良寛さんの詩に(花無心)
花 無心にして 蝶を招き、
蝶 無心にして 花を訪ぬ。
花 開くとき 蝶来たり、
蝶 来たるとき 花開く。
…
知らずして 帝則(ていそく)に従う。
花は蝶を招こうと思って咲いているのではない。
蝶も花を訪ねようと思って飛んでいるのではない。
花は、咲く時節がきたら咲き、
蝶は飛ぶ時節がきたなら飛ぶ。
ただそれだけのことで、
それが自然の摂理。
蝶は花から蜜をもらい、
蝶は花から花に花粉をつけてやりる。
まさに、あるがままの世界であり
自然法爾の世界ですね。
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