〈立ち読みにまつわる最も美しい話〉
19世紀欧州のある街で、
貧しい本好きの少年が毎日、
書店のウインドーに飾られた一冊の本を眺めていた。
読みたいけれどお金がない。
ある日のこと、本のページが1枚めくられていた。
翌日も1枚めくられて、少年は続きを読んだ。
そうして毎日めくられていく本を、
少年は何ヶ月もかかって読み終えることが出来たそうだ。
おとぎ話のような、書店の主のはからいである。
(2010.11.03天声人語より)
震災や原発事故で避難しておられる方々が沢山おられます。
節電も小さな思いやりの心だと思う。
私にも出来るおもいやり…