法話会でご講師より浦島太郎の歌を紹介されました。
昔 昔 浦島は
助けた亀に連れられて
龍宮城へ来て見れば
絵にもかけない美しさ
乙姫様の御馳走に
鯛や比目魚の舞踊
ただ珍しくおもしろく
月日のたつのも夢の中
遊にあきて気がついて
お暇乞もそこそこに
帰る途中の楽しみは
土産に貰った玉手箱
帰って見れば.こは如何に
元居た家も村も無く
路に行きあう人々は
顔も知らない者ばかり
心細さに蓋とれば
あけて悔しき玉手箱
中からぱっと白煙
たちまち太郎はお爺さん
味わい深い歌ですね
ひとときの楽しみを求めて生きれど
光陰矢の如し
空しく年老いて終わり行く人生。
玉手箱に入っていた煙とは、儚く消え行く時間なのでしょう。
まさに私の人生か…⤵️