住職の独り言

~ご縁に触れて~

月明かり

2014年10月21日 | 独り言

~月明かり~

おろかなる

喜怒哀楽を

包みける

弥陀の大悲に

これ似たりけり

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定例法話会

2014年10月20日 | 独り言

今日、10月20日(月)午後1時30分より

定例法話会です。

講師 本願寺布教使 牧野悠水師(兵庫県)

どなたでもご自由にお聴聞下さい。

 

「明日ありと思ふ心のあだ桜、

夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかは」

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こどもの詩

2014年10月19日 | 独り言

おとうさんのかえりが おそかったので 

おかあさんはおこって 

いえじゅうのかぎを 

ぜんぶしめてしまいました 

それやのに あさになったら 

おとうさんはねていました

         (やなぎ ますみ  小1)

子どもの詩から

ありのままの家庭様子や

心模様が見ててくる

この詩にしても

お母さんが家中の鍵を閉めたから

入れないはずなのに…??

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有難き法話

2014年10月18日 | 独り言

《細川巌》

我々は卵の殻の中にいるような存在である。

自己中心の思いという殻の中にいるのです。

親鳥に抱かれて温められて殻が破れてひよこになる。

ひよこになると殻を超えた世界(仏の世界)があることと、

自分が今まで自己中心の思いに囚われていたことに気づく。

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2014年10月17日 | 独り言

お念仏

聞けば聞くほど

味深し

仏種となりて

さとりに到る

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拠り処

2014年10月16日 | 独り言

一つ一つ 

頼りにしていたものが去って行く

そんな 先細りの人生に

光を示し 

確かな拠り処となって下さる御本願

南無阿弥陀仏

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月光浴

2014年10月15日 | 独り言

日光浴は知っているけど

月光浴とは

…月の光を浴びながらもの思いにふける

…月の光に浮かび上がる風景を愉しむ

秋らしくていいですね。

一つの月を世界の人がめでながら

共に語り合ったり共感したり…

宇宙に思いをはせる…

仏の世界に思いをはせる…

 「月影の至らぬところはなけれどながむる人の心にぞすむ」

法然聖人)

月光浴いいですね…

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2014年10月14日 | 独り言

愚かなる

愚痴闇鈍の

この我を

さとりの智慧に

即 転じけり

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暴風駛雨

2014年10月13日 | 独り言

大型の台風19号が

日本列島を吹き吹き荒れています。

親鸞聖人はご自身の心を

暴風駛雨(ぼうふうしう)のごとしと言われます。

まさに如来さまの真実心と対比しての

洞察力でしょうね!

 

あるお寺の掲示板に

 「怒り」

怒鳴り声で

相手を威圧し

自分の主張を

押し通す

とありましたが、

まさに「暴風駛雨」ですね。

縁い触れたら何をしでかすか分からない

可能性を含んで知る私であります。

【入出二門偈】

「今の時、悪を起し衆罪を造る、恒常なること暴風駛雨のごとし」

【高僧和讃】

「濁世の起悪造罪は 暴風駛雨(ぼうふうしう)にことならず 

諸仏これらをあわれみて すすめて浄土に帰せしめり」

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別れの言葉

2014年10月12日 | 独り言

葬儀に伺った折

故人の遺品コーナーに

お別れの挨拶文が掲示板されていました。

 (原文にて紹介)

前略 様にはご健勝にてお過ごしの事とお喜び申し上げます

さて私儀お迎えが参りまして旅立つ事となりました

西の方角億万浄土とも申しますが

遠方にもかかわらず

旅費が三途の川の渡し賃六文のみにて安く

今まで行った人達が帰って来た試しがないので

随分と住みやすい所でしょう

何しろ遠方の事故二度とお目にかかる事もないと思います

今迄一方ならぬお世話になり乍ら

ご挨拶もせずご無礼何卒お許し下さい

お幸せにおすごしなさるよう心からお祈り致します。

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