2022年7月のブログです
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北海道上陸2日目の朝。
涼しいので、東川の道の駅の近くを散歩をすると、いつもの旭岳は雲に隠れているが、十勝岳がきれい。
モノトーンの感じで輝いていて、絵ごころのないじーじでも思わず足をとめて見入ってしまう。
カレンダーなどで見るよりはるかにきれい。
自然はすごいなあ、と思う。
若いころ、山に登って、きれいな風景を写真に撮ったものの、いざ現像をするとその美しさが表現できず、以来、みずからの絵ごころのなさを棚に上げ、写真より、その場で見る風景を眼に焼きつけようと思ってきた。
凡人ゆえに、いま、ここでの感動を大切にすることが、そのまま生きることに繋がると思ったがゆえだが、それでもいいのだ、と居直っている。
それだけに、散歩の際の素敵な風景との出会いや動物との出会いを大切にしようと思う。
それぞれの感動がおとなのこころを優しくしてくれるような気がする。
先達は、生きることは創造、生きることは遊び、という。
旅先であれ、ふだんの生活であれ、いま、ここでの感動を大切にすることが、おとなのこころを和らげてくれるようだ。 (2022.7 記)