かわいそうに…

かわいそうに…

人が苦しみの中にいる時、
又は相手を思いやって「かわいそうに」と使う。

広辞苑では、ふびんなさま。同情に堪えぬさま。
「かわいそうな人」「かわいそうで見ていられない」

この言葉、相手を上から眺めて一見同情しているように思うけど、
相手を上から眺めての言葉であり、結構きつい言葉だなァ…と思う。

阿弥陀如来は私たちを「かわいそう」だから救ってあげようと思ってはおられない。

私の苦悩を自らの苦悩として下さり、
そこには上も下もなく自他一如であります。

砂漠を緑の森に

中国内モンゴル「クブチ砂漠等々」で展開されている、
砂漠を緑の森(アミダの森）へは、
一見すると途方もない事業に思う。

http://www.dia.janis.or.jp/~kenjo/
http://ww7.enjoy.ne.jp/~amidanomori/

古選一法氏(NPO法人砂漠緑化アミダの森理事長）は、
　砂の移動により砂漠化される大地。
　その大地に「森ができれば砂の移動は止まり、
　土は肥え、農業ができ食物がとれる。
　砂漠の民は貧困から救われる。
　戦争する必要がなくなり、平和が築かれる」
　まさに大経の説かれる「国豊民安　兵戈無用」の世界である。

と言われる。
ウ～ン言われてみればその通りだなァ…と実感する。

１本１２０円の苗木募金が寄せられ、
既に３０万本以上の植林がなされているという。

～砂漠緑化アミダの森は念仏者の実践道場～

皆さまのご協力宜しくお願いします。合掌

貪欲（とんよく）

今、何がしたい…？

そうだなァ…温泉でも行ってゆっくり休みたいなァ…
今の私の本音であります。

何かで読んだことがあるけど、
「冷たい」とか「めでたい」等々の形容詞は別にして、
言葉の最後に「…たい」が付いたら貪欲。
自分にとって好都合な状態への執着心…煩悩だそうだ。

昔の人は、朝から晩までよく働いていたよね。
旅行へ行きたいとかという欲も持たず…

それに引き替え私は「…たい」ばかりであります。
お恥ずかしや…南無阿彌陀佛

事実と真実

裁判所で、
「宣誓。良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、
偽りを述べないことを誓います」
とか宣誓するじゃないですか。

世間と仏法の立場は違うと思うけど、
「真実を述べ」じゃなくて
「事実を述べ」の方が良いんじゃないかといつも思うだよね。

広辞苑には、
事実…事の真実。真実の事柄。本当にあった事柄。
真実…うそいつわりでないこと。本当のこと。まこと等々

どっちも同じような意味だけど…
真実という言葉は使って欲しくないと思う。

親鸞聖人は教行信証に涅槃経を引かれて
　真実といふはすなはちこれ如来なり。
　如来はすなはちこれ真実なり。
　真実はすなはちこれ虚空なり。
　虚空はすなはちこれ真実なり。
　真実はすなはちこれ仏性なり。
　仏性はすなはちこれ真実なり。

…阿弥陀如来を真実と言われます。
私たちはどうかというと真実心のかけらもない凡夫であります。

～愚禿悲歎述懐和讃～
　浄土真宗に帰すれども
　真実の心はありがたし
　虚仮不実のわが身にて
　清浄の心もさらになし

～一念多念文意～
「凡夫」といふは、無明煩悩われらが身にみちみちて、
欲もおほく、いかり、はらだち、そねみ、
ねたむこころおほくひまなくして、
臨終の一念にいたるまでとどまらず、きえず、たえずと…

素人療法

先週まで (水泳)の許可が出てなかったので、
プールで一生懸命ビート板で していた。

どうもあのビート板というのは首・肩が支点となるので、
首筋から肩にかけて凝り固まったように肩がこっていた。

していても、 に向かっている時も痛いので、
マッサージしたり湿布を貼ったりしていたんだけど、
一向に良くならない、ある時マッサージの方に病院へ行った方が良いですよ！
と言われ、病院　

昨日、整形外科で診察してもらったら、
注射一本と薬(筋肉のこわばりを改善する薬）、
貼り薬を処方してもらったら全然良くなった！

「素人療法は大怪我の元」と言われるけど…西洋医学はすごい！

会話から相手の心を読む

お久しぶりです。
お元気ですか？
　…ハァ、何とか生活をしております。
お体の具合はどうですか？
血圧とか糖尿の方は大丈夫ですか？

良く聞かれる中年以降の会話である。

会話の中で、相手の病の様子を聞く場合。
自分自身が病で気をもんでいるから…
相手の病を聞いてくる場合が多いように感じる。

人間心理が無意識のうちに言葉となって表れるのかなァ…。

その内容は、病気・景気・孫のこと等々…

そういう時、
この方はそういう事に悩みを持っておられるんだなァ…
と相手を理解するんだけど…私の思い違いでありましょうか？

大地

私たちは大地の上で安心して生活しています。
もし、この大地が安心出来る地でなかったなら…
まさに、水上に浮く板の上を渡り歩く生活でありましょう。
私の立つベースは大地であります。

では、私の心のベース(大地)は何処に…？
お恥ずかしいことに私の心は、
時代・場所・時間によってコロコロと移り変わってゆく。

浄土真宗とは宗派名でもあるが、
「真実を宗とする」すなわち阿弥陀如来の智慧を、
私の人生のベースにすることであります。

ご門主は教書の中で、信心の行者の生活は
「如来の本願を究極の依りどころと仰ぐとともに、
罪悪生死の凡夫であることにめざめた、
喜びと慚愧の生活であります」と示されます。

～仏説無量寿経～
「大地のごとし、浄穢・好悪、異心なきがゆゑに。」
(意訳)
「大地のようである、清らかなものも汚れたものも善いものも悪いものも、わけへだてなくその上に載せるから」

高齢者マーク

思わず、心が豊かになったこと。

自動車には、初心者マークや高齢者マーク(75歳以上）を！
付けなければならない事になっている。

先日、
自転車の前籠の所に　
高齢者マーク(紅葉マーク)を付けている自転車を発見！

微笑ましい光景だ！
家族の方が、
おじいちゃんの為に買って来て付けたのだろうか…？

出発進行

天真寺の本堂は全て椅子式で阿弥陀様の方へ向いている。
まるで （バス）に乗っているような気になる。

先日の日曜礼拝（毎日曜日朝７時間～）が始まる時、
私の前に座っていたＭさんが後ろを振り向いたので、
思わず「みんな乗ってる？…お浄土行きのバスなんだから…」

バス旅行でもそうだが、みんな乗っていなかったら大変なことになる。
その時、ふと思ったことであるが、
Ｍさん、Ｉ さん夫妻…それぞれ乗っていても、
今、家族は乗っていない…。
家族全員お浄土行きの に乗っていたらどんなにか楽しいだろう…
今乗っていなくても必ず乗って下さいね！

間違いなく、このバス(大悲の願船）は安楽浄土（彼岸）に着くんだから…

７ヶ月のブランク

先日の鉄道トラブルの中病院へ行った。
結果、泳ぐことが許可されたんだよ。
…この日をどんなに待ち望んでいたことか！
この７ヶ月間は、ビート板と水中歩行のみ…
寂しい日々だった

耳栓して水泳キャップをかぶり…いざ出陣！
自分でも嬉しくて、顔がほころんでしまう。

まずは　　のようにゆっくり　
３０分位で店じまい！
久しぶりの力泳に筋肉痛