※この記事をお読みいただく前に
本記事および我が『長岡京エイリアン』における関連の過去記事では、偉大なる江戸川乱歩の生み出したキャラクター「明智小五郎」、「怪人二十面相」、「小林芳雄」、「女賊黒蜥蜴」、「中村警部」などを映像・舞台・アニメ等の様々なジャンルで演じられた俳優の方々の歴代カウントに関して、「ぜんぶいっしょくたにして時系列順にかたっぱしから数えあげる」という、無謀極まりない手法を取らせていただいております。
これは、ふつう映画は映画、アニメはアニメというように別個に分けている一般的な計測法とは異なるものですし、公式なアナウンスがなされている代数ではもちろん全くございません。さらには、本記事の責任者であるそうだいの独断と偏見、リサーチ不足による瑕疵が含まれている可能性の多分に高いものでありますので、真に受けて他の場で引用したりなどは絶対にせずに、「ヒマなやつもいたもんだ」程度に軽く受け流すと共に、乱歩ワールドは、まぁだいたいそのくらいの悠久の歴史と不滅の人気を21世紀の今もなお誇っているのだな、と了解していただけますと幸甚の至りでございます。
p.s. まさかとは思いますが、ほんとにそのカウントなのかどうかを確かめようとして計算してみた時に、「明智小五郎」と「怪人二十面相」がそれぞれ1人ずつ多いことにお気づきになる超奇特な方がいらっしゃるかもしれませんが、それは、そうだいが『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』(2019年~放送中)の第15話『名探偵 VS ファントミダイヤ!』(7月14日放送)以降に登場したキャラクター「明土(あけっち)小五郎」(演・堀内正美)と、「怪盗二十面相」(演・諏訪太朗)のお2方を、「キャスティングがシブすぎる」という理由からこっそり本物にまぜてカウントしたためです。まぁ、ゆるしてちょうだいよ。実相寺ワールド FOREVER!!
ドラマ『黒蜥蜴 BLACK LIZARD 』(2019年12月29日放送 NHK BSプレミアム 119分)
『黒蜥蜴 BLACK LIZARD 』は、林海象の監督・脚本による、『黒蜥蜴』の10度目の映像化(三島由紀夫による戯曲版の映像化も含める)。
江戸川乱歩の生誕125周年記念として乱歩の『黒蜥蜴』を、「サイバーセキュリティをすり抜けるハイテク犯罪が横行する架空の近未来」を舞台に翻案して映像化した。
『黒蜥蜴(くろとかげ)』は、江戸川乱歩の長編探偵小説。「明智小五郎シリーズ」の第7長編で、1934年1月~12月に連載された。
本作、もしくは本作を原作とする三島由紀夫による戯曲(1961年発表)を原作として、これまで映画2本・TVドラマ8本(2019年版を含む)・ラジオドラマ2本が制作された。なお、コミカライズも4回されている(舞台化作品に関しては、多すぎてカウントできましぇ~ん)。
本作の執筆前、作者・江戸川乱歩はスランプにおちいっており、ほぼ休筆状態にあった。スランプの大きな要因は、乱歩が本来目指していた「本格推理もの」が思ったより反響がなく、『一寸法師』(1926~27年連載 明智もの第1長編)や『蜘蛛男』(1929~30年連載 明智もの第2長編)といった「変格もの」、いわゆる通俗スリラーに大衆の絶大な支持が集まったためだった。この『黒蜥蜴』もまた、乱歩が出版社の要望に応じて書いた変格もの通俗スリラーである。乱歩にとっては本意ではなかった通俗スリラーであるが、本作も連載が開始されるやいなや大反響となり、たちまち乱歩の代表作の一つとなった。
あらすじ
近未来。私立探偵・明智小五郎は大富豪の岩瀬庄兵衛からの依頼で庄兵衛の娘・早苗を警護することになった。庄兵衛の娘を狙っているのは、宝石を盗み出し偽物とすり替える能力に長けた怪盗・黒蜥蜴。明智は、早苗をかくまうと申し出たホテルオーナーの緑川婦人こそが黒蜥蜴であると見抜くが、黒蜥蜴が仕掛けた巧妙な仕掛けに手間取り、結局は早苗も誘拐されてしまう。明智は黒蜥蜴のアジトである潜水艦に単身忍び込むが、そこで黒蜥蜴に秘められた悲しい過去と驚愕の正体を知ることになる。互いに恋に落ちながらも、自らの誇りを懸けて対峙する明智と黒蜥蜴。2人の対決の行方やいかに。
主なキャスティング
20代目・女賊黒蜥蜴 …… りょう(46歳)
83代目・明智小五郎 …… 永山 絢斗(30歳)
40代目・小林芳雄 …… 佐久間 由衣(24歳)
11代目・中村刑事部長 …… 佐野 史郎(64歳)
岩瀬 早苗 / 桜山 葉子 …… 福本 莉子(19歳)
岩瀬 庄兵衛 …… 二世 中村 梅雀(64歳)
真田刑事 …… 佐野 岳(27歳)
雨宮 潤一 …… 吉村 界人(26歳)
女中頭の房子 …… 月船 さらら(44歳)
松公 …… 堀内 正美(69歳)
北村 …… 市川 知宏(28歳)
アンドロイド・マリア …… 大鶴 美仁音(みにおん 28歳)
42代目・怪人二十面相 …… 松尾 貴史(59歳)
天馬 英九郎博士 …… 風間 トオル(57歳)
主なスタッフ
演出および共同脚本 …… 林 海象(62歳)
音楽 …… サキタ ハヂメ(48歳)
アクション指導 …… 横山 誠(52歳)
拳銃指導 …… 栩野 幸知(67歳)
いや~、年の瀬にすんばらしい特大プレゼントがきたよコレ!! なぜ今!? なぜ林海象!? なぜ近未来SF 設定!? そして、なぜなぜりょうさん主演!?
感想のために録画したものをじっくり観るのはまず後にしまして、いちおうざっと1回観てはみたのですが……ダサい! だが、そこが良い!! なんか、懐かしいんだよなぁ。昭和から平成に切り替わる1988~92年くらいの画づくりなんだよなぁ。そして、CGの使い方は2000年代前半の感じという徹底ぶり。レトロフューチャーとはこういうことなのか。いい感じにダサかっこいい!! これ、ものすごいバランス感覚のなせる業ですよ。
というわけで、いつになるのかは皆目見当がつきませんが、私の愛するりょうさんのためにも、感想をつづる本文は、必ずやいつか完成させる所存也。少々お待ちを! 少々、か……?
爬虫類系顔随一の美貌を誇るりょうさんが黒蜥蜴を演じるんだぜ!? これに応えずしてなにが爬虫類顔好きか!! 立てよ、爬虫類顔好き国民!! 来年はネズミを丸呑みするコモドオオトカゲ年でいきましょうやあ!!
本記事および我が『長岡京エイリアン』における関連の過去記事では、偉大なる江戸川乱歩の生み出したキャラクター「明智小五郎」、「怪人二十面相」、「小林芳雄」、「女賊黒蜥蜴」、「中村警部」などを映像・舞台・アニメ等の様々なジャンルで演じられた俳優の方々の歴代カウントに関して、「ぜんぶいっしょくたにして時系列順にかたっぱしから数えあげる」という、無謀極まりない手法を取らせていただいております。
これは、ふつう映画は映画、アニメはアニメというように別個に分けている一般的な計測法とは異なるものですし、公式なアナウンスがなされている代数ではもちろん全くございません。さらには、本記事の責任者であるそうだいの独断と偏見、リサーチ不足による瑕疵が含まれている可能性の多分に高いものでありますので、真に受けて他の場で引用したりなどは絶対にせずに、「ヒマなやつもいたもんだ」程度に軽く受け流すと共に、乱歩ワールドは、まぁだいたいそのくらいの悠久の歴史と不滅の人気を21世紀の今もなお誇っているのだな、と了解していただけますと幸甚の至りでございます。
p.s. まさかとは思いますが、ほんとにそのカウントなのかどうかを確かめようとして計算してみた時に、「明智小五郎」と「怪人二十面相」がそれぞれ1人ずつ多いことにお気づきになる超奇特な方がいらっしゃるかもしれませんが、それは、そうだいが『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』(2019年~放送中)の第15話『名探偵 VS ファントミダイヤ!』(7月14日放送)以降に登場したキャラクター「明土(あけっち)小五郎」(演・堀内正美)と、「怪盗二十面相」(演・諏訪太朗)のお2方を、「キャスティングがシブすぎる」という理由からこっそり本物にまぜてカウントしたためです。まぁ、ゆるしてちょうだいよ。実相寺ワールド FOREVER!!
ドラマ『黒蜥蜴 BLACK LIZARD 』(2019年12月29日放送 NHK BSプレミアム 119分)
『黒蜥蜴 BLACK LIZARD 』は、林海象の監督・脚本による、『黒蜥蜴』の10度目の映像化(三島由紀夫による戯曲版の映像化も含める)。
江戸川乱歩の生誕125周年記念として乱歩の『黒蜥蜴』を、「サイバーセキュリティをすり抜けるハイテク犯罪が横行する架空の近未来」を舞台に翻案して映像化した。
『黒蜥蜴(くろとかげ)』は、江戸川乱歩の長編探偵小説。「明智小五郎シリーズ」の第7長編で、1934年1月~12月に連載された。
本作、もしくは本作を原作とする三島由紀夫による戯曲(1961年発表)を原作として、これまで映画2本・TVドラマ8本(2019年版を含む)・ラジオドラマ2本が制作された。なお、コミカライズも4回されている(舞台化作品に関しては、多すぎてカウントできましぇ~ん)。
本作の執筆前、作者・江戸川乱歩はスランプにおちいっており、ほぼ休筆状態にあった。スランプの大きな要因は、乱歩が本来目指していた「本格推理もの」が思ったより反響がなく、『一寸法師』(1926~27年連載 明智もの第1長編)や『蜘蛛男』(1929~30年連載 明智もの第2長編)といった「変格もの」、いわゆる通俗スリラーに大衆の絶大な支持が集まったためだった。この『黒蜥蜴』もまた、乱歩が出版社の要望に応じて書いた変格もの通俗スリラーである。乱歩にとっては本意ではなかった通俗スリラーであるが、本作も連載が開始されるやいなや大反響となり、たちまち乱歩の代表作の一つとなった。
あらすじ
近未来。私立探偵・明智小五郎は大富豪の岩瀬庄兵衛からの依頼で庄兵衛の娘・早苗を警護することになった。庄兵衛の娘を狙っているのは、宝石を盗み出し偽物とすり替える能力に長けた怪盗・黒蜥蜴。明智は、早苗をかくまうと申し出たホテルオーナーの緑川婦人こそが黒蜥蜴であると見抜くが、黒蜥蜴が仕掛けた巧妙な仕掛けに手間取り、結局は早苗も誘拐されてしまう。明智は黒蜥蜴のアジトである潜水艦に単身忍び込むが、そこで黒蜥蜴に秘められた悲しい過去と驚愕の正体を知ることになる。互いに恋に落ちながらも、自らの誇りを懸けて対峙する明智と黒蜥蜴。2人の対決の行方やいかに。
主なキャスティング
20代目・女賊黒蜥蜴 …… りょう(46歳)
83代目・明智小五郎 …… 永山 絢斗(30歳)
40代目・小林芳雄 …… 佐久間 由衣(24歳)
11代目・中村刑事部長 …… 佐野 史郎(64歳)
岩瀬 早苗 / 桜山 葉子 …… 福本 莉子(19歳)
岩瀬 庄兵衛 …… 二世 中村 梅雀(64歳)
真田刑事 …… 佐野 岳(27歳)
雨宮 潤一 …… 吉村 界人(26歳)
女中頭の房子 …… 月船 さらら(44歳)
松公 …… 堀内 正美(69歳)
北村 …… 市川 知宏(28歳)
アンドロイド・マリア …… 大鶴 美仁音(みにおん 28歳)
42代目・怪人二十面相 …… 松尾 貴史(59歳)
天馬 英九郎博士 …… 風間 トオル(57歳)
主なスタッフ
演出および共同脚本 …… 林 海象(62歳)
音楽 …… サキタ ハヂメ(48歳)
アクション指導 …… 横山 誠(52歳)
拳銃指導 …… 栩野 幸知(67歳)
いや~、年の瀬にすんばらしい特大プレゼントがきたよコレ!! なぜ今!? なぜ林海象!? なぜ近未来SF 設定!? そして、なぜなぜりょうさん主演!?
感想のために録画したものをじっくり観るのはまず後にしまして、いちおうざっと1回観てはみたのですが……ダサい! だが、そこが良い!! なんか、懐かしいんだよなぁ。昭和から平成に切り替わる1988~92年くらいの画づくりなんだよなぁ。そして、CGの使い方は2000年代前半の感じという徹底ぶり。レトロフューチャーとはこういうことなのか。いい感じにダサかっこいい!! これ、ものすごいバランス感覚のなせる業ですよ。
というわけで、いつになるのかは皆目見当がつきませんが、私の愛するりょうさんのためにも、感想をつづる本文は、必ずやいつか完成させる所存也。少々お待ちを! 少々、か……?
爬虫類系顔随一の美貌を誇るりょうさんが黒蜥蜴を演じるんだぜ!? これに応えずしてなにが爬虫類顔好きか!! 立てよ、爬虫類顔好き国民!! 来年はネズミを丸呑みするコモドオオトカゲ年でいきましょうやあ!!