や孫へと伝えていく。
子供をお預かり、立派な社会人とし社会へお返しする。
お預かりする中で、お互いが育てられていくんですね。
私の身体も預かりものいつかお返しする時が来る。