自然の法則に従い生き
娑婆の縁つき浄土に至る
南無阿弥陀仏
「自然」といふは、「自」は、おのづからといふ、行者のはからひにあらず。しからしむといふことばなり。「然」といふは、しからしむといふことば、行者のはからひにあらず、如来のちかひにてあるがゆゑに…合掌
〈大震災の爪痕〉
大震災から１１年余経過しましたが、海辺の町はまだまだ空き地が多く点在し、被害の大きさを思い知らされました。
宮古市田老は過去何度も大津波に遭い、万里の長城と言われる防波堤があった所でしたが、その防波堤を楽々越えられ多大なる被害・被災者を出した所です。
現在の防波堤は巨大な津波バリケードとなりました。
せわしなく一泊二日で無事弔問を終え花巻から帰宅。おわり
岩手県宮古市田老へ弔問で出かけてきました。
先の福島県沖での大地震で新幹線は1ヶ月余不通。
さあ、どうしましょ…
するとＪＡＬで羽田～花巻間は定期便はありませんが、臨時便が出ることになり急遽予約し行ってきました。
〈岩手県の道路事情〉
花巻から高速に乗り宮古まで、走っても走ってもサービスエリアがありません。
食事はおろかトイレもないので釜石で高速を降り、一般道で津波被災状況を見ながら走り山田で昼食（写真）2000円位の定食を注文したら、この豪華さに大満足（笑）
食後、また高速に乗り一気に宮古市田老へ到着。（休まなければ２時間です）
いや～便利になりました。すべて高速で繋がっている感じ。
後で聞いた話ですが、私は高速と思っていたが有料ではありません無料でした。
サービスエリアがないのは車を一端高速から下ろさせ、一般道の道の駅を利用させるため、サービスエリアを造らなかったそうです。
でも、便利になりました。花巻空港から友人のお寺まで信号機は１０ヶもない。
次回へ
「心配するな 大丈夫 何とかなる」
とんちで知られる一休さんが死に際に「この先、どうしても困ったときに開きなさい」と一通の手紙を残しました。数年後、困り果てた事態が起こり、弟子たちが手紙を開けるとこの言葉。（唯VOL7より）
本当ですね。手をこまねいていても、よしにつけ悪しきにつけ、どうにかなってしまうものです。
彼岸法要は帰命無量寿如来・南無不可思議光…
お正信偈で勤めさせて頂きました。
私たちは50年100年の命を全てと思い、ああしたい、こうしたい。ああなりたい、こうなりたいと、私（自我）を中心に生きております。
そんな私たちに
無量なるいのちの世界（阿弥陀）から、はたらきかけを聞かせて頂く。
そのはたらきかけにより（智慧の光明）、迷い（無明）の中に生きる私（凡夫）であり、この世が全てと思っていた私が、無量なるいのちの世界へ至らしめる道を知らされました。
これも先だって往かれた人々のお導きであります。
南無阿弥陀仏
昨日（2022年3月21日）は穏やかな日より中、多くのお参りを頂き、有り難い聴聞の日を過ごさせて頂きました。
参詣の門信徒の方々、種々準備運営の携わって下さった役員の皆さん。また、ご講師には彼岸中日というご多忙の中、御法義をお取り次ぎを下さりありがとうございました。
お陰様で、まだまだ予断を許さないコロナ禍ではありますが、無事に彼岸法要を終えましたこと重ね重ね御礼申し上げます。合掌・称名
